昔ながらの温泉宿という感じでいくつもの棟がゴチャゴチャと建てられている(こういう温泉宿は私は好きである).湯治客用に食糧も売っている.
風呂は建屋の中の内風呂と少し離れたところにある露天とがある.内風呂は女湯と混浴のみで混浴は白木の明るくてきれいな風呂場だが,洗い場はひとつしかない.湯はちょっと熱くて白濁しており,手ですくってみても湯の中の粒子は確認できないほどきめが細かかったが,これは時間とともに変化するのかもしれない.湯船は広めで7〜8人は入れそうである(この辺記憶が曖昧).風呂側からの扉が分かりにくく男性は風呂から出るときに女性用の脱衣所に入らないよう気を付ける必要がある(そういう人が何人かいた).
宿に着いたのが早かったせいか露天風呂は掃除の最中で夕方の4時まで待たされた.4時に入ったときはまだ湯が半分位しか入っておらず,色も殆ど透明であった.露天風呂へは建屋からサンダルで少し歩く.棚があるだけのあずまやが脱衣所だ.湯船は岩でできた混浴がひとつだけで河原にあり,10人くらいは入れるだろう.周囲は三方を山に囲まれており紅葉を眺めながら入浴できて露天風呂ならではの味わいがある.
なお,ガイドブックには上記のように泉質として2種類あると書かれてあるが,露天と内風呂との違いであるのかどうか分からなかった(表示を見損なった).
次の日の朝にもう一度入ったが湯はもう白濁していた.温泉はこうでなくてはいけない.落ち葉が湯に落ちていて風情があると言うか足に絡まって気になると言うか…….でもひんやりとした空気の中での入浴は気持ちが良いものだ.
なお,峠駅との間に送迎マイクロバスが走っている.