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買った本・CD・DVD・ライブetc・・・・

とにかく並べます。全部が買ったのばかりだよ。良かったのだけを書きます(悪いことは忘れます(^_^)

03/7/26(土)

  1. 座談会 特許クレーム解釈の論点をめぐって(発明協会)

      今回は、久しぶりに、僕のプロの領域の書籍について書く。 今年の知財関連書籍の中でピカ一の可能性があると思う。

     以前、企業法務出身・日本米国どちらでも大丈夫・ばりばりの人が僕の上司・知的財産業務の責任者になった事がある。この時期には、勤め先の知財業務が法務的になって、これは僕には非常に役に立ったのだが、この上司、「知財の世界は、関係者が個別事件に立ち入った情報交換を良くやるねぇ。会社法務の世界では信じられないよ。」なんぞと言っていた。
     確かに、覗き見た企業法務系の世界と比べると、企業内の個別事情をわりに話すような所が知財の世界にはあるようだ(当然、守るべき所は守るが)。 大体、裁判所というのは、普通は個別の事件について心証等を話すものではないのに(昔流に言うと、これが裁判所のモラルだったらしい)、知的財産についてはその部門の裁判長が「積極的に話す」なんてことを言っている。 弁護士も、知財専門家が少ないので、同じような顔ぶれが攻め方・受け方に回ってやりあっているし、昨日の相手は今日の味方、なんて事もあるようである。 知財制度のユーザである企業間でも、「競争相手」ではあるが「敵」ではない、という状態で、知財協という業界団体を通じて意見交換がかなり為されている、と言う感じであるし、海外駐在の知財部員の間の交流は、会社の壁を越えているとも聞いている。 不思議なのは、このような感じが弁理士間にはあまり感じられないこと、やはり、書類仕事なので業務が事務所内で完結しているので・・・・が多いし、パイが小さいので「敵」という感じになってしまうのかもしれない。
     思うに、知的財産の世界は、その権利の客体が無体物である発明等であるので、皆がその取り扱いに苦労していて、同業者意識が他の法律分野と比べると存在してるようでもあり、また、知財は国策なので、その意味で細かい利害を超えている部分がある、というあたりだとも思う。

     そんな中での、一線級の弁護士・裁判官が、クレーム解釈の論点について討論をした記録が本書である(念のために、これに載っていない弁護士はが一線級ではない、との意ではない。例えば竹田実弁護士は、明らかに一線級だけどこれに参加していない)。
     この本、一見して、「なんと高い本だ(タイムチャージを考えると)」というのが第一感である。 そしてチャージが高い人たちばかりだから、その討論の内容は法律・知財のjargonのかたまりであり、そのようにしてポイントに集中する議論の内容がプロには非常に為になる。 そんなわけで、その裏返しとしてこの本は、素人さんには勧めることはできない。
    どこまでが解釈として決まっていて、どのあたりから意見が分かれ出すのか、というあたりがかなりビビッドにわかるし、また、裁判官が判断する際の考え方、弁護士のつっこんでいく際の視点が、とてもとても勉強になる。 そして、知財の論点部分の解釈はさながら生き物であって、今現在ダイナミックに動いている、ということが良くわかる。

     久しぶりに、現在動いている知財の世界に属していることの厳しさ等を感じられるような本であり、またここに弁理士が呼ばれていないことについて、何か考えさせられるようなものでもある。

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03/6/18(水)

  1. アル・クーパー(SHIBUYA-AX)
     
    僕は殆どテレビを見ないのだが、珍しく見ていたある日に流れてきたのが「あれ、JOLIEじゃん??」、それはcybershotのCMで、ただ新しい音になっていた(そういえば、ブラックサバスとかが、最近は再録されているようである)。 「これ、確かQuincy Jonesの娘のことだよなぁ」なんて事を思い出していた。
     4月に四人囃子のライブがQuattroであって、そこで見たのが「アル・クーパー初来日」??、「なんじゃらほい??」と思っていたら、本当に来た。 この人、確か大病をやっているはずで、この機会を逃すと見ることが出来るかどうかわからない。
     会場は、やたらと平均年齢が高い。 そりゃそうだ、アル・クーパーはロック史に残る有名人だったんだから。 そして、かなり太った彼が出てきた。
     大丈夫かな、と思ったら、いきなり鳴ったオルガンの音が、あの音!!、レスリー使った、あのディランの音が出てきた。 あぁ、良いなぁ、タイムトリップしてしまった。
     バンドの音は、4リズム+フロントに二管が立ったのだが、そのバランスが抜群によかった。 そして後半でのアル・クーパーのソロでは、あの音にのって昔のなじみのフレーズがたくさん出てきて(like a rollling stoneも!!)、なにやら感激。
     そういえば、高校生だった頃に、「俺たち40になったら、赤ちょうちんで、茶碗たたきながら「Dazed And Confused 」歌ってたりして」なんてギャグがあったのだが、自分がその年を優に超えて、「懐メロ」が一杯残った、という感じですね(^^;

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03/6/7(土)

  1. 立川談志(伊勢原市民文化会館)
     
    どうにか談志に間にあった。 ガンという話があって、「もう見ることは出来ないかな?」と思っていたら、なぜか僕の地元に来てくれた。 ちょっと目を疑ったが、とにかく切符を押さえたら、あっという間になくなった。 余談ながら、当日は会がはねてから、駅に向かう観客がぞろぞろ(280人ぐらいの狭いホールなのに)、いろんな所から来たんでしょう。
     高座には、なんか小さい老人がちょこんと座っている、と言う感じで「あぁ、小さくなってしまったなぁ……」と正直、思ってしまった。 しかし、噺は(「蝦蟇の油」と「大工調べ」の二席)口調がもったっとしているようではあるが、しかしギャグ(そこらの落語家は話せないようなシュールなギャグ)の切れ味は、たぶん今まで聞いた中で最高クラス・シュールで、「あぁ、すごい人だなぁ」と思わせるのの充分な中身だった。 また伊勢原に来てくれると言ってくれたので(よいしょかな、でも観客のマナーはかなり良かったと思う。 半端な通も居ないし、話している姿は楽しそうであった)、また見せてもらえるかな?

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03/5/29(木)

  1. ホール&オーツ(東京国際フォーラム)
     
    席は、まだだいぶんと余っていて、人気の絶頂からは少し遠のいたような感じだったが、演奏は、とても良かった。
     新しいアルバムの曲がかなり多かったのですが(ダリル・ホールの離婚の影響か? 別れた奥さんはかなりの楽曲の著作権を持っているのでは?)、これがかなり出来がよくて、また昔の曲はやはり良いし。 あれやこれやであっという間に終わってしまったと言う感じだった。 (最終公演の横浜では「What's goin' on」が出たらしいけど)。

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03/5/25(日)

  1. アルバン・ベルグ弦楽四重奏団(秦野文化会館)
     
    僕の住んでいる町の隣町(要するに田舎町である)の文化会館にアルバン・ベルグSQが来ると知ったときには、正直、ぶったまげた。 このSQ、要するに世界最高のSQの一つである。 大体、音楽(特にクラッシック)の世界、「世界有数」の演奏は「世界無数」のとはちょっとものが違うのが普通で、プログラムなんて実は関係なくものすごい感動を呼ぶ(誤解を招いちゃいけないので、例えばやはり「世界最高」の一つ・Jessie Normanはプログラムにものすごく気を遣っていることが良くわかる。 しかし、何を歌っても「神」になるのは間違いないだろう)。 まして間違いなく「世界最高」の一つである。 だから、殆どの曲を知らなかったのだが、とにかくすぐに切符を押さえて、行くことにした。 でも、さすが田舎町、空席が多数なんですよね。 SQは一般には受けないからなぁ……)。
     演奏は、よい、とてもよい、あんなに音楽がすばらしく流れ出す演奏は、久しぶりである。 もう、ホールは本当にしんとして、観客は聞き入ってしまった。 当日は中学生が多数来ていたのだが、そのような客層があそこまでまじめになった・雰囲気をざわつかせなかったのを見たことがない。 また、「パンフめくるのは自由だよね」という感じの傍若無人の客がいるものなのだが、そして当日も最初はいたのだが、もうそんなことも自ら止めてしまった。 そりゃ、あんな雰囲気じゃ、そんなことやるのも恥ずかしくなるよなぁ。
     やはり、世界最高というのは違う、というのを再認識した夜だった。 「SQがあんなに楽しいものだとは思っていなかった」という観客の感想が、帰りの駐車場でかなり聞かれた。 秦野は今回来日して二回目のコンサートだから、追っかけようかな。

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03/5/24(土)

  1. CrosoverJapan 03(よみうりランドEAST)
     
    70〜80年代にかけて、「クロスオーバー」なる音楽のジャンルが存在した(要するに今の「フュージョン」なのだが)。 これは全くの和製英語で、外タレが来日インタビューでこの言葉が全くわからずに「オーディオスピーカーのネットワーク」のことを話していたのを覚えている。
     そういえば、このころからアメリカでソウル・R&Bが洗練されてきて、ロック・ポピュラーに接近してきた。 この接近時代のR&B側の代表はフィラデルフィアサウンドであり、またポピュラー側はビージーズだと思う。 そしてこれらを演奏していたジャズミュージシャン達が(例えばモータウンのサウンドは、売れていないジャズ屋が作ったという話もあって、ソウル・R&Bとジャズは非常に近いところにあった。)そのリーダ作で一気にオーバーグラウンドに浮上した(ラリーカールトン「夜の彷徨」が78年である)。
     そしてその頃、日本では、スタジオ系のミュージシャンが集まって、このような音楽をやり始めた。 それを持ち込んできたのは、僕が思うに単身で米国に行ってレコーディングをした山下達郎であり、(バックボーンが違うが)鈴木茂だと思う。 当時は山下達郎は全くメジャーじゃなかったが、しかし、あの1st.はジャズ喫茶のJBLでかけたら、その迫力と音が本当にすごかった。
    そして、そんな「クロスオーバー」〜「フュージョン」時代の人たちを集めて、一バンド40分の持ち時間で丸一日やったライブがこれ。
     僕は個人的には、「パラシュート」の再結成と、「鈴木茂」を見たくて行ってきたが、一日中、とてもおもしろかった。 最後の高中正義あたりだと、やはり「大ヒット複数」というのは強いね、と言う感じの場内だった。
     「パラシュート」は、ちょっと他のバンドとはものが違ううまさ・良さ、まあ僕の20代前半の頃の音でもあり、非常に良かったとおもう。 その他、大抵のバンドは大受けしていた、と言う感じだった(何しろ、TVのCM・BGMで知っている曲が連発だものね)。
     しかし、その中で浮いていたのは「鈴木茂」、はっきり言って良くなかった。 思うに「クロスオーバー」なる音楽は決め所をきちっと決めるようなテンションがかかっていることが必要なのだが、そのような音楽にはもう興味がないような感じがした。 「おいおい、鈴木茂だぜ、日本のロックの大先達だぜ、それをこんな風にさらしちゃいけないよ、主催者も曲目を選ぶときにはコンセプトに合わせるように関与してやれよ。」とは思ったのだが、それは無理なのだろう。 客席も「鈴木茂、だれそれ?」という感じだったし。
     やっぱ、わたしゃ、バンドワゴンの頃の演奏を今一度聴いてみたい。 最後にやった「砂の女」、イントロ聞いたとたんに感無量になった(イントロの後は、やっぱり流れてしまったけれど)。

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03/5/23(金)

  1. 伝説のエンターティナー陣内孝次郎の肖像(銀座博品館劇場)
     
    陣内孝則の祖父・陣内孝次郎という架空の劇作家をでっち上げ、その作品・行動が現代のコピーライター・映画監督・音楽家等に多大な影響を与えたとして、後付で証拠等を作ってしまい、その人の功績をたたえる紹介番組を作る、という喜劇。
    (1) 要するに、例の「ゴッドハンド」の遺跡発掘を一ひねりして、それを人物紹介番組と組み合わせた、という趣向か。
    (2) 後付の証拠の時代考証がむちゃくちゃで大笑いはしたのだが、どちらかというと「パロディの笑い」という冷たいものの感じで、演劇の熱さは、あまり感じられなかった。
    (3) 見方を変えれば、報道先行で事実がでっち上げられる、という時代をおちょくっている、と言うようにも見えるが如何。
    (4) それにしても、陣内相手にお尻でドンやって、おへその上のあたりにはいるとは、サトエリ、なんと足が長い(^_^)
    (5) でっち上げ証拠の鈴木清順のインタビューで、寅次郎が作ったカクテルの名前に自作の映画のタイトルをどんどん並べても、客席は受けないんだなぁ……

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03/5/11(火)

  1. 最良の日、最悪の日 人生は五十一から 丸2(小林信彦・文春文庫)
  2. 決定版 私説コメディアン史(澤田隆治・ちくま文庫)
     
    プロファイルを見てもらうととおわかりのように、勤務先で異動があって超多忙になってしまったが、それでも芸事・芸能事の本には手が伸びる。 今回は喜劇関係の本。
     既に漫才ブーム以前の人たちがどんどんと亡くなって・現役を引退してしまった中で、一貫してその渦中にいた人として、東の小林信彦・西の澤田隆治は最も重要な人たちだと思う。 なんせ、シャボン玉時代のクレージーのスタッフと、てなもんや三度笠のプロデューサ、僕らの子供時代に確かに存在した喜劇黄金時代をつくってきた人たちである。 また、澤田が言う「新しいメディアが生んだコメディアン」の代表・笑福亭仁鶴の深夜放送は、東京からリアルタイムに聞いていた、なんて思い出もある。 その人達の著書は、とにかく読んでみると、いまやなんか懐かしい雰囲気がいっぱいで、ぐっと来るものがある。 東京のスマートさとと大阪実利・対東京の気風の違いで、例えば中原弓彦(小林信彦のこと)の「日本の喜劇人」(新潮文庫)の中に、それに対する違和感が書かれているが(だるぺん、大阪生まれ東京育ちなので、そのあたり非常に面白かった)、しかし根っこの所はお二人ともあまり変わらない、という感じがする。 なにしろ、第三者のいい加減な報道に対しての怒りよう・テクニックがない芸人に対する無視(これはアナウンサ等に対する視点も変わらない。例えば小林P54から、木佐彩子について「「日本語ができない」ということが「大胆」「怖いもの知らず」と評価される」旨、非常に上品にからかっている)・名人の渇望等、そのあたりは非常に似ているように思う。
     そんなわけで、僕は両者とも大好きなのだが、比較をすると生まれ大阪が勝る、ということかな、という感じもする。 新しい喜劇俳優を育てることが生き甲斐である澤田がため息をついているような「私の愛した喜劇女優たち」という収録文章が、僕は一番好きである。
     

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03/2/23(日)

  1. フォーグラー・カルテット&村治佳織(秦野市文化会館)
     
    だるぺんの住みかの隣町の秦野市図書館は、判例時報と法律雑誌が置いてあるので、勉強のために月に一回通っている。 今日、その勉強に行ったら、隣の文化会館で室内楽のコンサートがあるという。 あまり期待しないで入ってみたら、良いんですよ、これ。 特にカルテットが、若い人たちが音を明るくのびのびと演じていて、聴いていてとても気持ちがよい。 村治佳織も、特に弦楽器一本との演奏(ソナタ・ピアソラ)が良い演奏で、いや、もうけものでした。

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03/2/18(火)

  1. ボウリング・フォー・コロンバイン(恵比寿ガーデンシネマ1)
     
    この日は、会社休んで、映画を見回っていた。 この話題作、どんどん人を集め始めていて、最初はシネマ1だけだったのが、いろんな映画館で22日(土)からスタート、3月1日からはガーデンシネマ2にかかっていたウディ・アレンをはね飛ばして、1・2ともにこれになるらしい。 僕が行ったときも、13時30分に14時上映分が売り切れ、即座に16時30分上映分を買ったら、既に52番の整理番号、16時30分の頃には、最終上映まで売り切れ、という状態であった。 うん、平日でこれだから、今は堅気の会社員では見ることは出来ません・・・・
     映画自体は、さすが評判になるだけのことはある。 k-martに銃弾の販売をやめさせるあたりは、「青臭い」との評もあり、またアメリカで悪評もあるらしい。 言い分わからんことはないが、でもそんな事言うのは、「集団心理化している(カルトかつ普通人の)集団に対して異論を認めさせることの困難さ」を知らない人の言うことだと思う。 そして、その「集団心理」が「人種が異なれば反抗の可能性があり、反抗されれば殺される可能性があり、だから自分から殺しに行くことは正当だ」という旨のものであるのだと、言っているように思えてならない。 そしてマリリン・マンソンの(こんなにまともなことを冷静に言える人とは思っていなかった)「メディアは恐怖と消費の一大キャンペーンを作り出す。 恐怖を植え付けて消費させる。 その恐怖心が人を銃に向かわせるのだ。」の近くに真実があるような気がしてならない。
     ただ、手法は明らかに喜劇のものなのだが、映画館の場内がシンとしていて、こちらの方もかなり考えるものがあった。 喜劇仕立てということは、笑うことこそがメッセージへの共感だと思うのだが。
  2. 猟奇的な彼女(日比谷シネシャンテ)
     
    なにやら、自分のキャラには全く似合わない映画を(一人で)見ているのだが、これは面白かった。 内容は、ラブ・コメディ、美人だけど口より手が早くてしかも酒癖が悪い女に、女性のように育てられた男が引っ張り回される話。 かなり笑えたのだけれど、全体を通して見たら、やはり純愛もの、これでなければ韓国では受けないらしい。 あと、映像はかなり下品なものが多いんだけど、全体として「ピュア」。 映写後の後味はかなりよかった。
     個人的には、女優のチョン・ジヒョン、15日のテレビハングル講座でのインタビューでも、この映画の最初のあたりでも「なんかその辺にいる普通の娘・これで主演?」という感じだったのが、後半になってどんどん主演女優になっていくのにはびっくりしたし、ダンスシーン(これで韓国ではブレイクしたらしい)は短かったんだけどでもとても良かった。 そしてソウルと言っても、東大門・鐘閣のクラッシックソウルと、新村(学生街)・梨泰院・狎鴎亭洞あたりでは全く違うらしい、と思えたのも収穫か。 でも、東京でも渋谷・新宿と上野・根津谷中のあたりだと誰が見ても全く別の町、ということと同じか・・・・
     

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03/2/12(水)

  1. 春風亭柳朝十三回忌追善興行(鈴本演芸場)
     
    このところ、珍しく(?)激務が続いていたのだが、ちょうど出張があって、幸運にも見ることができた。 林家一門(柳朝師は林家正蔵師の一番弟子)で固めた追善興行、鈴本演芸場は満席で、前日は立ち見もでたそうだ。 普段の番組と違って演者名には演目が添えてある。 柳朝師が得意としていたものらしい。 「らしい」と言うぐらいだから、あまり回数は聴いてはいないが、しかし昔の寄席番組にはよく出演していたし、その人を末広亭で見たことはある。
     興業の出来そのものは、客観的にはあまり良くなかったようにも思う。 「芝浜」を演じた小朝が言い間違いをして失笑を買う場面なんて初めて見たし、勢朝の話は口跡が悪いような、ごちゃごちゃしたものに聞こえたし。 でも正朝が出てきて、「今日は師匠の形見の着物を着てきました。」というあたりから、頭の中で柳朝師が話し始めた。 そう、回忌というのは、死んだ人の思い出が甦る場だったのである。 「うーん」と感じ入った。 思えば一昨年は志ん朝師が亡くなって、きれいな勢いをもって噺ができる落語家、これがいなくなってしまったような気がする。 そんな落語家を聴くことができて幸せだったのか、これから聴けないことが不幸なのか・・・・。 そうそう、吉川潮の「江戸前の男-春風亭柳朝一代記-」(新潮文庫)には、柳朝師の芸の核として「難しいものを簡単に見せるのがプロ」というのがあるが、これにはかなり深い共感を感じるなぁ。

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03/2/9(日)

  1. DO IT FOR LOVE(ホール&オーツ)
     
    このデュオ、大好きである、それも、超有名になる前、Sala smileの頃からだなぁ。 弁理士試験の論文試験の時には、ホテルにこもって勉強をしていたのだが、その際にも、カーペンターズとホール&オーツのCDを持っていた(三回試験を受けているのだが、毎回持っていた)。 しかし、もう枯れてしまったのかなぁ、と思っていたら、なんか、この新しいアルバムの好評がかなり聞こえてきた。 
     これは良い。 アコギが前に出てきて、音がシャキシャキしていてかつ柔らかく、70年代の西海岸のロックが現代に生まれ変わって出てきたような感じがする。 当然ながら(と言ってはいけないのか、あれから約20年経ってしまったのだから年老いていて当然なのだが)、あの伸びやかな歌声。 しばらくの間は愛聴盤になるのは間違いなしです。 
  2. 乃木坂血風録【人でなし稼業】(福田和也・新潮文庫)
     
    現代のタカ派の代表的な論者が、「エロ本」上で(と自分で書いている。 正直言って「Wooooo」という雑誌は知らないのだが、「林真理子とヤるぐらいなら・・・・」(P17 )なんて掲載されている文例を見ると、少なくともオーバーグラウンドな雑誌ではないことはわかる)、「エロ本は、何でもあり、ノールールマッチのリングである。 立花隆でも、大江健三郎でも高村薫でも、ここに出てきて勝負しろ!」なんぞとわめいてる。 このアンバランスもすごいが、言っていることもノールールマッチ対応でかなり過激。 とんでもない話が満載なのだが、しかし、読後は、何か踏み絵を突きつけられたみたいな感じがする。

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03/2/2(日)

  1. 昭和の劇 映画脚本家 笠原和夫(笠原和夫・荒井晴彦・スガ秀美)
     
    笠原和夫と深作欣二、と来れば「仁義なき戦い」。 この二人、この年末から年始に、次々と死んでしまった。 深作欣二は非常に巧みに作られた反戦映画の「バトルロワイヤル」(殺人描写のスキャンダルに隠れてしまったが、この映画は、そのようなもののハイレベルのものであると信じる。 深作監督は「それは観客が想像すること」として明言を避けているが。)を最後に遺し、そして笠原和夫はこのインタビューを遺した。 600ページある大作で、本を手にとってその重さに「(加えて言えば価格に(^_^)びっくりしたのだが、なんと一日で読み切ってしまった。 ものすごい内容の本である。 何しろ美空ひばり・ヤクザ・戦争・女郎等の幅広い作品を書いたのだが、その取材データからは(笠原は徹底した取材魔であったらしい)、背景に存在する貧しい社会・被差別部落民・在日朝鮮人・左翼・右翼・軍部・天皇等の「タブー」とされるものがどんどんと流れ出す。 これは、ほんとうに「ものすごい」としか言いようがない。
     最後のあたりで監督評を語って、「やっぱり深作くらいしかいないんだな。」と言っているあたり、何ともいえないものがある。 そう、芸は一代、彼らは膨大なものを持って行ってしまった。
     また、本書はインタビュアー達の笠原に対するオマージュがびんびんと伝わってくる。 日本の「ヒッチコック&トリュフォー」と言うのは少しほめすぎ、でもないと思う(「ヒッチコック&トリュフォー」は少し技巧的で、色合いが違うようにも思えるが)。 余談ながら、この本で今日一日の予定はすべてすっ飛んでしまった。
     02/03付言 いま、聞き書きをして記録を残すべき人の第一は、小林信彦さんであろう。 戦前の東京の風景を含め、テレビの黎明時代・クレージーの時代等、この人からは何が出てくるかわからないぐらいの広さがある(「日本の喜劇人」を読めばその広さに唖然とする)。 例えば今回の笠原インタビューでも「そんなことも知らないの?」と何回か言われているぐらい、引き出せる話題はインタビューアの力量次第である。 本当は芸人(例えばビートたけし)がギャグを禁じ手としてインタビューに入って、他の理解・常識ある学識人がフォローする(学識がある人なんて、芸の世界ではどうせ馬鹿にされる運命なのだが、それでもその場に入ってサポートすることが非常に重要)、という形が最高なのだが。 この笠原インタビューは、それに近い形になっていると思う。

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03/1/25(土)

  1. DOUBLE TROUBLE(岩城滉一バンド・本厚木Thunder Snake)
     
    岩城滉一バンドといっても、岩城滉一はボーカルをとらない。 ほとんどサイドギターだけ。 客層はかなりの年齢で、リクエストが飛びまくるのだが、絶体に歌わない。 そのあたり、実にきっぱりとしていて、潔い(と言えるのは、自分が昔にあまり思い入れがないだけだろう)。 曲目はオリジナル3曲+クラプトン、というあたりで、レーナード・スキナードとサム&デイブが一曲づつ。 もう少し低音が響けば、良いバンドなんだがなぁ。 でも、楽しかったですよ。
  2. ムラヴィンスキー・レニングラード交響楽団日本公演ライブ(ALTUS)
     
    この年になって、非常に悔しかったことの一つは、ムラヴィンスキーに間に合わなかったこと。 シャープな良い録音のCDはあまりないのだが、例えばブラームス4番のCDから出てくる音楽の透明度は尋常のものではない。 オケがあたかも一つの楽器になっており、出てくる音に楽員の個性によるばらつき、曖昧さがない。 それが奏でるショスタコビッチのppでのユニゾンは、背筋がぞくっとする。 ベートーヴェンはちょっと厳しすぎるぐらいであるが、これを聞くと、他の演奏は「甘々」という感じになる。 単にテクニックが良い、というだけの話ではない。 テクニックが高度になったその末に、音楽の質が変わってしまった、と言って良い。 そして、東西冷戦体制時代という背景の元で、ただでさえ優秀なロシアの弦楽演奏家の、その又ごく上澄みの層がレニングラード交響楽団に集中したこと、その優秀なオケに対して徹底した訓練を課すことができた(現代はそのような専制君主のようなことはできない)、という時代背景を考え合わせれば、これは、もう二度と地上に現れない、一種の奇跡と言っても大げさではないのである。 そしてこの録音ですら、「ステージの1/10の魅力も入っていない」そうである。 通常は「そんなの大げさな物言い」といって良いようだが、どうもムラヴィンスキー達のとジョージ・セル(この人も専制君主だったらしい)率いるクリーブランド管弦楽団の来日公演は実は本当にものすごかったらしい(なんたって、別の意見が(ムラヴィンスキーへの吉田秀和以外には)全く出ない)。 最近でた77年ライブはオフマイク・以前にでた73年ライブはオンマイクで、僕はどちらかというと73年の方が好きなのだが、そんなのは重箱の隅のことである。 ここには、歴史が狂った一時期にだけ咲いた、従来とは異質の音楽が記録されている。

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03/1/13(月)

  1. オルフェウス・プロセス(H.セイフター+P.エコノミー・角川書店)
     
    オルフェウス室内管弦楽団とは、世界でただ一つ、指揮者をおかないオーケストラ。 弦楽四重奏団をどんどん大きくしていったという感じに近い。 音は鮮烈、とても個性的である。 だるぺんは、何故、そのようなスタイルにする必要があるのか、以前から不思議だったのだが、本書を読んで、「オーケストラの団員が自発的に創作活動に関わる」ということを突き詰めると、このスタイルになる、ということが認識できた。 このスタイルで「英雄」を演奏することができるというのも実に素晴らしいが、しかしやはり厳しいスタイルなのだろう、オルフェウスのメンバーが27人しかいない(この厳しさに耐えられる人たちということか?)と言う辺りに、それが現れているように思える。

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03/1/5(日)

  1. 特許のルールが変わるとき(高岡亮一・日経BP社)
     
    特許権侵害における均等論(要するに、特許権の権利範囲を拡張して(これは、特許請求の範囲の記載を一定の条件下で機能的に解釈することとほぼ同義)、特許発明と微差があるに過ぎない発明を権利範囲内とする論理)について、これの適用の要件を争った米国の事件(フェスト事件)の記録。
     本事件は、「特許権の権利範囲の解釈による拡大」という特殊な事項の適用範囲が非常に限定的になりそうになって、業界では問題になった。 本書にも出ているが「120万件の米国特許の全てが無価値になってしまう」とまで言われて、米国の特許弁護士達が大騒ぎをしていた。 
     そして、この事件については、米国の最高裁である種の決着がされたのだが、その口頭審理で「2000年、特許権者を支持した事件は31件、そのうち27件が均等論に依存しない事件である」ことが明らかになった(本書p223)。
     だるぺん思うに、「非常に限定的」という内容が実質的には「代理人が少しでもミスしたら非適用」というものであったので、代理人になり得る資格を有する特許弁護士業界が、弁護士過誤に対する訴訟を恐れて、大騒ぎをしたのだと見る。 さもなければ「120万件」「全て」なんてセンセーショナルな話が先行して、事実が後から追ってきて、それが31件中27件は実は関係ないというものである(要するに、都合の悪い事実は周囲の既成概念ができるまで隠しておいた)、、という経過をたどる訳がないと思う。 だるぺん、本書の主題とは離れて、米国の訴訟のPR戦争を、この書籍は記載していると思っている。
  2. デジタル著作権(デジタル著作権を考える会・ソフトバンク パブリッシング)
  3. 柳美里「石に泳ぐ魚」最高裁判決の検討(法学セミナー2003年1月号)
     
    書籍2の「インターネット時代の著作権制度」(名和小太郎)・「お楽しみはまだまだ続くのじゃ」(みなもと太郎)と、書籍3の三田誠広の発言は似たことを言っている。 即ち、「著作権」「プライバシーの権利」」という法的に比較的新しく確立した法概念によって、「私小説」「パロディ」という伝統的なジャンルが消えていくおそれがある。 それは一般の読者が持つはずの「出版物を読んで楽しむ・自分を深める」という「一般の読者の読む権利」・「原典を知られてまずいのが盗作、知ってもらいたいのがパロディだ」として「パロディこそ漫画を描いていく原動力そのもの」という「描く者の権利」を法が考慮していないという「ユーザ不在の法制度設計」になっている、というあたりであろう。
     著作権制度は「複製は禁止、原作の権利は絶体的、少数の例外がある」という制度設計だが、この設計には「人間の創作物が先人の業績の上に築かれてきた。」という考え方をうけいれていない。 それがこのような「表現の多様性」という局面であらわになってくるのである。 そして、書籍3の特集の表紙で、法学セミナーの編集者は「法律を勉強する者にとっては、とくに三田氏の発言はびっくりするほど新鮮な感じがする。」と記している。 「著作者の権利」について、法律家の見方と創作者(権利のユーザ)からの見方には、大きな差があるのである。
     但し、「柳作品自体にいつも軽く不快感を覚える」という旨の指摘が存在することは付記しておく(斉藤美奈子「読者は踊る」新潮文庫版p37)。
     また、本書は、問題になった箇所を書き変えた上で、判決の後まもなく再出版されている。 これにも問題点が存しそうである。

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03/1/3(金)

  1. 新宿末広亭正月初席
     
    末広亭は正月初席は落語芸術協会の三部制興行。 この日は先妻のところにいる子供達と会った後に、第三部を見てくる。 やっぱ、子供の話を聞くと少しねぇ、という感じ。 ところが、ここに一人、きれいな女性がよちよち歩きの幼児をつれて、座敷席に。 当然ながら、幼児は高座の進行と関係なく、嬌声・泣き声を上げるという、小会場での話芸には最悪の状態。 噺家が実にやりにくそう。 なんじゃらほい? と思っていたら、さすがに上手い人の芸は、子連れのお母さんという世界最強の役札にも勝っちゃうんですね。 夢丸・小文治・小柳枝・ひでややすこ・喜楽小和、そして当然に主任の文治師とか。 でもなぁ・・・・
     特筆するのは文治師匠、正月興行という一人約10分の顔見せ興行にもかかわらず、狂歌・声色等を入れた芸の力ありありの高座で、「見に行って良かった」と強く思いました。

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02/12/29(日)

  1. 新対局日誌第八集「七冠狂騒曲【下】(河口俊彦)
     
    将棋の名観戦記。 著者はプロの将棋指し。 非プロでは手が出せない「プロのにおい」「プロの感触」がする文章は、少し将棋の知識が少しあるととても楽しいし(だるぺん、高校時代は将棋部にいて、二段ぐらいだった)、将棋を知らなくても「その道のプロ」である人たちには圧倒的に面白いと思う。 この羽生七冠誕生の時は、何故か出張帰りに将棋会館に寄って大盤解説会を見ていた。 だるぺん、プロになった頃からの谷川さんのファンなのだが、前年に六冠まで行って全冠制覇を谷川王将に阻まれたのに、その次の年に、ものすごい勢いで六冠防衛・王将戦再度挑戦、という羽生の勝ちぶりに(これ、タイトルの挑戦者はその時点での一番強い人であるはずなので、とんでもない話なんです)、「ああ、今年はやられてしまうのだろうなあぁ」とは感じていた。 しかし、その解説会で、羽生勝勢になる「次の一手」を当てて(桂で、威力の絶大な谷川角にあてた手)、とても複雑な気持ちで賞品を受け取った記憶がある。 そのころの記録である。
  2. 笑芸人第9号
     この手の芸人の話も大好きである。 小さいときに林家三平の高座を見たこともあるし、馬生志ん朝の名人兄弟の高座も知っている。 そして未だに米朝師匠の大ファンでもある。 時間があると寄席・ホール落語に通ったりもする。 それにしても、これに載っている山下達郎のインタビュー(インタビューアが春風亭昇太)、音楽関係者は落語好きが多い、という伝統は守られてますなぁ。
  3. 読者は踊る(斉藤美奈子)
     
    今年刊行された「文壇アイドル論」も良かったけれど、昔の書評に新註を付記した本書の方が、「素人であるだるぺん」にはストレートにわかりやすくて面白かった。
  4. 日本のロックギタリスト
     
    一気にCD10枚、買ってしまいました。 だって、森園勝敏・大村憲司・竹田和夫・山岸潤史・鈴木茂・山本恭司等、70年代ロック満載のシリーズなんだから(全く理由になっていないですね(^_^;)。 だるぺん、四人囃子関係でこの企画を知ったのですが、やっぱ、何を聞いても、とても懐かしくて。

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02/12/21(土)

  1. 半落ち(横山秀夫)
     
    「このミス」・「週刊文春傑作ミステリー」で一位の作品。 罪を犯した、しかし何か隠し事を持つ警察官と、彼を取り巻く緊張感は最近の秀逸。 但し、皆が言う、最後のところ、そんなに良いかなぁ? それまでの記載と比べると、僕には甘くて・・・・
  2. 戦争広告代理店(高木徹)
     
    同じことをやっても、PR次第で賞賛されたり非難されたり、なんてよくある話だけど、それが戦争でも。 そんな時代になってしまったのですね。

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02/12/09(月)

  1. 朝比奈隆 わが回想(朝比奈隆・矢野暢)
     
    先年についに亡くなってしまった大指揮者の回想録。 この指揮者は京大法学部出身であり(!)、後輩の法学者がインタビューアに入っているので、音楽関係者だけで行ったインタビューとは話題がかなり異なっていて、優れた文化論になっているように思える。 後書きにあるように「日本の一知識人が二十世紀を如何に生きたかの記録」というのは、まさに正鵠を射ているであろう。 久しぶりに読んで感激したノンフィクションであった。

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02/12/05(木)

  1. ピカソ展(上野の森美術館)
     
    主に十代のピカソの展覧会。 デッサンだけを見て、ぞっとしたのは初めて。 ピカソってティーンエージャーの頃から既に、むちゃくちゃに上手かったんですね。

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02/12/01(日)

  1. 三人噺(美濃部美津子)
     志ん生の娘であり、馬生・志ん朝の姉でもある筆者の回顧談。 とても読みたかったのだが、やっと手に入った、と言う感じ。 志ん朝師の高座は、幸運にも何回か見たことがあるが、ぱっと花が咲いたような本当に気持ちの良い噺だった。 言ってしまえば、枕から徐々にとばしていって、本題に入るともう爆笑(これは志ん朝師には似合わない言葉なんだけど)。 名人だなぁ、という感じでした。
  2. ソウルマイデイズ(黒田福美)
     そんなに旅が好きだと言う訳ではないのだが、今年の秋に行ったソウルに、何故かまた行きたくなっている。 著者はいわば「韓国に惚れてしまった女優」って感じかなぁ。 なにしろ、ソウルに住んでしまったんだから。 この中では、教科書問題について「マスコミの体質(物事の谷の局面を切り捨てて一部の過激なものを数珠繋ぎで配信してしまう。文庫版124ページ)」のあたり、考えさせられるものがありました。

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02/11/30(土)

  1. SAKUMA SUMMIT 2002(SHIBUYA-AX)
     GLAYのプロデューサの佐久間正英さんがプロデビューしたバンドである「「四人囃子」が出演した。 約97%程度の若い女性の観客は、やっぱ、鳩に豆鉄砲状態。 これも雑記帳のページで。

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02/11/29(金)

  1. 吉田美奈子&ザ・バンド(東京キネマ倶楽部)
     追加の追加に滑り込んで、なんとか今年も見ることができました。 本当に行って良かった。 これは雑記帳のページで。

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02/11/15(金)

  1. 仮名手本忠臣蔵(国立劇場)
     ゆっくりした雰囲気に浸りたければ、国立の歌舞伎は最高では?
  2. 週刊文春11月21日号
     
    大学生の昔から、花田編集長の時代も読んでいる。 今回は「先ちゃんの浮いたり沈んだり(認め合うライバルとの戦い)」「新宿赤マント(日本はもうだめか?)」「森本毅郎インタビュー(エセ個性じゃない、技術だ!!)」がよい。 その他にも、「不肖宮嶋」という爆弾も持っている(この前に出た「ウラジオストックの金正日」なんて、見た瞬間に凍り付いた。 やっぱ爆弾だ)。 「福田和也」しか目玉が認められないライバル週刊新潮よりは、一歩先に行っているか(でも週刊新潮はまともな方、他の週刊誌は、論外だと思う)。

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02/11/13(水)

  1. シンプリー・パーム
     
    P304の写真(設立当初のハンドスプリング社のがらんとしたオフィスで「これから創っていく」という希望に満ちた様子で笑顔を見せるドナ・ダビンスキーには、会社員のだるぺん、ぐっときたなぁ・・・・
  2. ギター・マガジン12月号
  3. 田口ランディ その「盗作=万引き」の研究大月隆寛編
     
    幻冬舎HPから「他人の著作物の権利に対する無知」についての謝罪文が消えて、あれあれと思っていたら。 内容は圧倒的・面白いのだが、著作権侵害で即座に差止め仮処分が飛んできそう。 大月・鹿砦舎タッグ、これにどう戦うか?
  4. 六本木心中・相川七瀬(CD)
  5. スター誕生(DVD)
    ジュディ・ガーランドというあたりが、ですなぁ(^_^;

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