R326と県道207号線を結ぶ下赤祝子川林道に入る少し手前にある新しい温泉施設である。
切妻式の建屋で入口の下駄箱で靴を脱ぐ。自動券売機は受付の反対側、下駄箱の隣にある。入浴券をロビーに渡して風呂場へ急ぐ。
鍵付きのロッカーに衣類をしまって風呂場に入る。シャワー付きカランは6つくらい。リンス入りシャンプーとボディーソープは常備されている。内風呂には浴槽がひとつあるだけで、たしかサウナなどの施設はなかったと思う。サウナは好きじゃないのであえて探さない。身体を洗ったあとは露天風呂に向かう。
あずまやのような庇で半分くらいが覆われている露天風呂は7、8人も入れば混むだろう、割りと比較的小じんまりとしたものだが、正面には大崩山塊を眺めることができるのが嬉しい。心地良い疲労を感じつつ、今日の山行を思い返しながらお湯に浸かれるのだ。湯温がデジタル温度計で表示されている。40℃くらいだ。
残念なのは山の手前に高圧線の鉄塔が邪魔をしていること。地元のおじいさんによれば「鉄塔が先にできてた」ということである。右手の小さな林も邪魔で、周りは緑が多いんじゃから切ってしまえばいい、とも言っていた。
お湯は無色無臭の単純泉だが、弱アルカリ性(pH7.67)で少しぬるつく。源泉温度が30℃程度だから沸かし湯なのだろう。掛け流しでもなく、少しカルキのような塩素系の臭いもするがこれは仕方ないところ。大崩山から最も近く、眺めの良いこの温泉に入らないわけにはいかない。
風呂から上がったら、畳の休憩室で寝ころがってジュースで水分補給だ。