知的財産知るのなら(文献ガイド)
Since 2003/02/21・2003/02/21更新
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このページを見てもらっている人からのメールには、「知的財産の参考文献を挙げて欲しい」との要望が入っていることがある。 考えてみると、だるぺんの勤務先のメーカで行う知財教育でも、必ず参考文献を挙げることにしている。 というのは、技術者(要するに発明者)にわかりやすい知的財産の文献というのは、教科書としての見通しがすっきりしている(例えば中山信弘「特許法」)ものだけもなく、実務的なもの(吉藤幸朔「特許法概説」)でもなく、厚すぎる(中山信弘「註解特許法」こともなく薄すぎることもなく・・・・という感じで、一般にいう名著とはちょっと違うものなのである。
そんなわけで、あるから、いろいろな専門書に対して、だるぺん的なコメントをつけておくことも、何かのご参考になるかも知れない、と思い、このページを作ってみた。 しかし、弁理士試験の受験勉強の関係で、その基本書が多くなることは仕方がないかなぁ(まあスタンダードでもあるし).
知的財産の世界は、法学と経済と行政と司法の学際に位置をするものなので、その文献もそれぞれの分野の立場から述べられてる。 従って、同じテーマの解説書と言ってもその醸し出す雰囲気はお互いにかなり異なっている。 そういうこともあり、ここではこのジャンル分けを試みた。
なお、当然ながら、文責は全てだるぺんにあることは強く指摘しておく。
- 特許・実用新案
- 特許の知識(竹田和彦)
- 特許法概説(吉藤幸朔)
- 特許法50講(紋谷暢男)
- 意匠
- 意匠(高田忠)
- 工業所有権法改正
- 商標
- 商標(網野誠)
- 商標法概説(田村善之)
- 国際条約
- 註解パリ条約(ボーデンハウゼン)
- パリ条約講話(後藤晴男)
- 特許協力条約逐条解説(橋本良郎)
- 知的財産法制と国際政策(高倉成男)
- 著作権
- 独占禁止法
- 不正競争防止法
- 特許・実用新案
- 特許の知識(竹田和彦)
- 特許法概説(吉藤幸朔)
- 特許法五十講(紋谷暢男)
- 意匠
- 意匠(高田)
- 工業所有権法改正
- 商標
- 商標(網野誠)
- 商標法概説(田村善之)
- 国際条約
知的財産の世界は、その昔から国際化していた。 何しろパリ条約の発効日が1883年・例の江戸時代のパリ万博対応の条約なのである。 そんなわけで、知財の世界に絡むと当然のように国際条約の影響を感じることとなる。そんなときに僕が紐解く文献は以下のようなものである。
- 邦訳パリ条約(ボーデンハウゼン)(03/02/21) ジャンル:法学
パリ条約を読むときには注意が必要である。 この条約はかなり曖昧である。 と言うのはの改正は全会一致が要請されており、しかも実体的な内容が含まれていることから、条約自体には「各同盟国の解釈次第」という曖昧さがかなり存在している。 そしてこの教科書は、かなり古いものなのだが、「最もニュートラル」な解釈が記されている。
- パリ条約講話(後藤晴男)
- 特許協力条約逐条解説(橋本良郎)
- 知的財産法制と国際政策(高倉成男)(03/02/21) ジャンル:行政
国際条約に関係する、各国間の利害の対立と、その妥協点として条約が成立し、成立したらまた利害が対立し・・・・というサイクルがきちっと書いてある。 また、その条約の内容は国内法に影響してくるのであるのだから(特許法第26条)、国内制度には必ずその利害の調整規定の影響が現れている。 これはそんな条約の裏に隠れている国際的な力関係を記している。
- 著作権
- 独占禁止法
- 不正競争防止法
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