私が住んでいる
宮崎はとても暑いです。
さすがに真夏の瞬間的な最高気温は、フェーン現象の起きる地域にはかないませんが、昼間の暑さの続く期間は尋常ではなく、5月から11月までの一年の約半分に及びます。
また真夏の日差しは暴力的で、光を浴びていると言うより板か何かでめった打ちにされているような痛さを感じます。
そういうところで家を建てようというのですから、暑さ対策は当然考えなくてはいけません。
ちなみに徒然草にも、家を建てるときは夏を基準にしろと言う意味のことが書いてあるのですが、京都の冬は寒いので、個人的にこの意見はどうかと思います。人は暑さではめったに死なんが、寒いとすぐ死ぬからです。
話がそれましたが、ここは、私が「暑さを防ぐ」「家族が常に顔を合わせる」「防犯」という三本柱のコンセプトで家を建て、またその後住んでみての記録です。
前兆
ニセ伊藤かずえ
以前、NHKの朝の連ドラに「すずらん」というのがありました。いわゆる「女の一生」モノです。
ドラマの中で、ヒロインが富豪の遺産を相続する展開があります。すると伊藤かずえ演じる息子の嫁が浮かれて、夫にマンションや家を見に行こうとせがむのです。
あるとき妻が、伊藤かずえの物マネで、
「あなた、週末にはモデルハウスを見に行きましょう」
と言ったときは、またいつものギャグだと思っていました。が、どうやら本気のようだったのでお付き合いしました。
しかし、家を建てた方はみんなご存じでしょう。モデルルームを見に行くようになったら、その家族は早晩家を建てる運命にあることを。やはり眼の前にモノがあるという威力はすごいです。だから衝動買いなんてことがあるのですが。
間取りは自分ならこうするなどと考え始めると、もう術中にはまったも同然です。
マイホームが欲しいと思っている奥様方、モデルハウス巡りが第一歩ですので、旦那様をだましてでもモデルハウス巡りに連れて行きましょう。
逆に、家を建てて小遣いが減らされるなんてまっぴらだとお考えのアナタ、モデルハウス巡りには死んでも行っちゃいけません。(追記 ここのところを読んだ妻から、「まるでわたしが家を欲しいばっかりにあなたをだまして連れて行ったみたいじゃない」とクレームがつきました。真実は・・ご想像におまかせします、あっ今背後に妻が立っています。皆さんさようなr・・)
不動産の営業
不動産というのは利幅が大きい商品です。従って脈があると思われたら、営業はものすごくしつこいです。
モデルハウスを見るときには住所や連絡先を書かされます。頑として拒否しても良いのですが、相手の態度の硬化を招いて聞きたいことも聞けないかもしれません。まだ覚悟が決まらないうちは、ニセの住所やニセの電話番号を書く練習をしてから行くのがいいかもしれません。
また、クルマのナンバーさえ分かれば、陸運局で所有者や使用者の住所が分かります。営業によってはそこから住所を割り出します。これの対策としては、ナンバーを見られないような場所にクルマを止めてサンダル履きで行き近所の野次馬を装うか、念を入れて借りたクルマで行くという方法が考えられます。
間取り
ゲームじゃないのよ3DCADは
まだ家を建てる計画が具体化する半年前くらいのことです。
私たちは一家で家電量販店に行ってパソコンソフトを見ていました。妻が「これ買おうよ」と指さしたのが、市販の建築CADでした。パソコンで間取りを作ったら、それを立体化しくれるというものです。本物の家の中を見て回るように、家の仮想空間内を見て回ることができます。
3Dソフトですから、かなりのCPUパワーが必要なのですが、自作パソコンをアップグレードしたばかりでマシンの性能に自信があった私は、ベンチマークを買うようなつもりで承諾しました。思えばその日が、家を建てるということの始まりだったかもしれません。
建築CADには2種類ありましたが、「3Dあっ!とホームプランナー」というのを買いました。たしか、外構や照明器具によるライティングのシミュレーションができるというのが、こちらを選んだ理由だったと記憶しています。が、操作がややこしすぎるので、その機能は今まで使ったことがありません。コンピュータのアプリケーションにおいては、よくあることです。
さて、CADをインストールして理想の家を造ってみます。ソフトを立ち上げてみると、ウインドウが左右に2分割されていて、左の2Dエリア(平面図)に部屋をドラッグアンドドロップしていくと、右画面の3Dエリアに自動的に家の3DCGが生成されるという仕組みです。
さて、理想の家ができました。建坪1000坪の平屋です。妻にふざけるなと怒られました。そこで部屋を縦に積んでみました。できた家はとてつもない高度に達しています。・・などとバカなことをやっているうちに、なんとなく、ウチの家族が家の間取りに求める要求というものがはっきりしてきました。
台所へのアクセス
そのころ私たちは集合住宅の4階に住んでいました。我が家は子供が三人で、そのうち一人が赤ちゃんです。クルマで出かけて帰ってきたとき、上の子が歩いて部屋に戻ってくれればいいのですが、車内で寝たりしてしまうと大変です。寝てしまうと重い子供を抱えて、四回まで階段を上らねばなりません。一度に抱っこできるのは一人ですので、上の子のどちらかが寝てしまったときには、誰かを一度車内に残しておかなければなりませんので、なにかと心配です。雨でも降っていた日には傘も差せずに悲惨です。そういう経験をしていたので、新居では買い物をして帰ってもすぐ勝手口から入れることが第一の条件になりました。
リビング階段
家を建てようと思ってから、いろいろ参考書を読みました。その中で気になったジャンルの本があります。それは、少年犯罪をおこした家庭の家の間取りには、問題がある、というテーマの本です。問題がある間取りというのは、親と子供との交流を分断するような間取りということです。たとえば、女子高生監禁殺人の犯人の部屋は親と顔を合わせずに出入りできるようになっていたとか、幼児連続誘拐殺人の犯人は、離れに住んでいたといったことです。
もっとも、私に言わせれば、間取りに問題があったにせよ、それが何らかの形で犯罪を引き起こしたというのは言い過ぎで、むしろ、子供のことを気にかけていない親の態度が、間取りに投影されていたと言うべきでしょう。
とはいえ子の親としては、やはり気になるので、これらの本の著者が推奨している、階段をリビングにおくという間取りにすることにしました。階段をリビングにおくと、2階の子供部屋に行くときには、必ず家族の誰かと顔を合わすことになるわけです。
ただ、階段をこのような配置にすると、間取りが難しくなります。階段というものは家の端に寄せた方が空間を無駄なく使えます。階段が中央にあると、スペースに過不足が生じがちなので、この問題の解決にはものすごく苦労しました。
また、冬になるとリビングの暖気が二階へ上がってしまうので、暖房効率が悪くはなります。とはいえ、当地では寒い期間はごくわずかなので、これには目をつむることにします。この考えの延長線上で、リビングは出来るだけ心地よくして家族が集まるようにして、個人の部屋は寝るだけ、というコンセプトで間取りを設計しました。
男の砂上楼閣
雨の日でもバイクがいじれるガレージがあるといいなあ。ほら工務店の社長もうなずいてるじゃない、社長もバイク乗りだから。・・やっぱりだめ?
じゃ書斎。今でも本の置き場に一部屋つぶしてるし。OK?やったぁ。
でも窓が一つもなくて、折檻部屋ですかこれは。
子供部屋
実は、工務店と間取りを打ち合わせている途中で、3人目の子供の妊娠がわかったので、子供部屋は後から仕切れるように壁を作らず、壁紙も張りませんでした。
家事室
基本的には、私が作った間取りで工務店との打ち合わせが進んだのですが、一箇所、工務店の提案で追加した部分があります。それは家事室です。私の設計では、勝手口から直接キッチンへ入るようになっていました。これを、まず外からはまず家事室に入るようにして、家事室から更にキッチンに入るようになりました。結果的に物がたくさん置けるし、冬でも外気が直接入ってこないので助かっています。
工務店
設計と施工
私がお願いしたT工務店は、設計から施工まで一貫して行うタイプです。一般的には、設計と施工を別にして、設計士さんに施工の管理監督をしてもらった方が良いと言われています。両者を一貫して行うタイプは、信用のおけるところであれば、施行段階になってからもかなり融通が利くという利点もあります。
二股三股
家を建てる当時住んでいたところの近所に事務所があったせいもあり、私が家を建てるという情報を知って、T工務店の方から売り込みに来ました。いろんなコネを使って調べた結果、信用できるようだったのでお願いすることにしました。実はもう一社にも間取りなどの提案をしてもらっていたのですが、もう一つだったので、お断りしました。一般的には3社くらいで競わせるようですが、それはそれで断るときが大変らしいです。
経営事項審査
(03.10.11更新)
公共工事などに参加するためには
(財)建設業情報管理センターというところで経営事項審査というものを受けなければならないのですが、その結果はネットで公開されています。ある程度の規模の業者のデータはここで見られると思います。どの程度当てになるかは分かりませんが。
資金計画
(04.03.22更新)
資金のめりはり
友人から、「ある程度家の仕様が決まったら、金で済むことなら下手に妥協するな」というアドバイスをもらいました。そのとおりなのですが、だれしもカネは無尽蔵にあるわけではないので、外構や家具、照明、カーテンなども含めてトータルでいくらかかるかを見積もって、どことどこをトレードオフしていかなければならないかを判断していきましょう。ちなみに今挙げた4つについては、自分でやったりディスカウントストアやネット通販でそろえたりすればかなり安く上げることができます。照明器具などは住設用と一般販売用はカタログからして違います。比べてみたら型式の系列なども別になっているようです。
元金均等払い
資金は住宅金融公庫から借りました。金利の他に、元金均等払いができるのということが理由です。元金均等払いだと、最初はきついけれども、元金が徐々に減っていくので、だんだん支払額が少なくなって行きます。年々給料が下がっている現状では、こちらの方が現実的かなと思いました。利息の支払額もトータルでは少なくなります。
住宅ローンの証券化
(04.03.22追記)
住宅金融公庫改革の一環として、住宅ローンの証券化が解禁になりました。
この仕組みは簡単に言うと、住宅金融公庫が銀行などから債権を買い取り、分割して保障を付けた上で投資家などに売り出すものです。家を建てようとする側のメリットとしては、固定金利でローンを借りられるということがあります。
現状では非常な低金利が続いているため、銀行はあまり住宅ローンの証券化には乗り気ではないようです。もっと金利は上がるとにらんでいるので、現在の低い金利で固定して貸し出してしまうと損だと思っているのですね。
しかし、都市銀行などでは証券化ローンを積極的に売り出しているところもあるので、選択肢の一つにしても良いのではないでしょうか。
デメリットとしては、万一ローンを支払えなくなったとき取り立てが厳しくなるのではないかという観測もあるようです。
土地
選択
土地については、選択の余地がありませんでした。両親の家のそば、という条件が決まっていたからです。2世帯住宅も考えないではなかったのですが、親世帯と子世帯は生活のサイクルが全く違うということなどがあります。人からも、2世帯住宅は何かと大変だと聞いていました。そこで、無駄なようですが2軒の家に住んだ方がいいだろうという判断で、別な敷地に家を建てることにしました。
映像資料
土地が決まってからは、カメラの36枚撮りフィルム1本使って、あらゆる場所から写真を撮っていきました。敷地から見える風景のパノラマ、四方から見た敷地、境界線、配管や排水口の位置などです。これは敷地の配置計画を立てるとき必須です。
利便性と安全性
これは土地を選ぶ時の一般的な注意点なのですが、古い住宅地などでは、住宅地の中が大通りのバイパスやショートカットとして使えるようになっていることがあります。これは住宅地の中の細い路地を、よそ者のクルマが飛ばしていくことになるので、非常に危険な状態と言えるでしょう。とくに小さい子供さんがいるようなところでは注意が必要です。
最近開発された住宅地であれば、その辺が考慮されているようです。大通りからわざと直接入れないように道路を設定してあったり、袋小路にしてあったりします。一見不便なのですが、この方が安全です。
便利さと安全はトレードオフの関係にあるのです。
土地の相場
(03.10.22更新)
土地や建物の相場の参考には、2003年10月に開設された全国13万社が加盟する不動産流通4団体が運営している
不動産ジャパンなんてサイトもあるようです。
と言っても南向きかどうか、角地かどうか、道とのつながり具合、交通の便などによって、隣り合った土地でも値段は違ってくるので難しいんですけどね。
暑さ対策
冒頭に書いたように、私が住んでいるのは暑い地方なので、建てるとしたら構造的に暑さ対策を施した家でないといかんと思いました。私は暑さには強い方です。炎天下に無帽で2、3時間歩き回っても平気です。しかし、私の妻と子供が暑さに弱いのです。暑い家を建てた暁には5月から11月まで毎日クーラーをかけ続けて、莫大な電気使用量が請求されることでしょう。(ここのところを読んだ妻は不服そうでしたが。)それに私だって暑いより涼しい方がいいに決まってます。
ギミック
家は木造の在来工法とし、T工務店にお願いすることにしました。
T工務店は長野県で開発された形状記憶合金を使用した通気工法による施工を売り物にしています。しかし寒い地方で開発された工法がこちらで有効かどうか疑問があったのと、家のような長く使うものにギミックを使うのはいやだったので屋根裏換気以外には採用しませんでした。
対流と輻射
熱が伝わる原理は、ご存じのとおり伝導、輻射、対流です。
例の通気工法は対流だけを考えていますが、私はむしろ体感温度に与える影響は輻射の方が大きいと感じていました。たとえば、西日をたっぷり浴びた部屋ではいくらクーラーをかけて気温を下げても、壁や天井が灼けていてちっとも涼しくないという経験や、逆に寒いときにストーブを付けても壁が冷えているとどうもスースーする、と言った経験は誰しもお持ちだと思います。
オールステン張り(ボツ)
ですから私は、暑さ対策として室内には輻射熱をできるだけ入れないような家にしようと考えました。
まず考えたのは家の外装すべて、外壁から屋根までオールステンレスの無垢板にして赤外線を反射させることでした。要するによくある天文ドームのように銀色に光り輝く家です。ところで、私の知っている人で、今はもう引退されていますが、成功した商品プロデューサーの方がおられます。その方のおっしゃるには、「人がみんな反対することは、やる価値がある。」とのことです。しかし、私は凡人です。案の定というかステンレス案は回りの人間全員から反対されました。私は周囲の反対を押し切ってまでして初志を貫徹することはできず、ステンレス案はボツになりました。残念です。
ひさしの長さ
さて、輻射のことを考えるとき、最大の問題となるのは、家の南側からの採光です。
ひさしを深く張り出せば張り出すほど、日光からくる赤外線をさえぎることができます。しかし同時に可視光線もさえぎってしまうので暗い家になってしまいます。また、夏のことばかりを考えて設計してしまうと、冬寒い家になってしまいます。宮崎の寒さなどは他の地方からすると指さして笑われるような寒さですが、宮崎の現地人は体が暑さに適応しているので冬はやっぱり寒いのです。
こうしたことを考えると、ひさしの張り出し長さは、夏には部屋に日差しが入らず、冬には入るというギリギリのバランスが理想です。そこで、建築地点の緯度、地軸の傾き、敷地形状に由来するところの家の正中線の東西への角度のずれから季節毎の太陽の南中高度を割り出し、月平均気温や地面からの反射等を総合的に計算して、軒及びベランダの張り出し量を算出し、その結果、南側の軒及びベランダの張り出し幅は、1間幅になりました。‥‥ウソです。経験から適当に決めました。
今、私はこの家で夏と冬を経験しましたが、この軒とベランダの幅は、計算どおりの効果を上げています。
なお、台風の時に強烈な南風が吹き込んできた場合、軒やベランダがもぎ取られることが考えられますが、幸い、家のちょっと南側には里山の尾根筋があって、屏風のように風をさえぎってくれています。
ひさしの代わりにオーニングも検討しましたけど、耐久性の問題があるので、結局軒を張り出すことにしました。
切り妻と寄せ棟
なお、屋根の形は切り妻としました。まあ、南側に軒を張り出そうとすると、必然的に寄せ棟にしかしようがないのですが。
また、切り妻の方が2階の天井の温度上昇が小さくなると思います。私が見るところ、寄せ棟の家は、屋根と天井がくっつきすぎているという感じがします。屋根と天井の距離が近い場合は、灼けた屋根から放射される赤外線が、あまり減衰しないままに二階の天井を直撃します。空気というせっかくの断熱材があるのに、寄せ棟にして屋根裏のスペースを小さくしたのではもったいないと思います。パソコンにおいて筐体が小さい場合は熱暴走が起きやすいのと同じで、スペースが小さいと屋根裏の温度も当然上昇しやすくなり、その影響で2階の天井も灼けます。
小屋裏
要するに、私は小屋裏(屋根裏の空間)自体を巨大な断熱材として扱おうとしているのです。
そのため、天井裏にはグラスウールの断熱材を敷き詰めました。屋根裏からの赤外線をここで遮断します。
屋根の裏には当然ポリスチレンフォームの断熱材が入っています。
天井裏のロフトというのはとても魅力的なアイデアですが、ロフトだと夏暑くて実用的ではなく、また小屋裏を密閉しないと断熱材として利用できないという理由から、私は断念しました。
西日
西日対策として、西側の壁面の窓はできるだけ減らしました。
また、ベランダの西側や1階テラスの西側に、
日よけをつけることも考えました。縦ルーバー型で、風は通すが日光は防ぐというものです。このあたりではよく、西側の窓に簀の子が立てかけてありますが、それを作りつけにしてしまおうというものです。
しかしこれは、冬のことを考えて断念しました。あまり調子に乗って暑さ対策だけに専心すると、冬とてつもなく寒くなる予感がしたからです。
Low-eガラス(ボツ)
なお、同じ理由で断念したものに、窓ガラスのLow-eガラス化があります。Low-eガラスというのは、よくメーカー住宅の窓に入っている、青や緑のガラスで、赤外線を吸収する効果があります。我が家では、とりあえず軒の深さで直進性の強い赤外線を遮断する方針とし、冬が寒そうなのでLow-eガラスは採用しませんでした。
赤外線は室外で迎撃
輻射熱を遮断するときには、窓の外で遮断できるかどうかが勝負になります。
たとえばカーテンやブラインドのように、部屋に入ってから赤外線を遮っても、結局はカーテンやブラインドの温度が上昇することで、二次的に部屋の空気を暖めてしまいます。熱収支は何もしていない場合とあまり変わらないのです。
そこでこの目的にかなう建材を、いろいろ探しました。
オイレス製品(ボツ)
調べた中ではオイレス工業のサンシャディとラミレスという製品が良さそうでした。
サンシャディは、掃き出し窓などにつけるルーバー式の電動シャッターで、電動でルーバーの角度が変えられるというものです。ラミレスは、小型の窓用で、ルーバーを手動で開閉します。サンシャディは、ニフティのマイホームフォーラムでもほめてあり、私も乗り気になりました。しかし、T工務店で見積もりを取ってもらったら、掃き出し窓一つあたり取付費込みで約25万円かかることがわかりました。窓4つで100万!ということで断念しました。
ラミレスというのは手動のルーバー型日よけです。こちらを採用しようと思ったのですが、「エコアマド」という製品を発見したのでそちらに統一することにしました。
ある日何気なく新聞を見ていると、不二サッシから出た「エコアマド」という新製品の展示会をやるという広告が載っていました。「エコアマド」とは、ルーバーがブラインドのように、
開けたり、
閉めたりできる雨戸です。
どうもこの製品は私が求めている条件にかなり近いようです。早速、展示会に行って実物を見てきました。ルーバーは全閉から約110度まで無段階で開閉できます。開閉もスムーズです。なかなか良さそうだったので、採用することにしました。「エコアマド」の価格は普通の雨戸の2、3倍しますが、電動シャッターに比べると安いものです。
現在、「エコアマド」は、西日対策に威力を発揮しています。「エコアマド」のルーバーは無段階で開閉できるので、風を入れつつ太陽の高度に合わせて日差しをさえぎるという芸当ができます。
また、ルーバーを閉めてしまうと、夜でも明かりは外にほとんど漏れません。
現在、暑い時期には日光を防ぐために雨戸自体は閉じたままにしておき、ルーバーだけを開けたり閉じたりしています。また、掃き出し窓を開けて網戸にしておいてもエコアマドを閉めてルーバーだけ開けておけば子供の転落も防げます。
寒くなったときには、日光が差す時間帯には雨戸そのものを開けて日光を取り入れるようにしています。
T工務店も、現在では他のお客さんにこれを勧めているそうです。
なお、「エコアマド」には一つ弱点があって、戸車がすぐ壊れます。多分通常の雨戸の戸車をそのまま流用したところ、開閉式ルーバーの重みに耐えられなかったのではないかと思います。(この件については
1年前点検をごらんください。)
あとは、ルーバーの開閉機構の耐久性がどのくらいあるかが気になることろです。
(04.11.01追記)最近、ルーバーの動きが渋くなったので給脂を行いました。
スプレー式のシリコンオイルを、一つ一つのルーバーの羽の回転軸の根本にスプレーし、また開閉レバーの内部にもスプレーしておきました。
オイルが浸透するまで少し待ってからルーバーを動かしてみると、おおむねルーバーはスムーズに動くようになりました。
とりあえずファンヒーターを使い出す前に手入れをしておけて良かったです。ファンヒーターの炎センサーにシリコン分が付着すると、ファンヒーターが不調になるからです。
対流
(03.08.09更新)
熱対策としては、対流についても無視したわけではありません。
1階、2階と風の通り道はじっくり検討しました。また、
階段の吹き抜けの天井近くにはジャロジー窓を付け、長いボールチェーンで開閉することにしました。階段の吹き抜けを煙突として、1階の熱気をそこから排出させる作戦です。
ちなみに窓の位置が高いので、一階から見ただけではジャロジーが開いているのか閉じているのか分かりません。そこで、ボールチェーンにリボンを結んで目印にしております。ジャロジーを全閉にしたときに真下になる位置にリボンを結んであるので、リボンがそれ以外の位置にあるときには窓が開いているというわけです。(写真の状態だと全開です。)
壁内通気工法
また、壁は壁内通気工法にしました。
色々調べたのですが、壁内通気が是が非かという点には大論争があるようです。大論争になるのは、一つには、その家を建てる気候によってまったく条件が変わってくるということがあるでしょう。日本の気候風土というものは、狭い場所に色々なバリエーションが凝縮して詰め込まれています。ある土地で事実だったことが、ちょっと離れたところではもう通用しないなどということもあるでしょう。
大手ハウスメーカーなどで家を建てるときに、ちゃんとそういった議論がなされているのでしょうか。
また、こちらは暑い地方なので、壁内に通気層があるということは、断熱に有利だと判断しこともあります。なお、この工法を採ったため、壁内の断熱材はポリスチレンフォームになりました。
外壁
外壁は窯業系サイディングです。
こればっかりはユーザーの比較使用レポートが存在しない分野なので、カタログを信用するしかありません。
紫外線の強い地域なので、紫外線に強いとうたってある、旭化成のS−WALLシリーズのプレジールコリーナという製品にしました。これはサイディングの弱点であるシーリング材を使わないという外壁です。でも、できあがった家には、しっかりシーリングがしてあります。理由は聞き漏らしました。
屋根・ペアガラス・換気機構
屋根は赤外線を反射するために煉瓦色のガルバリウム鋼板、面積の大きな窓はペアガラスにしました。
切り妻のてっぺんには、T工務店おすすめの、形状記憶合金で開閉する通気金具をつけましたが、やはり換気量が足りないようで、2階の天井は夏には若干熱くなります。屋根裏に換気扇をつける予定だったのですが、T工務店の方から通気金具があるからいいんじゃないですかと言われてやめたのです。このあたりは風が強いので、開閉式のガラリをつけるだけでも良かったかもしれません。
セキュリティ
私が家を建てるに当たって重視した項目の一つがセキュリティです。もはや、水と安全はただではありません。今後、治安は悪化しこそすれ、もう良くなることはないでしょう。
ラティス格子
窓という窓には雨戸かラティス格子をつけました。格子というものは縦格子や横格子では比較的破壊しやすいと聞いたので、すべてラティス格子(斜めの格子)にしました。
郵便受け
設計段階では、郵便受けを玄関ドア又は壁面に付けて、雨の日でも濡れずに新聞が取れるようにすることも検討しました。しかし、ストーカー又は放火に利用される可能性を考えて、断念しました。利便性と安全はトレードオフの関係です。
結局、郵便受けは敷地入り口にアメリカ型のポストを設置しました。
しかし、注文するときに錠を掛けられるタイプかどうか確認しておくのを忘れていたため、錠が掛けられないタイプになってしまいました。誰にでもポストが開けられるというのは、個人情報が筒抜けになるおそれがあり危険です。また、子供のいたずらなども無視できません。特に信販会社からの手紙を盗まれてクレジットカード番号などを知られてしまうとネットショッピングなどし放題です。
そこで錠が掛けられるよう自分で改造しました。
改造といっても、ステンレス製の「便所のカギ」(片方が平たくてスリットが入っており、そのスリットにもう一方の輪になった方を通すアレ)を買ってきて取り付けただけです。ポストはアルミ製なので軽く見ていたのですが、穴を開けにかかったらめちゃくちゃ硬かったです
カメラ付きドアホン
ドアホンは、カメラ付きにして、カラーで録画機能もある松下のカラー玄関番3:3型にしました。別にカラーでなくても良かったのですが、録画機能の付いたものはカラーしかなかったのです。訪問販売や新聞の勧誘などでも最近はたちの悪いものが増えているようですし、宅配便を装った強盗などの事例も報告されていますので、門前払いのためには必需品です。
また、空き巣などはドアホンを鳴らして不在を確認することがあるので、牽制の意味もあります。プロならば録画機能があるタイプだと分かるでしょうから。(侵入されて破壊されたらしょうがないですが。)
また、子機を2階にも付けました。妻は最初、「2階には、いらないんじゃない」と言っておりましたが、今では、ベランダで洗濯物を干しているときなどに重宝してるということです。
センサーライト
玄関および勝手口には人感センサー付きのライトを付けました。
サッシの錠
サッシ窓は、クレセント錠以外にもう一か所ロックがあるものにしました。
クレセント錠は、錠ではなく単に気密性を上げるだけの装置という見方もあるくらいなので、あてにしてはいけません。マイナスドライバー1本あれば、錠のところを3角に割られて侵入されてしまいます。(2003.6.18追記 窓ガラスをバーナーで熱してから水をかけて割るという「焼き割り」という手口が急増しつつあるということです。)
もしサッシにクレセント錠しかなかった場合にはダイヤルロック式などのクレセント錠に交換するといいでしょう。
ドアロック
ドアは勝手口も含めて、当然ツーロックです。さらに、勝手口の錠をマルチロックに換装しようと思って、四国のある鍵屋さんにネットを通じて問い合わせてみましたが、返事がありませんので、地元で探すことにしました。ちなみに、鍵のセキュリティに関して、現在気を付けなくてはいけない手口は、次のようなものがあります。
1 ピッキング
道具があって、やり方さえ知っていれば、全くの素人でもすぐできるようになるようです。
なお、ピッキングツールの不正所持は軽犯罪法違反となるのですが、確信犯で持っている相手に対してはあまり意味はないですね。
2 カム送り解錠
錠の取り付け部分の隙間から道具を突っ込んで、錠内部の機構を操作して開けるものです。
カム送り解錠されやすい錠一覧を警察庁のページからリンクしておきましたので、皆様、ご自宅の錠を一度ご確認ください。
サムターンとは、ドアの内側にある、鍵の開閉をするためのつまみです。サムターン回しとは、ドアにドリルで穴を開けて曲がった棒を突っ込み、サムターンを回して解錠するという荒っぽい手口です。サムターンの外せる錠にするか、サムターンを何かで囲っておくほかに対策がありません。(2003.5.6追記 ドリルで穴を開けずにドアのすき間から針金を突っ込むという新たな手口が報告されました。)
4 焼き破り(焼き割り)(2003.12.09追記)
窓ガラスなどをライターなどで熱してから弱くなったところを突き破ったり、熱くなったところに水をかけることでガラスを急冷させて割り、そこから手を突っ込んで解錠するというテクニックです。専用の道具や技術が不要なので最近流行しているようです。
フェンスと生け垣
しつこいようですがセキュリティとプライバシーは、トレードオフの関係にあります。一方を重視すると、もう一方を犠牲にせざるを得ません。
たとえば、敷地を高い塀で囲ってしまえば、プライバシーは確保されますが、中でガラスを割ろうがピッキングをやろうが見えません。見通しのよいフェンスは、怪しいヤツがいたら外からすぐに見えるので防犯上有効です。が、通りがかりの人からも庭が丸見えなので、神経質な人にはつらいかもしれません。
我が家の場合には、買ったのが生け垣付きの土地でした。防犯上は望ましくないのですが、根こそぎ切り倒してフェンスに立て替えるのももったいないため、そのまま使っています
日常的に使える装備かどうか
どんなにセキュリティ関係の装備をそろえたとしても、それを使わなければ意味がありません。
家というものは毎日生活するところですから、逆説的ですが、どんなに厳重なセキュリティグッズでも、毎日使用するのが重荷になるようでは、早晩使わなくなるので何の意味もありません。たとえば、極端な話金庫のダイアル錠みたいな錠をドアに付けても、大多数の人は毎日使うのがいやになってダイアル錠は開けっ放しにしておくでしょう。
毎日使っても負担にならない程度のことというのはどの辺かという見極めが必要です。その辺は自分や家族のパーソナリティとの相談になります。私はずぼらだという自覚があるのでは雨戸の開け閉めあたりが限界かなと思います。先に書いた郵便ポストにカギをかけるというあたりはちょっと面倒ですね。
地面
家の西側は、人目に付きにくい幅1mほどの通路です。ここは砂利敷きにしました。万一侵入者があった場合、足音で気が付くようにです。土が露出している部分には全部砂利をまこうとも思ったのですが、南側の庭はネギか何かを植えようと思ってやめました。現在そこには妻が花壇を作ったり木を植えたりしています。
根本的な対策(2003.12.09追記)
物の本によると、最近の外国人がらみの犯罪というのは次のようなプロセスを経て発生しているそうです。
まず、カタギではない日本人が、「この家にはカネがありそうだ」という情報を犯罪組織に売ります。その情報に基づいて組織の上部構成員が、適当なメンバーを集めます。この時、見張り役などは外国人では怪しまれるので必ず日本人が混ざっているそうです。そして目を付けた家に侵入して犯行に及ぶわけです。
一度目を付けられた家が侵入を防ぐのはかなり難しいと思います。根本的な対策としては、「カネを持っている」と思われないことでしょう。大きな買い物はせず、身なりも目立たないようにして地味に暮らすということでしょうか。
構造
耐震
地震対策も考えました。宮崎はいつ日向灘沖地震が起きるか分かりません。
基礎はベタ基礎で、換気口なしの20mm基礎パッキンです。
壁には筋交いではなくダイライトパネルを入れました。
家の重心を高くしたくなかったので、屋根は瓦葺きではなくガルバリウム鋼板葺きです。
断熱性能は瓦の方が高いので迷いましたが、以前の台風で、屋根瓦が紙吹雪のように飛んでいくのを経験してしまうと、やはり瓦を使うのはためらってしまいます。あのときの台風は、コンクリートの電柱もバキバキ折れるほど強烈でした。まあそんなにしょっちゅうあることではないですが。
あと、家の玄関は、壁の面からちょっと外側にオフセットしました。これは、もし大地震があって、家の骨組みがゆがんだとしても、玄関への影響が及びにくくするためです。玄関が開けば家からの脱出が容易になります。これは、セキュリティを考えて家を外から侵入されにくくした結果、緊急時に、家の者が脱出できる場所が限られてしまうことを考慮に入れての設計です。
木材
柱は、十分に乾燥させた杉材の心材の赤身のところを使う、というのがT工務店のポリシーです。
新築の家に行くと、よく「バシッ」という木の割れる音が聞こえるのですが、完成した我が家ではほとんど聞こえていません。
話は脱線しますが、宮崎は林業が盛んです。戦後の拡大造林を馬鹿正直にやったので、杉がいたるところに植わっています
。県産材を使おうとよくキャンペーンをやっているのですが、その時よく聞くのが、宮崎の気候風土には地元で育った県産材が一番マッチしている、輸入材は気候に合わないからだめだ、という論法です。
これが私にはよく分かりません。確かに杉が生きている間はそうかもしれませんが、死体を何かに利用されるために生きているわけではないので、そういった死後のことについての適応が生じるとは思えないのですが。ここはイデオロギーとして聞いておきましょう。
家の形
家のアウトラインはできるだけシンプルにしました。
同じ体積ならシンプルな形の方が表面積が小さくなるので、サイディングなどは少なくて済みます。
また、シンプルな形というのは、屋根を切妻として南側にオーバーハングさせるためにも必要でした。
なお、複雑な形をしていて切り返しの多い屋根は、雨漏りすることが多いようです。
シロアリ対策
シロアリ対策は通り一遍のこと以上はしませんでした。
シロアリのような社会性の動物は、全体を見ると大変システマティックな動きをすることから、知能が高いような誤解を与えます。が、それぞれの個体は、割合単純なプログラムに従っているだけで、平たく言えばバカです。
シロアリも、毒だろうが消化できないものだろうが、かまわず食べていきます。だからシロアリ防除剤については、食害を遅らせる以上の効果はありません。防除剤がしみんだ木材を食べて仲間が死んでも、それを見てビビるほどの知能はないので、その屍を越えて食べ進むからです。
シロアリ予防というのは原理的に不可能なので、こまめに点検して、食害が出たときに早めに駆除するしかないと思います。
バリアフリー
わが家は基本的にバリアフリーです。
部屋毎の段差は最小、階段には手すりといったところは基本でしょう。
玄関のベンチ
わが家の場合、玄関に靴を脱いだり履いたりするときに座れる
ベンチを設けました。ベンチのところの壁には、ベンチから立ち上がりやすいように、L字形の手すりを付けてあります。これは、お年寄りや妊娠中の方に好評です。
スロープ
また、敷地の入り口から玄関ポーチまでの間はスロープにして、手すりを設けました。じいちゃんばあちゃんが遊びに来た時のことを考えて作ったのですが、スロープはベビーカーの出し入れなども楽です。
また、廊下には手すり兼用の棚を設けました。
水回り
流し台
台所の流し台は、各メーカーのショールームに何度も通って、タカラとクリナップの2社に絞り込みました。
私個人としてはタカラ自慢のホーローに激しく惹かれるものがありました。ホーローの頑丈さをアピールするために、ショールームのお姉さんが、いきなりホーローでできている流し台の扉をデッキブラシでこすったり、バーナーの炎を吹き付けて見せたりするのです。
でも、結局流し台は普段使う妻の意見でクリナップのクリンレディに決めました。吊り戸棚とセットです。吊り戸棚の一部は手動で昇降できるようになっています。
クリンレディは新型が出て、それまで引っかかっていた点(何だったのか忘れたので確認しときます。)が解消されたのが決め手になったようです。
ちなみに、こういう住宅設備みたいに寿命の長い分野は、モデルチェンジのサイクルが長いのかと思ったら、半年か1年くらいで新型が出るんですね。商品開発にも意欲的で、ライバルのアイデアとか、すぐパクります。
ですから、入れ替えのタイミングさえ合えば、ショールームに展示してある設備が、かなり安く買えることがあります。
ユニットバス
タカラはユニットバスも頑丈にできておりまして、土台が点じゃなくて線で加重を受けるようになっていて、洗い場の床にはハニカムが仕込んであるのです。
頑丈さを買って、バスはタカラのエルフェ2に決定しました。
出入り口は2枚引き戸です。
バスタブは予算の関係でホーローではなくカラーステンレスになりました。ちなみにバスタブの色を決めかねたので、当時3歳の長女あぴきに決めさせました。決まった色はクリームイエローで、暖色でも寒色でもないので夏でも冬でもOKです。結果として良かったと思います。
浴室には乾燥換気扇もつけましたが、今のところあまり使っていません。しかし、梅雨時になると使うかもしれません。
浄水器
なお、引っ越してからは、それまで使っていた蛇口に装着するタイプの浄水器が付かなくなったので、ドイツ製のブリタのポット式浄水器をネット通販で購入しました。それまで私は、浄水器によって水の味が違うなどということは気のせいだと思っていたのですが、実験してみたところ、明らかに味が違いました。ブリタの方が味が柔らかです。(前の浄水器を、外構の蛇口に付けて比較対照してみました。)
トイレ
トイレは、家族が多いので1階と2階に一つずつ設けました。
便座は、TOTOの楽してきれいシリーズにしました。
温水便座は1階のトイレだけつけました。機能はシャワー、ビデ、温水、脱臭、便座ヒーターです。
2階は前の住居で使っていた手持ちの温水便座を自分で取り付けました。何も考えずに便器の色を指定したので、便器はピンク、便座はクリームイエローという珍妙な取り合わせになってしまいました。
また、1、2階ともトイレにはタイマー付き換気扇を付けました。スイッチを切っても一定時間回っているというタイプですが、よく消し忘れがあります。もし付けられるときには、つまみを回すタイプの方がいいと思います。
ちなみに、温水トイレは意外に電力を消費します。カタログ値では温水機能が350wくらい消費するようです。私の親の家では、エアコンの暖房をつけて乾燥洗濯機を回しているときにトイレに行くと、ブレーカーが落ちます。電力契約をするときにはそのあたりも考慮に入れておいた方がいいでしょう。
洗面台
ちなみに、1階トイレの洗面コーナーについては、水がはねる場所に
キッチンパネルを張っています。キッチンパネルを張るという発想は、ニフティのマイホームフォーラムを参考にさせていただきました。
2階にも洗面台を置きました。コーナー用の小振りの洗面台です。これは、洗面台と鏡が別体で、両者の間に
壁紙が露出しています。ここにキッチンパネルを張っておけば良かったのですが、私は洗面台と鏡までが一体だと思いこんでいたので、そのように指示していませんでした。悔いが残るところです。
戸外水栓
外構にも水道の蛇口を3か所配置しました。
一つはテラスにあって、靴を洗ったり、生け垣の水まきができるようにです。
また、駐車場側は洗車用です。もう一つは生け垣と掃除用です。10mのホースがあればカバーできるように配置しました。
水道配管
上水の配管については、計画段階でステン管やさや管も検討しましたが、宮崎には施工業者がいないということだったので断念しました。
オール電化
IHクッキングヒーター
新居はオール電化で、台所にはパナソニックのIHクッキングヒーターを入れました。
なかなか具合がいいです。良いところを挙げてみると、
1 天板が一枚ガラスなので掃除が簡単
2 タイマー付きなので何かと便利です。ちょっと台所からはなれるときでもタイマーを設定しておけば安心です。
3 鍋底自体が発熱して余分なところに熱か行かないので料理していても暑くないし、鍋の取っ手も熱くなりません。
4 火力もガスに劣りません。
5 ガスと違って風で消えるようなことがないので、調理中に窓を開けていても平気です。
IH用をうたった調理器具がいろいろありますが、基本的には鉄製であればOKのようで、普通の中華鍋をそのまんま使っている人もいます。
また、ステンレスも使えないと言われていますが、先日ステンレスのボウルで実験してみたら、そこそこ発熱しました。ステンレスにもいろいろ種類がありますので全て使えるかどうか分かりませんが。
さすがに磁気の関係で調理器具の素材がアルミ、銅、ステンレスの一部は使えませんが、ハロゲンヒーターかラジエントヒーターがついていればそちらで使えます。ちなみに、我が家のレンジにもラジエントヒーターがついていますが、一度も使ったことはありません。
我が家ではやかんと圧力鍋だけはアルミ製だったので鉄製に買い換えました。
我が家にはタッパ−ウエアのフライパンなどもあるのですが、普通に使うには重いので、現在、一番活躍しているのは、ホームセンターで買った700円のフライパンです。
不満な点としては、火力調整が7段階しかないことでしょうか。パスタをゆでたりするとき、「3」と「4」の中間があればいいのにといつも思います。
また、IHはカンガルーポケットというコントローラ部分が本体に収納できるモデルにしました。子供にイタズラされないようにという理由からですが、フレックスケーブルの寿命がちょっと心配です。(2003.5.6追記 カンガルーポケットは逆効果で、1歳になった娘が面白がって、すぐいじくり回します。どうせならチャイルドロックを付けておいて欲しかったです。)
電気温水器(03.12.09更新)
東芝製の電気温水器で容量460リッターのモデルです。電気温水器の室内リモコンには180リッターまでの残量インジケーターが付いているのですが、一冬越しても我が家では一度も180リッターを割り込んだことはありません。
また、我が家の温水器はドレン配管のバルブの手前の部分が二股になっており、分岐した方に非常用バルブとホースがついていて、緊急時にはそこから取水できるようになっています。もし阪神大震災ような状況になってたとえ水道がストップしても、温水器に貯まった水を命水として使うことができるのです。温水器選定時にはそういうモデルを捜してくれと工務店に頼んでいたのでした。
ドレン配管というのは、温水器の貯水槽の底に溜まった沈殿物を排出するためのものです。月に一度は2分間ほどバルブを開けて沈殿物を排出することが奨励されています。また、温水器の上部には貯水槽内の蒸気による圧力を排出するためにプレッシャーリリースバルブが付いているのですが、これのテストも月に一回行うことが奨励されています。これを怠って年に何件か爆発事故があると点検に来た業者の人がおっしゃってました。ついでですが、温水器本体には漏電等を防止するためにサーキットブレーカーが付いているのですが、これも月1回の点検が奨励されています。
なお、温水器によっては自動的に風呂の湯を張ってくれるフルオートモデルもあるのですが、どのみち風呂の栓は自分でしなければならないので、あまり意味がないと判断して採用しませんでした。
電力契約
わざわざ九電のショールームにまで出かけて電力契約を研究しておいたのですが、引っ越してみると、T工務店が気を利かしてすでに時季別契約にしておいてくれてました。一度そういう契約にすると1年間は契約変更ができないので、そのあたりはそのままにしておいて欲しかったです。まあどのみち時季別契約にするつもりではいたのですが。
電灯・電源
(03.03.17更新)
蛍光灯
基本的に、我が家の電灯は蛍光灯です。
リビングは白熱電灯がいいという意見の人もいます。が、基本的に我が家のリビングは、本を読んだりみんなで遊んだりするところなので、明るいに越したことはないからです。
ちなみに、ヨーロッパでは白熱電球の暖かさが好まれるが、日本では野蛮な蛍光灯の光があふれている、といった論調を時々見かけますが、これは単純に比較できないのではないかと思います。
というのは、白人は瞳の色が薄いことが多いので、明るいのには弱いけれども暗いのには強いからです。だからヨーロッパ人の基準の明るさでは、日本人には暗い、と考えておくべきでしょう。
リビングには松下のツインPaをつけましたが、普通のインバータと、見た目はあまり変わりません。蛍光管の色目の方が見た目の明るさに影響するみたいです。(2003.3.4追記 よく考えると、夜目が利くかどうかは、虹彩の色ではなく網膜の桿体の数や性能に左右されそうですよね。実は、私の虹彩の色は日本人にしては薄い方です。確かに光には弱くて、ぶどう膜炎(この場合、虹彩や毛様筋の炎症。)になったことがありますが、暗いのはいやです。)
蛇足ですが、私の親の家のリビングの照明が、調光器付きの白熱電灯6個のシャンデリアでした。親から暗いのでなんとかしてくれと言われたので、調光器対応の電球型蛍光灯を買ってきたところ、見違えるように明るくなったので感謝されました。1個が3000円前後と高いのですが、それだけの値打ちはあると思います。
電灯の位置
玄関の電灯は、靴を履くときに手暗がりにならない位置に付け、電灯のスイッチは靴を履いても手が届くところに付けました。
なお、シャンデリアは掃除が面倒なので不可としました。
ダイニングとリビングの電灯はリモコン式にしましたが、リモコンはほとんど使うことはありません。なお、その二つの電灯は同じ型なので、リモコンは1個で済んでいます。(リモコンのチャンネルを切り替えて使います。)
廊下と階段の足元には、人感センサー式の足元灯をつけました。夜、トイレに行くとき重宝します。
また、クローゼットや物入れの中にも付けることにしました。各種の機器の充電に利用できるようにです。
なお、物入れの中にも電灯を付けました。これは友人のMVX1号氏の助言によります。
階段の電灯については、もう一工夫必要だったかなと思います。
というのは、我が家の階段は、踏み板が集成材で、縁には滑り止めなどはありません。電灯は真上にあるので、電灯を付けると、各踏み板が同じように照らされます。すると、上から見たときには、踏み板同士は同じような模様なので境目が非常にわかりにくくなるのです。1階に明かりがついているときには階段の電灯を消した方が、段がよく見えます。
コンセント
コンセントの位置は、基本的には部屋の対角線に一つずつとし、家具を置いた場合に陰に隠れないように綿密にシミュレートして決めました。しかしそれでも子供部屋には少し足りないかなと思います。
階段の踊り場にもコンセントを付けました。
掃除機のための配慮ですが、クリスマス時期にはツリーの電飾用に重宝しました。我が家にははいはいする乳児がいるので、ツリーを床に置けないので踊り場に置いていたのです。
PC回りには、6口のコンセントとTV端子、電話のジャック、CATVネット用の管をまとめて、床から高さ80cmのところにつけました。
それでもコンセントは足りません。なお、高さ80センチにしたのは、机の卓面より上に出るようにです。
屋外コンセント
家の外側にも3か所防水コンセントを付けました。電動工具やバッテリー充電器などを使うためです。
勝手口外側にある屋外コンセントは、生ゴミ処理機用として常用しています。
出窓
私の場合、後悔しているのが、子供部屋に出窓をつけたことです。
出窓は嫌いだったのですが、T工務店の社長が「これは家の顔ですから、たとえウチが差額を出してでもつけて欲しい。」と強力にプッシュしたので、義理でつけました。差額は出してくれませんでしたが。
つけたのはいいけれども、日差しが入って暑いは、子供か窓から転落する危険はあるはで、ろくなものではありません。社長の口車に乗るんじゃなかった。普通の窓にしてエコアマドを付けた方がなんぼかマシです
。引き渡し後、出窓にも格子が付くということが分かったので、取り付けました。これで窓からの転落防止と、ある程度の台風時の飛来物対策がなんとかなりそうです。
その後、出窓は枕を干すのに便利だと言うことが判明しました。
現在は出窓のカーテンレールが物干しになっています。
建築儀礼
地鎮祭
地鎮祭は、あいにく雨でしたので、折り畳みテントの中で儀式を行いました。
供え物はT工務店の方で準備してくれました。(実費は払いましたが。)
神主さんが、烏帽子に狩衣という装束なのに、足元がゴム長だったので、祝詞の間、足元に目が行くたびに笑ってしまいそうになってしまい、ちょっと困りました。
儀式の中で、「鍬入れ」といって、施主が、小振りの砂山に鍬をちょっと入れる仕草をします。私は、あらかじめNIFTYのマイホームフォーラムで勉強していたので、「えい、えい、えい」と掛け声をかけながら、鍬入れができました。
神事が終わってから全員で御神酒をいただきます。この時は紙コップに入れた御神酒をいただきました。
当時1歳だった息子の球太郎は、妻に抱かれていたのですが、突然妻の分の御神酒の紙コップに噛みついたまま、すっぽんのように離れません。思えばこの息子は、ビールの缶の縁についたちょっぴりのビールでも、おいしそうになめるヤツなのです。球太郎はずっと紙コップに噛みついたままだったので、最後に撮った記念写真にも、噛みついたままの姿が写っています。末恐ろしい酒好きです。
棟上げ
棟上げの時には、饌具まき、あるいは餅まきなどといって、施主が屋根の上から餅やお菓子などをまく風習が全国的にあると思います。
私は、これから棟上げをされる方に、餅のまき方について一つご注意させていただきたいと思います。
それは、
餅は、一度にできるだけたくさんまく、ということです。
私の場合、屋根の上から餅をまきながら観察しておりますと、動きの素早い人とそうでない人がおられて、後者の方たちの中には、全然餅を拾っておられない方もおられました。
そこで、拾っておられない方をめがけて、ピンポイントで餅を投げていったのですが、ダイレクトキャッチするわけではないので、餅は一度地面に落ちます。すると、動きの素早い方々が横からさらっていくわけです。そういう構図に気がついたときにはもう、私の手元に餅はなくなっていました。
屋根を降りてから聞いたら、向かいの家の幼稚園くらいのお嬢さんは、一つも拾えずに泣いて帰ったということです。私が餅を一度に大量にまくようにしておけば、お嬢さんたちにも、拾えるチャンスもあったかもしれません。
大量にまけば、素早い人たちとそうでない人たちとの取り合いになりにくいので、素早くない人たちにもチャンスがあるのです。
私は今後の人生でもう棟上げをすることはないと思いますので、これから家を建てられる方には、私の経験を生かしていただければと思います。
我が家の屋根はガルバリウム鋼板葺きなので、瓦葺きなどと比べると少し傾斜が急です。単位面積あたりに落ちる雨粒の量を少なくして、雨音を小さくするためです。
これにルーフィングが乗った段階で棟上げをしました。ルーフィングは、要するにゴム板なので足元は滑りにくかったです。
私は高いところが大好きなので、嬉々として餅まきをしていましたが、高いところが苦手な人にはかなりつらいかもしれません。
建築中
建築中の写真をまめに撮っておいて、将来のために記録しておこうと思ってはいたのですが、当時は私の仕事が忙しかったので、できませんでした。
詰めの打ち合わせ
家が着工されてからも、細かい点での打ち合わせがけっこうありました。
メーカー住宅ではなく在来工法の工務店なのでかなり融通がきき、棟上げの時点くらいで外壁の色を決めてもOKでした。
それはいいのですが、ある日建築士さんと打ち合わせをしたら、棟梁さんの指摘があったので、柱を2本増やしていいですかと言います。
話を聞くと、リビングが広いので、階段の入り口に柱を立てた方が良いと言うことです。もう一つは、階段の踊り場を支える柱がなかったので追加したい。ということです。後者については、設計図を見たとき私も気がついていたのですが、逆L字型の金具ででも支えるのだろうと思っていたのです。
これから家を建てる皆さん、
素人だからと遠慮せず、疑問があったらとことん究明するようにしましょう。頭領さんがしっかりした人で良かった。
また、この建築士さんは、2階からの排水管が通ることを見落としていたので、書斎の隅に排水管が通ることになって、折角本棚がきちんと収まるように部屋の寸法を設計したことが、無駄になってしまいました。(結果的には、
カウントミスで本棚全部は収まりきらなかったのですが、それはまた別な話です。)
一般的に言えば、建築士というのは、建築事務所のかけもちをすることが法律で禁じられています。ですから自前の事務所を持っている建築士であれば、そこでいい仕事をするしかないので、一般的にはここまでいかないのではないかと想像します。
差し入れ
また、建築現場には月に1、2回、お菓子や缶入りのお茶などの差し入れをしていました。
私は疫病神だったのか?
T工務店では、なぜか私が家を造っているときには不幸続きでした。
営業担当は実父がクルマにはねられたので、北陸の実家へ帰ってしまうし(数か月して復帰しましたが。)、社長のお父さんが亡くなる、建築士のお母さんは亡くなると、果たして私の家は無事に出来上がるんだろうかと不安になったくらいでした。
胴縁の記録
木造家屋の壁というのは、一般的に、まず柱を立て、そこに一定間隔の胴縁という細長い角材を横に打ち付けていきます。その上から石膏ボードを胴縁にねじ止めし、表面をパテででこぼこがないようにならしてから、壁紙を張ります。
家が完成してから後、棚などの強度を要するものを取り付けようとするときには、下地となる胴縁を探さなくてはなりません。
普通は、専用の針を石膏ボードに刺して探します。穴を開けるのがいやな人には、1万円程度で下地の探知機なども売っています。これから家を建てようとする人は、建築中、胴縁が付いた段階で各部屋の壁の写真を撮っておけば、あとあと下地を探す手間が省けます。
床はきしまないか
引き渡しのとき、私は1時間かけて1階2階とすべての床をくまなく踏んで回りました。
私は床がきしむのは大嫌いなので、そういう箇所があればなおしてもらっておこうと思ったからです。結果は、床がきしむ場所は1箇所もありませんでした。
細部の仕上げも丁寧で、満足できるできばえでした。
畳のカビ
引き渡しと入居までの間に梅雨の期間をはさんでしまったので、畳にはカビが生えました。新しい畳には一度は生えるものだとも言うのですが。
ちなみに宮崎の梅雨時はホントに毎日雨が降り続きます。まるで東南アジアの雨期のようです。
一戸建てにした理由、というものを書いてなかったので補足します。
子どもを二人(建築中に3人目ができましたが)さずかって、ある程度広い住まいが欲しくなったというのが一戸建てにした大きな理由ですが、分譲マンションのことも選択肢に入れなかったわけではありません。
ずっと以前は住むところは分譲マンションでいいんじゃないかと思っていました。マンションだと市内中心部に住め、しかも取得費用も一戸建てに比べると安くつきます。
しかし、色々考えてみると、区分所有権の問題に行き当たりました。
一戸建ては基本的には住む人間だけに所有権があります。しかし、分譲のマンションの場合、所有権は基本的に土地においても建物においても1/56などと居住者間で分割した分数となります。
一生何事もなくそこに住む場合はそれほど問題にならないのですが、建物が老朽化したり地震等で被災した場合、問題になってきます。補修なり建替えをする場合、区分所有者の合意が必要になるからです。現に阪神大震災の時には問題になっていました。(その後平成14年施行のいわゆる「マンション建替え円滑化法」で条件は多少緩和されていますが)
全員がそのマンションに居住している場合はそれでも合意は得られるかも知れませんが、所有者が投資目的で部屋を所有していたり、また部屋を賃貸していたりしていた場合は問題が難しくなります。特にバブル前後に建築されたマンションの場合は投機目的が買った人が多く、所有者が全国に散らばっているのでとりまとめが非常に大変だという話も聞きます。
あとはマンションの場合、インターネット導入において管理組合に許可を得る必要があったり、そもそも建築時から制限が生じているなんていう問題もあるようです。(CATVしか引けないとか、光ファイバーなのに遅いとか。)
家を建ててから
引っ越し
引っ越しリスト
引っ越しに関していえば、ニフティのマイホームフォーラムでダウンロードしてきた引っ越しリスト(ヤマベ様作成)が役に立ちました。(そのころはまだインターネットよりニフティの会議室の方が有用な情報が得られる時代でした。)
新住所と電話番号、手続一覧などで、これをよく見えるところに張り出しておくと非常に便利でした。
マイホームフォーラムには、これ以外にもためになる情報がいろいろとありました。
スケジュール管理
また、引っ越しスケジュールを表計算ソフトで作って、一つ一つ予定をつぶしていきました。
引っ越し業者
引っ越しに当たっては生協に申し込んで大手と地元、1社ずつ見積をとりました。
乳幼児3人抱えての荷造りは事実上不可能だったので、荷造りをやってくれるコースで見積をお願いしました。
地元の業者の方がちょっと安かったのですが、営業担当者が一人しかいないらしくて、なかなか見積に来てもらえないなど不安があったので、大手のアートに決定しました。
家具の配置図
引っ越しに当たっては、新居での家具の配置を綿密に検討しました。
そして、新旧間取り図に家具の位置を落としたものを何枚か作って、アートの人に渡しておきました。
それでも
カウントミスで本棚が一個余ってしまい、置き方の変更を余儀なくされました。本棚の背中を壁に付けて部屋を広く使う予定だったのに、図書館のように本棚同士を背中合わせに並べるはめになったのです。
おかげで部屋が狭くなってしまいました。私の城が・・
引っ越しそのもの
引っ越し自体は、おまかせパックだったので割合楽でした。
パソコンなどの壊れそうな物は自分で運んだということもありましたが。仕事も丁寧だったし。壁紙が一か所破れた(あとで気づきました)だけですみました。そのくらいであれば別にとがめる気にはなりません。
作業が終わったら、アートの人から本社宛のアンケートはがきを渡されました。作業に関する評価のアンケートです。「私たちの査定に影響するので、必ず出してくださいね。」と念を押されました。問題なかった旨記入して投函しました。
エアコン移設
それまで使っていたエアコン(クーラー機能のみ)の移設もアートに依頼しました。
エアコンのクリーニングも勧められたので、この際だからお願いしたら、それまでなかなか取れなかった臭いが消えました。
また、取り付けの時にも、新しく購入したエアコンの室外パイプカバーに合わせてくれるなど、気を利かせてくれました。
もちろんエアコン移設はアート直営ではなく、地元業者への委託ですが、この業者が当たりだったわけです。
旧住居の掃除と後片づけ
引っ越し自体より、今まで住んでいた集合住宅の掃除の方が大変でした。やってもやってもキリがありません。
一応アートも掃除してくれた上で、さらに自分たちで4時間以上掃除したのですが、満足できるレベルにはなりませんでした。
また、普段、見慣れしまっていてそこにあることに気がつかなくなっているスダレだのカーテンだのいろんな物を忘れていきそうになりました。
引っ越し直後
呼吸器の症状
引っ越してから、なぜか家族全員、具合が悪くなりました。全員が慢性的に咳が出る状態になったのです。
シックハウスかとも思ったのですが、施行はシックハウス等には気を遣っているT工務店だし、実際有機溶剤の臭いなどもあまりしません。家具屋さんが作った作りつけ家具がちょっと臭うくらいです。
考えるに、排気ガスのせいかと思います。家の立地が大通り沿いなので、朝晩は交通量も多いのです。それまでは交通量の少ない地域のしかも4階という空気のよいところに住んでいたので、排気ガスに対する耐性がなかったのでしょう。
症状は、2月ほど続いた後自然になくなりました。
招かれざる客たち
引っ越して来たら、その日から新聞の勧誘NHKの集金人が殺到するというのが世間の相場ですが、ウチの場合、どういうわけかそういう人たちが全然来ません。
しばらく前はこの辺をしつこく回って来ていたと聞くCATVの営業も来ません。エリアが北の方に拡大したのでそっちを回っているのでしょう。
来るとしたら散発的に訪問販売が来るくらいです。
あと、なぜかしょっちゅう来るのが太陽光発電の営業の人。隣の人に聞いてもそんなにしょっちゅうはこないそうです。ウチにだけ来るのはなぜだろうと思っていたのですが、先日理由が分かりました。その日来た太陽光発電の営業の人が、「ここのお宅の屋根は、太陽光発電パネルを付けるのに絶好の形をしているのに残念です。」と言い残して帰って行ったそうです。
なるほど、この辺は台風地帯のせいか、寄せ棟屋根が多くて、切り替えの多い屋根のところが多いですからね。ウチのようなシンプルな切り妻は珍しいのです。なお、太陽光発電については、計画段階で考慮しなかったわけではないのですが、まだまだペイしないという結論になったのでやめました。太陽電池のセルも徐々に劣化していくようですし。
しかし、この先電力の需給バランスが崩れないとも限らないので、純粋な出費が50万円以下になれば考えてもいいかなと思っています。多分4年くらいで元が取れるでしょう。
(07.09.17後記 2005年度で補助金がなくなると、その後ぱったり太陽光発電の営業は来なくなりました。)
新調したもの
(03.04.2更新)
家具や電器製品などについては、現時点で持っている家具はそのまま極力使うという方針でした。
現在使っているものが入るように、部屋の寸法なども手持ちの家具に合わせました。しかし、やはりどうしても新たに買わなくてはいけない家具も出てきました。
ダイニングテーブル
大きなものとしては、ダイニングテーブルです。それまでは畳の間で生活していたので、食事はちゃぶ台(というかヒーター部分を外したこたつ)で行っていました。しかし新居ではダイニングがフローリングなので、ダイニングテーブルが必要になりました。
ダイニングテーブルを探して市内及び近郊の主な家具屋には行ってみましたが、なかなか気に入るものがありません。
我が家は5人家族で、さらにじいちゃんばあちゃんも加わると、7人は座れるテーブルでないと困るという条件があるからです。4人がけテーブル程度であれば家具屋で選び放題です。6人がけでも90cm×180cm程度までのものならかなり選択の余地があります。
しかし7人となると幅2メートルは欲しいところです。
しかしそのクラスになると宮崎市近郊の大きな家具屋でも展示してある数が非常に少ないのです。その上、展示してあっても力学的に疑問のある構造のものばかりです。
結局、某JA系の家具屋で、カリモクの天板が120cm×180cmのものが展示してあったので、これを選びました。このサイズだとテーブルの長辺に3人ずつ座っても、短辺の方にも一人ずつ座れるので、一度に8人まで楽に座れます。
納品後椅子の座面がぐらぐらになったので修理してもらいました。対応は良かったです。私が回った中ではこのJA系の家具屋が一番扱っている品物の平均的なグレードが高かったです。
それまでは整理ダンスの上にテレビを置いていたのですが、そのタンスは洗面台に置くことになったので、新しいテレビ台が必要になったのです。
しかし、希望するようなものがなかなか見つかりませんでした。
というのは、普通のテレビ台は、テレビを置くところの下にガラス扉があって、そこにビデオデッキなどを置くようになっています。でも、ビデオデッキが子供の手の届くところにあると、子供がテープのローディング口に、いろいろな物を詰め込んで故障させてしまうのが目に見えています。
そこで、テレビを置くところの上にビデオデッキをおけるようなテレビ台を探していたのですが、なかなかありませんでした。
あちこち探して某ホームセンターでやっと見つけました。
本当は30型以上の大きなテレビを置くための台なのですが、テレビを置くところのスペースの上部に、仕切り板が入っています。大きなテレビを置くときには外すのでしょうが、我が家の21型テレビならちょうど棚の下におさまり、棚の上にはビデオデッキが乗せられます。
棚板の上には、現在ビデオデッキとDVDデッキが並んで乗っています。
(07.09.17後記 その後37V型プラズマテレビ、HDDレコーダーなどを買ったので、テレビ台は容量ぎりぎりになってしまいました。)
組み立て式家具
その他の家具としては、組み立て式家具の物入れをいくつか、生協の通販で買いました。家事室に並べて、靴やら工具やらを入れるようにしてあります。
実は家事室には作りつけの棚を取り付けるする予定だったのですが、思ったように作るのはなかなか難しい上に、値段もかなり高くなるため断念しました。
エアコン
間取り的にはLDKが一体で、面積が広いので、エアコンは三菱重工製の200Vのを家電量販店で購入しました。さすがによく冷えます。
実は、T工務店が最初の設計プランを作ったとき、窓が大きすぎて、エアコンをつけるスペースがありませんでした。それで窓を一回り低くしてもらいました。先行して家を建てていた友人のMVX1号氏から、エアコン取り付け位置に注意するように警告を受けていたのが幸いしました。T工務店は窓が大好きなので、エアコンなんかどこかに付けばいい、という方針のようでした。気をつけてなかったら危ないところでした。いろいろとありがとうMVX1号氏。
(07.09.17後記 その後この三菱重工製200Vエアコンは2年に一度くらい故障してくれます。)
ファンヒーター
寒くなってから新たに大型のファンヒーターをやはり家電量販店で買いました。メーカーはコロナです。
コロナの良いところは、なんといっても給油するときに手が汚れないことです。給油タンクの蓋がねじ式ではなくてストッパーを押すと自動的に開くタイプなので、手に灯油がつかないのです。
残念だったのはチャイルドロックが、スイッチの3秒押しという方法であることです。これではチャイルドロックになっていません。従来使っていたユアサの小型ファンヒーターは二つのボタンの同時押しという方法だったので良かったのですが。
(07.09.17後記 灯油価格高騰により2005から暖房もエアコンを使うようにしたので、このファンヒーターは出番がなくなってしまいました。なおファンヒーターとエアコンとの経済比較は
こちら。)
掃除機
床面積が広くなるので、この際掃除機も買い換えました。妻はコードレスに惹かれていたようですが、いろいろ調べた結果、吸い込む力が弱いということが分かったので、サイクロン式にしました。
ちなみに、ウチにはまたがれるものは何でも乗り物だと思っているヤツがいるので、掃除のたびに、
球太郎にまたがられてしまっています。
(07.09.17後記 この掃除機は三菱製だったのですが、3年ほどで壊れてしまいました。どうも我が家は三菱と相性が良くないようです。)
一応庭があって埋める場所もあるので、松下の生ゴミ処理機を購入しました。
妻は、生ゴミ処理機に「なまじろう」と名前をつけてかわいがっています。生ゴミを投入するのが、エサをやる感覚のようです。
この手の機器には補助金が出るのですが、これを買ったときにはもうその年度は締め切っていいました。次の申請は半年以上先だったので、全額自腹で買いました。
大手電機量販店2店で値段を比較したのですが、販売価格に1万円近く差があったのでちょっとびっくりしました。
生ゴミ処理機は屋内屋外兼用とうたってありますが、我が家では外に置いています。やはり運用によってはかなり臭いますしショウジョウバエも集まってきます。また、処理済みのゴミをトレーから出すときにもあたりにゴミが散らばりやすいので、屋内で使うには問題があるかもしれません。
ちなみに、どういうわけかカボチャの種だけは、生ゴミ処理機にかけても平気で、処理後土に埋めると芽が出てきます。
反省点(07.06.09更新)
コンセント不足(07.09.17更新)
家を建てた方の体験談で、住んでみてからコンセントが足りなくて後悔したいうことをよく聞きいていましたので、設計時には慎重に慎重を期して、これでもかというくらいコンセントを付けたつもりでした。 基本的には、部屋の対角線上にある角にはそれぞれ一口ずつは付けました。
ですが、家が出来上がってみたらやはりここにつけておけば良かったという所が出てきてしまいました。
一つは子供部屋です。
当初設計では子供部屋2部屋+納戸としていたのですが、3人目の妊娠が分かった時点で納戸も子供部屋に変更したときに、やはりコンセント関係の見直しを忘れていました。
また、家具の配置まで計算しないと取り回しは悪くなります。
これから家を建てられる方は、設計を変更される時にはコンセント関係の見直しもお忘れなく。
もう一つはテレビ周りです。
パソコンまわりはこれでもかというくらいコンセントを付けたのですが、テレビ周辺のことを忘れていました。テレビ、HDDプレーヤ、DVD、ゲーム機、サラウンドシステム、時に扇風機……二口コンセントしかないので圧倒的にコンセントが足りなくなっています。こうなった原因としては家を建てるときにはDVDプレーヤーすら持っていなかったというのが大きいのですが。ともかくテレビ回りのコンセントはたくさん付けておくに限ります。
電灯スイッチ
家族全員が右利きなので書斎の電灯スイッチは入り口を入って右側に付けたのですが、これは間違いでした。
右手で右側のスイッチを押すには逆手になってしまい、使いにくいです。
あとは部屋ごとに微妙にスイッチの位置が違う(部屋の外側だったり内側だったり右だったり左だったり)ので慣れるまでは部屋ごとに一々スイッチを探してしまいました。
いっそスイッチの位置を統一するのも手かもしれません。
センサーライト(03.12.09更新)
時々困るのが暗いときに玄関で靴を履こうとしたときに足元が見えないことです。
玄関のたたきは一段低くなっているので、廊下の足元灯の明かりが届かないのです。
万一地震などが起きて緊急に脱出する必要があるときに、一番明かりが必要なのが玄関なので、もうちょっと考えておけば良かったと思いました。
配電盤の取付位置
給電関係についてはパソコン関係の回路を独立させる、洗濯機や冷蔵庫のモーターが照明に影響しないようにするなどの工夫はしていました。
しかし、肝心の配電盤が湿気の多い洗面所にあるのが失敗でした。湿気から来る錆によるトラブルが心配です。
電話配線
インターネット用にパソコン回りに電話のジャックをつけたのですが、FAXからのノイズ干渉がひどくて、モデム使用時にはFAXのプラグを引っこ抜かないとつながりません。ダイアルアップ接続される方は配線に留意された方が良いです。
(追記 電話機を買い換えたら干渉はほとんどなくなりました。)
雨戸、網戸、サッシの位置関係
家の中から見た場合、普通の引き戸は左側の戸が外側で、右側が内側です。
クレセント錠などは位置的にサッシの中央より左についています。これに右側に戸袋のある雨戸と網戸と障子が付くとすると、一旦左側の障子を開ける−サッシのクレセント錠を外す−左右の障子を左へ寄せる−右側のサッシを開ける−網戸を開けるというプロセスが雨戸にアクセスするまでに必要となります。
雨戸の戸袋の位置は家の構造上、どうしても付けられる位置が限定されてしまうのですが、できれば戸袋が左についていればややこしくならないです。
窓
寒くなってきてから思ったのは、トイレと浴室のジャロジーはペアガラスにしておけば良かったということです。一枚ガラスでは入ったときに寒いです。結局、家の明るさと暑さ寒さとはトレードオフのようです。
西風の強さ
これは家を工夫してどうなるということではないのですが、このあたりは異常に西風が強いのです。
住んでみるまではこれほどとは思いませんでした。
台所の換気扇は西を向いているので、冬季には効率が悪そうです。
また、家とは直接関係ないのですが、私のバイクは、根本的な対策を施すまでに、簡易車庫ごと3回も吹き倒されてしまいました。
エアコン室外機(06.03.18更新)
家を設計している時に、エアコンの室内機を設置する場所については検討していたのですが、室外機についてはとりあえず置くところがあればいいくらいであまり深く考えていませんでした。
さて、エアコンの原理はヒートポンプです。要するにガスを循環させて蒸発させたり凝縮したりして室内と戸外との熱を交換するわけです。ヒートポンプとしての効率を最大限に追求すると、室外機の設置場所は次のようになります。
夏季……一日中日の差さない、風通しの良い場所。家の東北隅あたりでしょうか。
冬季……朝なるべく早く日が当たって、夕方までできるだけ日の当たる場所。家の南側でしょうか。
オールシーズン……室外機の消耗を避けるなら、雨も日光も当たらない場所。
また、室内機と室外機との間隔があまり離れると効率が低下するので、両者はなるべく近くに配置するのが望ましい。
矛盾しています。
深く考えても同じだったかも
しかし、何らかのギミックを使うとか、壁との位置関係を工夫したりすれば実現可能かもしれません。
壁紙(06.11.17更新)
壁紙はビニルクロスではなく、本物の紙製の壁紙にしました。
これは失敗でした。
見栄えはいいのですが、子どもに落書きなどされると絶対落ちません。また、紙の切れ目の所から剥がされて悲惨なことになります。おまけに虫が付いたりもします。
湿度調節の機能もあるなんて謳い文句にうっかりダマされてしまったのですが、よく考えたら、あんな薄い壁紙に部屋の湿度を左右するほどの保水力があるわけがありません。また壁紙の裏には一面に接着剤が付いているので、壁の内部の湿度調整なども望めそうにありません。
小さい子どもがおられる所は、紙製の壁紙はやめた方がいいのではないかと思います。
テレビの映り込み(07.06.09更新)
これは事前に計算しておくことはほぼ不可能なのですが、ブラウン管テレビの時代には、シーリングライトのテレビ画面への写り込みに悩まされました。
といっても普段はそれほど気にならないのですが、プレイステーション2で「ぷよぷよSUN」をプレイするときにはぷよが落ちてくるフィールドの上の方が見えないので困りました。今は表面に写り込み対応がされたプラズマテレビなので良いのですが。
住み心地
(03.08.09更新)
子供の積み下ろし
引っ越して一番良かった点は車への子供の積み下ろしです。前に書きましたが、以前は集合住宅の4階でしたので、子供が車内で全員寝てしまった暁には途方に暮れてしまったものです。今は勝手口に車横付けですから楽です。少々雨が降ってきても大丈夫です。
人感センサー付き照明
付けておいて良かったと思ったのは、足元灯とトイレの人感センサーライトです。前者は夜トイレへ行くとき重宝し、後者は子供がトイレを使うとき消し忘れがないので便利です。
夏の暑さ
(03.07.25更新)
おおざっぱに言って、家の東半分は涼しくて西半分は暑いです。西側は西日が当たって壁が高温になるので、西側の部屋は壁全体が熱を持って暑くなります。エコアマドも西日にさらされると、それ自体が熱を持って室内に赤外線を放射してくれます。
南側の陽光に関しては設計上十分に配慮したのですが、真の敵は西日だったようです。しかも隣の区画は角地で、敷地の隅切りの関係上、西日をさえぎるような位置に家が建つ見込みがないので、この先ずっとこの状況は続くと思われます。
しかし、西日まで完全に遮ってしまうと、冬には非常に寒い家になると思われますので、そのあたりの兼ね合いが難しいです。
理想を言えば、2階の南西側と1階の北東側にそれぞれリビングを作っておき、冬は2階、夏は1階と使い分ければ最高なんですけれど。または夏の間だけ西側と南側の壁を2重にできる仕掛けを作っておくとか。
ペアガラス
(03.08.01更新)
ペアガラスだとガラス戸がかなり重くなるのですが、開閉するときの動きは非常にスムーズです。スムーズすぎてよくサッシとガラス戸との間で手をはさんでしまうのが難点でしょうか。
バスタブ
(03.08.09更新)
長女がバスタブの中ではしゃいでいたら、バスタブの栓の
ボールチェーン取付金具で
足をケガしました。バスタブの栓の形としては一般的なものなので特にタカラの責任とは言えないのですが、このあたり改善してほしいところです。
1年前点検
(03.08.01更新)
家を新築してからそろそろ1年になるころに、工務店が1年前点検を行いました。その際いくつか問題があったのですが結果が大体出たので報告しておきます。
エコアマド開閉時の異音
雨戸を開閉するときに妙な抵抗があり、キーキー異音もしておりました。
メーカーに見てもらったところ、エコアマドは不二サッシ、窓枠自体は三協アルミなので微妙にクリアランスが合わず、戸車調整用のネジがレールに干渉していたということでした。調整用ネジを短いものに換えてもらったところ、完全ではありませんが異音はかなり改善されました。
キッチン吊り戸棚が下がってきている
我が家は対面式キッチンなので、流し台のダイニング側にはカウンター、その上方には吊り戸棚があります。この吊り戸棚は右側は壁と接しているのですが、左側は対面式にする関係上フリーになっています。
その吊り戸棚のフリーな側がが目で見てわかるくらい下がってきています。
工務店の対処方針は、
「じゃあ左側に柱を入れましょう。」
ということでした。
「簡単に対処できるところがさすがは木造在来工法」という感想と、「行き当たりばったりで設計すんな」という感想が交錯した瞬間でした。
2003年の7月下旬に、補修として吊り戸棚を支えるための
柱を入れてもらいました。私は仕事があるので残念ながら立ち会えませんでしたが。
さすがに、気楽に「柱を入れましょう」と言ってくれる工務店だけあって、仕上がりはきれいです。後付とは気がつかないほどです。現在オープンになっているカウンターの上に柱が立つことになるので、横を通るときに狭く感じるんじゃないかと懸念していたのですが、カウンターの端からは4センチくらいセットバックしているので邪魔にはなりません。
工事の前に水平垂直を計測したところ、吊り戸棚は現状でも結構ゆがんでいたそうです。早期発見できて良かったと思います。
工事はまず大工さんが柱を立てて吊り戸棚を巨大な木ネジで固定し、柱にプラスターボードを巻きます。次に壁紙屋さんがプラスターボードの表面をパテでならして壁紙を張ります。プラスターボードは現物あわせでサイズを調整しなければいけないのですが、切ると細かい粉が飛び散ります。今回、大工さんはプラスターボードを切る必要があるときにはいちいち外へ出て切ってくれ、決して室内で切ることはなかったそうです。
工事は一日がかりだったので、あぴきは途中でうんざりして言い放ったそうです。
「ねえ、まだあの人たち帰らないの?
あんなことはお引っ越しの前にやればいいじゃないの。」
メンテナンス
(05.04.23更新)
2003年7月にぼちぼちと家のメンテナンスをしました。
ドアクローザー
ドアクローザーとはドアが開けっ放しにならないようにする装置で、ドア上部に付いていてアームでドア枠とつながっているあれです。
最近、玄関や勝手口のドアがバタンと大きな音を立てて閉まるのが気になってきたので、ドアの閉まるスピードを調整することにしました。といっても調整は至って簡単で、具合をみながらクローザーについている調整ネジを締めてやるだけです。調整ネジは普通2本あって、ドアを大きく開けたときの閉じるスピードを調整するものと、ドアが閉じかけたときのスピードを調整するものです。今回は後者だけを調整しました。ほんのちょっとネジを回しただけでもドアの閉まるスピードが大きく違ってくるので慎重な調整が必要になります。今回は勝手口のドアのラッチが堅くて、ドアを閉めるスピードを遅くするとドアが閉まりきれなかったので、錠やラッチに注油したところ、スムーズに閉まるようになりました。
排水トラップの掃除
排水トラップというのは、台所の排水などがそのまま下水に流れていかないように、油分を分離させるための仕掛けです。
本当は月に一度清掃しないといけないのですが、1年近くさぼっていたので掃除することにしました。
家の排水系統というのは一般的に2種類あります。雨水系統と生活排水系統です。ですからまず排水系統図を確認します。確認したらトラップの蓋を開けて、100円ショップで買ってきた網じゃくしでトラップの水面に白く固まっている油分をすくっていきます。かなりの臭いがします。さすがに1年間掃除をさぼっていたので小振りの豆腐2丁分くらいの油滓がすくえました。
なお、雨水系統も確認したのですが、いまのところ問題になるほどの土砂は流入してはいませんでした。しかし、溜枡にたまった水の中にボウフラが湧いているところがあったので、対策を考える必要がありそうです。
(追記 その後も年に1、2回排水トラップの清掃を行っています。経過を見ていると排水トラップより流しからの排水管の詰まりが心配になってきました。)
2003年10月に行ったメンテナンス。(03.11.05更新)
生け垣の剪定
7月にも剪定したのですが、生垣がまた伸びてきたので剪定しました。
高さを揃えるついでに、中間くらいの高さの枝をだいぶ落として見通しを良くしました。防犯上は見通しがよい方が賊に対する抑止力があるのですが、妻は生垣の葉がもっと茂ってプライバシーが確保される方が良かったみたいです。
繰り返しになりますが、防犯とプライバシーはトレードオフなのでこのあたりの調整が難しいところです。
吊り戸棚への給脂
台所の吊り戸棚の一部は手動で昇降できるようになっています。昇降式吊り戸棚の可動部はゼンマイ状の板バネとストッパー、ガイドなどで構成されています。
最近戸棚を昇降させるとキーキー音がするので何とかしろ、と妻から言われたので、摺動部にシリコングリスを給脂することで解決しました。
ご存じだとは思いますが、こういうプラスチックと金属が混在した場所には普通の油脂は使えません。プラスチックが溶けたりひび割れたりするからです。ホームセンターなどでシリコングリスを一本手に入れておくとメンテナンスには何かと便利です。
2005年2月に行ったメンテナンス。(05.04.23更新)
我が家には冬になると立て付けの悪くなるドアがあります。
ドアの下端が、床面のドアがまちと干渉してしまうのです。わが家は木造家屋ですので、原因は多分寒さによる木材の収縮ではないかと思います。
くだんの立て付けの悪くなるドアは、我が家のリビングからトイレへ行くときに通るドアなので、頻繁に開閉されます。閉まりが悪いとうっとうしいので、調整することにしました。
幸いドアの蝶つがいは、かなり細かい調整が可能なタイプだったので、すぐに調整は完了しました。これから家を建てられる方は、ちょっと高くてもドアにはこのような立て付けを微調整できるタイプの蝶つがいを取り付けられることをお勧めします。
この調整によってドアはスムーズに閉まるようになりました。
ところが、締まりの悪いドアに慣れた家族は、すでにドアを力任せに閉める癖が付いてしまっているので、ドアを閉めるたびに轟音が家中に響き渡りるようになってしまいました。
やはりもっと早く調整しておくべきでした。
ついでに和室のふすまも調整を試みました。
現在ふすまがわずかに斜めになっており、閉めたときに隙間ができるのです。
ふすまを外して戸車の取り付けネジをいじってみたのですが、思ったようには調整できませんでした。
あまりいじると鴨居や敷居と干渉して立て付けが悪くなるので、こちらは適当なところでやめました。
幼児対策(06.03.19更新)
我が家には幼児が3人いるので、幼児の危険対策についてはいろいろと工夫しました。
ここでは我が家での幼児対策についてまとめてみました。
エコアマド
暑い時期に掃き出し窓を開けて網戸にしておくと、網戸に寄りかかったり衝突したりした子供が、外れた網戸もろとも外へ転落するという事故が起きがちになります。
しかし、エコアマドを閉めてルーバーだけを開けておくようにしておけば、風は通る上に、万一網戸が外れたとしてもそのまま子供が外へ転落する危険はなくなります。
我が家ではリビングに階段を付けたのですが、我が家には当時、はいはいを始めた乳児がいるので、一人で階段を上ってしまい危険でした。
そこで、開閉式のゲートを付けました。しかしそれでも、当時2歳のまん中の子がいつもゲートを開けっ放しにしてしまうので、あまり効果がありませんでした。
そこで、ゲートの扉に100円ショップで買ってきたヒートンをねじ込み、ヒートンに髪留め用のゴムを通して、
自動的に閉まるようにしました。ゴムの反対の端は、ゲートのフレームの隙間から反対側に出し、その辺にあった径6mmボルト用のワッシャーで止めてあります。ワッシャーの裏には滑らないように輪ゴムが巻き付けてあります。ゲートを設置するときにゲート全体を扉が閉まる方向にちょっと傾けておくのがコツです。もちろんヒンジにはシリコンオイルを給油しておきます。
なおこれは言うまでもなく「今日の必ずトクする一言」の「山本式ドアクローザー」の応用です。
(04.05.31追記)末の子が2歳になったので前項のベビーゲートを外して人に譲りました。すると、その後は子どもたちが階段の手すりより外側を登ることはほとんどなくなりました。
階段
階段の手すりについては、支柱と支柱の間隔を15センチ以下になるようにしました。これ以上では子供の頭が入るので、そこから体が通り抜けるおそれがあるからです。実際に、親戚の家で、階段の手すりの柵に突っ込んだ頭が抜けなくなって大騒ぎになったことがありました。
家が出来上がって住んでみると、子供は階段を
手すりの外側から登って遊ぶようになってしまいました。
上の子の場合はまあ良いのですが、一歳児が上の子の真似をして階段の手すりの外側を登るようになったので、対策を考える必要が出てきました。
そこで、階段の2段目に発泡スチロール製の
ブロックを固定してすることにしました。固定と言っても手すりに
ひもでくくりつけただけですが。下の子が成長するまでの半年か1年持てばいいのでこれで十分でしょう。
(05.04.24追記)結局このブロックはその後2年近く、時々ひもを取り替えながらもずっと手すりに固定しておりました。下の子が3歳になるころに乗り越えられるようになったので、ようやくお役ご免です。さすがにその頃にはブロックは子どもたちに
ボロボロにされていました。
冷蔵庫のロック
子供が冷蔵庫を開けて牛乳のパックを勝手に出してひっくり返したりするようになってきました。そこで、冷蔵庫にチャイルドロックを付けることにしました。
冷蔵庫に付けるロックはこれで3種類目ですが、
今回のロックは扉を閉めると自動的にロックがかかるタイプなので便利です。取付は両面テープなのですが、外れないように両面テープのまわりを瞬間接着剤で固めておきました。
ちなみに、冷蔵室のドアを閉めると、その衝撃で冷凍室のドアが開いてそのまま開きっぱなしになることがよくあったのですが、これをつけてからは開くことがなくなったので一石二鳥でした。
(05.12.23追記)そのチャイルドロックを付けているのですが、最近は球太郎も器用になってきて、自由自在にロックを開けて中のチョコなどをつまみ食いしています。
妻の要請でロックをもう一つ増やしたのですが、敵もさるもので両手を使って開けてしまいます。仕方なく実に
3個のロックを付けるはめになりました。こうなる前に質的な転換を図るべきだったという気はするのですが。
(05.04.24追記)長女は6歳になった頃からこの三重ロックを外せるようになりましたが、その頃には彼女だいぶ分別が付くようになったので、それほど問題はありません。
(05.09.26追記)先月、4つあるロックの内2個が相次いで壊れてしまいました。
戸棚の開き戸(03.10.12更新)
食料品を入れてある食器棚下部にある開き戸も、いたずらされて中身が家中のいろんなところから発見されるという状況になったので、開かないように電線コードを束ねるための
タイラップで、
取っ手同志を縛りました。普通のタイラップだと切断しないと外れませんが、コードを束ねるためのものなので縛ったり外したりができるようになっています。
山本式ドアクローザー
(04.01.14更新)
冬になってからはおおむね居間ではファンヒーターを焚いているのですが、まだ一歳のちむちむは居間から廊下へ出入りするときにはいつもドアを開け放していきます。そこで、「
山本式ドアクローザー」を投入することとしました。
「山本式ドアクローザー」とは、「今日の必ずトクする一言」というサイトで紹介されていたもので、ドアのかまちとドア上部にヒートンを打って間をゴムひもでつなぐというものです。こうすると、幼児のいる家でもドアが閉まったときに幼児が指をはさんでも骨折などの重大事故になる心配がないというわけです。
ドアクローザーが必要な期間というのはちむちむに分別が付くまでのほんのわずかの期間です。そのわずかの期間のためだけにドアや壁にあまり細工の跡を残したくない私は、今回は壁にプラスターボード用の吊り金具を打って、ゴムひもをその吊り金具とドアストッパーのステーに巻き付けてみました。
このドアは冬になると木材の収縮の関係でドアの下部が床と干渉してしまうので、ちょうつがいを調整してスムーズにドアが閉まらるよう
調整する必要がありました。
(05.04.24追記)昨年末、このドアクローザーを復活させようと思ったのですが、昨年外して保管しておいたはずのゴムひもが見つかりません。とりあえず輪ゴムを何本かつないで代用しました。そのうちゴムひもを探すのが面倒になって、輪ゴムのまま一冬経過してしまいました。輪ゴムは微妙な張力の調整もしやすいし、何より値段が安いので、見栄えを気にしない方にはお勧めかもしれません。
コンセントカバー
(06.03.19更新)
子どもが電源コンセントにいたずらしないためのコンセントカバーという器具があります。
電気器具のプラグの電極の代わりにプラスチック製の突起をコンセントのスリットにはめ込んで、コンセントへのアクセスをブロックするものです。
わが家では、子どもの手が届く場所のコンセントには、このコンセントカバーをはめています。
しかし、意外な陥穽が待ち受けていたのでした。
床に近いコンセントに関しては、電気掃除機を使用する度にコンセントカバーを抜いたり差したりする必要があります。
電気掃除機は毎日一回以上は使用するので、累計すると抜き差しのは結構な回数になります。
そして、今回ついに、コンセントカバーの右側の突起が劣化して折れ、
コンセントの中に残ってしまいました。
隙間がほとんどないので苦労しましたが、安全ピンの針でこじってなんとか抜き出すことに成功しました。抜き出すコツは、針を残った突起の外側(今回は右側)から突っ込むことでした。
考えてみれば今回折れたコンセントカバーは、あぴきが赤ちゃんの時に購入したものですので、最低6年は使っています。折れても不思議はありません。
毎日抜き差しする場所には、一年くらいで新しいコンセントカバーと取り替えた方が良いなと思いました。
対流防止用カーテン(04.03.18更新)
2003年の12月にカーテンを取り付けました。
我が家の階段は居間にあります。階段スペースは当然の事ながら吹き抜けになっているので、冬になるとファンヒーターをつけても暖気が階段スペースから2階へ昇ってしまい、代わりに冷気が階段を降りてきます。この冷気の流れは、階段の側でははっきりと風として感じられるほどの強さです。
当然、暖房効率は著しく低下しているはずなので、この冬は改善に着手することにしました。
まず、居間の階段の上り口をカーテンでぐるりと覆ってしまうという案が検討されました。ここをふさいでしまえば暖房効率が一番よくなるはずです。しかし、我が家の階段は片側が袖壁ではなく手すりになっており、開口部が非常に広いのです。これを覆うカーテンとなるとその形状から当然自作となるのですが、それには作業量の多さ及びカーテンの裾を階段状に仕上げないといけないといった技術的な問題が出てきます。また、また手すりが使えなくなる、見た目が悪い、圧迫感があるなどの理由から実行直前で中止しました。
次善の策として2階からの階段の降り口を覆うカーテンを取り付けることにしました。ここなら開口部の幅は半間です。
カーテンは買ってきた布から妻が自作しました。床から天井まで覆う必要があるのでカーテンは長さが2メーター半ほどになり、この長さのせいで妻が縫製するとき非常に扱いにくかったそうです。あとは床とのすき間がなく、かつ引きずることのない長さに仕上げるのに神経を使ったということです。
天井にカーテンレールを取り付け、フックをかけてできあがり。
このカーテンの効果はてきめんで、閉めていると階段の横に立ってみても冷風が吹いてくるということがなくなりました。また、ファンヒーターの設定温度を以前より2度下げても前より暖かいくらいです。
その後一つ問題が発生しました。
寒い時期には基本的にLDKのドアや窓は閉め切っているので、密閉状態になっています。その状態で部屋に出入りするためドアを開閉すると、微妙な気圧の変動が発生します。そうなると、一階と二階とを仕切っているのは布でできたカーテンですので、気圧の変動によってわずかに揺れます。実はそのカーテンのすぐそばに人感センサー付きの足元灯があるのですが、そのセンサーがカーテンの揺れを感知してしまうので、暗くなってからはどこかのドアを開け閉めするたびにライトが点いてしまうのです。
妻がこれを気にするので対策を施しました。と言っても電球をゆるめて点灯しないようにしただけですが。
(追記 2003年7月以降に建てた家は、建築基準法改正によって24時間換気システムを回すことになっているので、温度を保つのが大変でしょうね。)
2年前点検(04.08.24更新)
現在、新築住宅には10年間の保障が義務づけられている関係上、年に一回、住宅メーカーの家屋の点検が行われます。
2004年6月には2年前点検として、床下へ潜っての目視点検などが行われました。
工務店の人が床下へ入っているときに、私も点検口から頭を突っ込んでみました。
我が家の基礎には、通風口は一切作らず、基礎(コンクリート)と土台(木材)の間にゴムパッキンを挟み込んですき間をあける基礎パッキンという工法を採っています。基礎と土台のすき間から空気が流れる仕組みなのですが、果たして本当に空気が流れているものやら一抹の不安はありました。
今回、床下に頭を突っ込んでみると、空気が動いていることが確認できました。また、目の位置を、基礎と土台のすき間が一直線になるようにして見たところ、家の四周にわたって外光が差し込んでいるのが確認されました。つまり、特にすき間がふさがっているようなところはないようです。
今回、経年に伴う不具合は雨戸がちょっと傷んでいるだけだったのでした。しかし、設計図には記載されている家事室のコンセントが実際には取り付けられていないことが先日判明したので、その旨工務店の人に告げると、すぐ手配してくれるということでした。2年も経ってから気が付くなんてマヌケな話ですが、先日の台風で生ゴミ処理機を家の中に入れてみるまでは全然気が付かなかったのでした。
そのとき不足が判明した家事室のコンセントについては、一月後に取付が完了しました。
また、エコアマドのルーバー開閉のためのレバーの動きが固くなっていたのですが、これについてはルーバーの軸に注油してくれました。その結果、開閉がスムーズになりました。私はその場にいなかったので、どんな種類のオイルをさしたのか分かりませんが、次にレバーの動きが固くなったときにはシリコンオイルでも差してみることにしましょう。
アリ(04.08.24更新)
2004年の春頃から、家の中、特に玄関の周りで小さなアリを見かけるようになってきました。
妻に言わせると、敷地入り口のポストのあたりに巣を作ってヤツらではないかということです。アリの動きをトレースしてみたところ、確かにその方角から来ているようです。
床下から来ているのではないかとも疑い、念のために畳を上げてみましたが、特にそちらから来ている形跡はありませんでした。 ちなみに畳というのは、角のすき間に丈夫なドライバーを突っ込んでこじれば簡単に持ち上がります。
また、よく玄関のたたきで遊んでいるちむちむは、時々足を何かの虫に咬まれるか刺されるかして赤いポチポチができているのですが、これもアリによるものかもしれません。
そういうわけで妻から私に対策を取れとの命令が下ったので、殺蟻剤を買ってきて玄関先に置いてみました。
これは、アリに毒性のあるエサを巣に持ち帰らせることによって巣ぐるみ殲滅するという、人間の身勝手をそのまま薬剤にしたような代物です。
なお、殺蟻剤には何種類かあったのですが、注意書きに「万一誤って食べた場合には○○という薬剤を含有した製品であることを医師に告げて診察を受けること」と明記してあった製品を選びました。
殺蟻剤を置いてから3日経ちましたが、それ以来アリの姿を見かけなくなりました。確かに効果はあるようです。
書斎の換気(04.10.18更新)
わが家の書斎(半分倉庫ですが)には本棚が並んでいます。書斎の片側には大きな本棚を壁にくっ付けて置き、その反対側の壁では、図書館の書架のように本棚を向かい合わせに置いてあります。
書斎には窓がないので通気の面からは問題があります。家の設計段階でもこの点については悩んだのですが、出入り口を書斎の対面2箇所にすることで解決を図りました。
しかし実際には書斎の出入り口が風の通り道に沿っていないこともあって、内部の空気はよどんでいます。
最近書斎に入るとカビ臭さが気になるようになったので、対策を取ることにしました。
といっても1000円ほどで売っている小型扇風機とタイマー付きコンセントを書斎内部に設置し、朝晩気が付いたときにこれを回すようにしただけです。
現在のところ効果はよく分かりませんが、少なくとも空気を動かしていることは確かなので、多少の効果はあるのではないでしょうか。
本当はこういうギミックに頼らない設計が理想なのですが。
通気が悪いと言えばわが家の玄関回りも通気がよくありません。油断すると土間に置いた革靴にカビが生えてしまいます。
当初の設計では玄関ドアの横に小さなジャロジーを設けるつもりでした。しかし、最後の最後で防犯を考えて、ジャロジーは止めて強化ガラスのはめ殺し窓にしたせいです。ジャロジーではガラスのすき間から解錠器具を突っ込まれて玄関の鍵を開けられてしまう可能性に気が付いたからです。
その後、秋に投げ売りされていた扇風機を一台購入し、書斎は毎日、週に一回くらいの割合で玄関、クローゼットなどで回すようにしています。
書斎のカビ臭さなどはかなり改善されました。
床下に潜ってみた(06.11.17更新)
2006年の7月、家の床下に潜ってみました。
以前から床下の状況を直接見たいと思っていました。
わが家の基礎には通気口を設けておらず、床下の通気は基礎と土台の間にはさんだ基礎パッキンが作る隙間によってのみ行われています。
床下にも空気がちゃんと流通しているのかどうか、また、基礎パッキンでできた隙間の外側には板金のカバーがあるのですが、それで床下に雨が吹き込むことが本当に防げているのかどうか、気になっていたからです。
それでも面倒くさいのでなかなか実行に移していませんでした。しかし、先日、生垣の枝をしつけるための杭が、アリだかシロアリだかにボロボロにされているのを発見しました。それで床下が急に心配になって潜ってみることを決意したのです。
ある日子どもたちが買い物に行くことになったので、その隙に床下に潜ることにしました。しかし時間的な余裕は30分程度しかありません。
作業着に着替えてマスクをし、畳をはがしているともう10分程度は経ってしまいました。床下はは基礎パッキンでできた隙間から多少光は入るもののやはり暗いです。最初はフラッシュライトを使いましたが、一部分しか明るくないため見にくいので、非常用のハンディ蛍光灯を投入しました。
プロが床下を点検するときには、30センチ×50センチほどのキャスター付きの板に体を乗せていました。
ホームセンターでスノコとキャスターを買ってこの板を作ろうかと考えたことはありました。しかし、年に何回も使わないのに場所ふさぎな物を作るのも不合理だと思って作っていませんでした。
そのため、匍匐前進で床下を進みました。思ったより高さに余裕はあるのですが、匍匐前進だと移動速度は遅いし服は汚れるし腕は痛くなるしで、やはりキャスター付きの板は必需品だと思いました。
床下はホコリは積もっているものの、意外ときれいでした。ところどころクモやカナブンの死骸が転がっているくらいです。
床下には等間隔でジャッキが入っていて、床を支えています。最近床が少し傾いてきている気がする場所があるのですが、このジャッキで調整してやれば良いのでしょう。
時間があまりなかったので隅々までは見て回れませんでしたが、とりあえず水の侵入やシロアリについては大丈夫なようでした。空気もそこそこは動いているようです。
窓用フィルム(07.03.04更新)
万一寝ているときに大地震が起きたとき、ガラスでの被害を最小限にするべく、私は寝室の窓に窓用フィルムを貼っています。
その時の教訓は、ゴムべらを使わないときちんと仕上がらないということです。もちろん霧吹きは必須です。
また、貼ってから分かったことがいくつかありました。
まず、私はフィルムを窓のサイズに合わせて切ってから貼りましたが、貼ってから余った部分を切るのが正しいやり方のようです。余った部分を切るときには、縁のパッキンを切らないように金属の物差し(これが結構高い)が必要になります。
また、フィルムは網入りガラスやペアガラスにはできるだけ貼らない方が良いようです。特に直射日光が当たる窓などでは、膨張率の違いからガラスが割れるおそれがあるということです。
これだけは言っておきたい(07.09.17更新)
これから家を建てるという方へのメッセージです。
フローリングを水回りに使わない(07.09.17更新)
フローリングというのは表面の板と板の間にすき間があります。水をフローリングの上にこぼすと、そのすき間からフローリング内部に水がしみこんでいきます。しかしすき間は狭いですから一度内部に入った水はそこから蒸発して出ていくことができません。水は内部に蓄積される一方です。水分があると、フローリングは内部から腐っていきます。私は築5、6年でフローリングのトイレの床が腐ってしまったのを見たことがあります。
確かにフローリングは見栄えはいいのですが、悪いことは言わないので、トイレ、洗面所などの水がかかる場所にはフローリングの使用は止めて、塩化ビニルシートか何かを使うようにしましょう。
できればキッチンもそうすると安心なのですが、ダイニングキッチン主流の現在ではデザイン的に難しいでしょう。
水をこぼしたらこまめに拭くようにするとか、床用ワックスをこまめに掛けるとか、水がこぼれても大丈夫なようにマットを敷くとかの対策が必要です。
家を維持するコスト(07.09.17更新)
外壁の再塗装・サイディング張り替え(07.09.17更新)
2007年2月、私の周りで家の外回りの補修が相次ぎました。
いくつかのパターンで補修にかかる費用が聞けたので、参考までにメモしておきます。
1 外壁の塗り替え 約90万円
二階屋のケースで外壁、塀、濡れ縁、雨戸、雨樋まで含みます。サイディング目地のコーキングを一度除去し、やり換えての価格なのだそうです。
2 1プラス屋根の塗り替え 約150万円
こちらも二階屋。1のケースより木の部分が多い家屋です。
3 サイディングの張り替え 約300万円
外壁の具合が悪かったので、剥がしてサイディングをやり直したケースです。
工期も10日〜2週間程度かかったのではないかと思います。
家を建てた後も。10年に一度くらいは大規模なメンテナンスが必要だと言われています。
特に宮崎は紫外線が強いため、他の土地では10年持つ塗装や素材が7、8年しか持たないということがあると聞きます。
なお宮崎は物価が全国で2番目くらいに安いし、3件とも知り合いのつてで補修を頼んだ業者を頼んだようなので、実際にはこれより高くなるケースが多いのではないかと思います。
もちろん外壁の素材その他でも値段は変わってきますし。
とにかく早め早めにメンテナンスしておけば家は長持ちします。少なくとも大体7年目くらいに外壁の塗り替えなどをやっておくといいのではないかと思います。
しかし屋根まで塗るとして150万円を7年間で貯めるとすると、月当たり1万8千円弱です。
一戸建てだと家賃が要らないから、とはよく言われるセリフですが、家のローンに加えてメンテナンス費用まで考えると結構厳しいものがあります。
さて上記「1」のケースはなぜ屋根の分が入らないかというと、瓦葺きだったからです(本当は瓦ずれに対するメンテナンスも必要なようですが)。家を建てるときにできるだけメンテナンスのコストのかからない素材を使うという方法が根本的な対策なのですが、そうすると初期投資が大きくなるのでこれもメンテナンス費用とのトレードオフです。
個人的には、塗料などの人間が作り出した高分子の分子結合はどのみち紫外線に耐えられないので、外壁や屋根には金属を使うといいような気がします。(これも腐食の問題がついて回りますが。)
シロアリが出た(07.09.17更新)
2007年春、我が家は築後5年が経過し、シロアリ防除の保証期間が切れたため、シロアリの点検をしてもらいました。
私ははそういうことは思い付きもしなかったのですが、家を建てたときに処理した業者さんの方から言ってきたのでやってもらうことにしたものです。
結果は、床下は大丈夫でしたが、生け垣を矯正するための木の杭と竹にシロアリが巣食っているのが発見されました。
そういえば杭が妙にすかすかになっているなとは思ったのですが、シロアリとか、ましてや駆除しなくちゃなどという考えは思い浮かびませんでした。
ということで防除することにしてもらいました。
駆除や防除のための薬剤はグレードが上の物はより人間への攻撃性が低いのだそうです。ノーマルグレードとは1万円くらいしか違わないので、ウチは子どももいるため、どうせならとハイグレードの方を指定しました。
生け垣木杭にシロアリの駆除とともに家の方にも予防のための薬剤散布を行いました。5年保証付きで20万円。また、杭のやり換えや配剤処分を園芸業者に頼んだのでこちらに5万円掛かりました。
家を維持して行くにはいろいろとカネが掛かるものです。
泥棒のマーキング?(08.06.24更新)
実は昨年(2007年)の話になるのですが、勝手口の近くの家の基礎部分に、仕出しに使うプラスチックカップ入りの茶碗蒸しが投げつけられていたことがありました。
誰かのいたずらだとしても気味が悪いので、早々に片づけて跡も残らないようにしておきました。
そのままそのことは忘れていたのですが、最近たまたま日経BPネットのSAFETY JAPANというサイトを見ていたら、あれは泥棒のマーキングだったという可能性も考えられるのではないかと思いました。
何でも泥棒は家人の警戒心を計るために、玄関や郵便受けなどにシールを貼ったりすることがあるのだそうです。このサイトの実例ではサッシにペンキを塗られていました。
わが家の場合は、カップ茶碗蒸しというコストも入手性ももう一つの素材だし、近所に泥棒が入ったという話も聞かないので、純粋な酔っ払いのいたずらなのかも知れません。
しかし、泥棒を呼び込まないために家の回りには気を付けたい物です。(そういえば変なところにコーヒーの空き缶が置いてあったことも。)