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1.渡航前の準備
 基本的には、「バングラデシュでは高度で衛生的な治療はあまり期待出来ない」と考えておくほうが無難である。従って、持病のある方は渡航前に治療を行っておくことが必要で、特に、歯科については赴任前に治療しておくことが重要である。
 また、継続的に服用しているような薬についても日本で準備された方が無難であろう。やむを得ない場合には、医師に病名や常時服用している治療薬の英語名を書いてもらって持参するのも効果的な一手である。


2.常備薬の準備
 常時服用しているような薬や、家庭の常備薬については、事前に準備して持参するのが無難である。
 勿論、ある程度の薬はダッカ市内の薬屋でも入手可能であるが、結構日本よりもきつい(強い)薬が多く、また、その保存に問題がある場合も多い。

    常備薬の例:風邪、腹痛(正露丸等)、解熱、目薬(点眼)、咳止め、喉あめ、虫除けスプレー(特に乾季)、栄養補助剤、
            抗生物質(医者処方)、筋肉痛(スプレー式、バンデリン等)、消毒薬(オキシドール等)、体温計、
            粉末のスポーツ・ドリンク(ポカリスエット等)


3.一般的な注意点
 ダッカ(バングラデシュ)で生活する場合、亜熱帯であること、水が多いこと、一般的な衛生状態が悪いこと、などに注意して生活することが必要である。

 @蚊が媒介する病気の予防
 ダッカ市内でもデング熱(特効薬なし、体力の消耗を防ぐ対症療法で安静にすれば、まず危険はないが・・)は流行することがあり、チッタゴンの丘陵地帯他ではマラリアの発生も多い。これら「蚊」による伝染病に罹らない対策がまず重要である。
 このためには、虫除けスプレー、香取線香や香取マット(液体式を含む)を持参するのが効果的である。また就寝時には蚊帳を利用することも重要である。
 ダッカ市内で生活するだけなら、そう神経質になることもないが、用心しておくことは重要である。

 A飲料水
 ダッカやチッタゴンでは上水道が整備されているが、これを直接飲むような在留邦人はまずいないであろう。
 通常は煮沸消毒すれば、飲用も可能と思われるが、一般的には市販のミネラル・ウォーターを飲むことが多い。この理由は、一部の水は砒素による汚染の可能性や寄生虫を含むことも考えられるため、と思われる。
 ダッカでは、日本の製造技術を使用したミネラル・ウォーターが日本人により販売されており、値段も安価である。

    お薦めのミネラル・ウォーター : 「侍」 Samurai    販売先:JEISN DHAKA Ltd.   TEL: (+880-18) 221930 
                                                      (参考単価)1.5g×12本 200タカ、 20g入りのボトル×5本 350タカ
                                                          (2002年7月現在)

 B外食時の注意点
 ホテルやレストランで外食する場合、まず生野菜を避けること、油が古い場合もあるので料理の匂い、色にも注意すること、勿論、肉や魚の生は避けること、氷にも注意すること、などが重要である。また、ミネラル・ウォーターを注文した場合でも、目の前で開栓させる等の配慮が必要である。


4.予防注射
 ダッカでもたいていの予防注射は可能であるが、事前に接種しておくことが無難。
 一般的な予防接種の知識については、リンク集に示したHPを参照のこと。


5.ダッカ市内の治療機関・施設
 ダッカで邦人が利用している治療施設は次のとおり。

    ●Aichi Mao Shishu Hospital                    House No. 13, Eshakha Ave., Sector-6, Uttra     TEL: (+880-2) 8916290
                  Dr. Moazzem Hossain (Mobile 017-528105)は名古屋大学に留学しており、日本語が堪能。専門は小児科・外科で
        ある。その他、産婦人科、整形外科、脳外科、耳鼻科もあり。 (管理人も子供の診療に利用)

    ●Yamagata dhaka Friendship Hospital      6/7 Block-A, Lalmatia, Dhaka                         TEL: (+880-2) 9129354
        Dr. Md. Ekhlasur Rahman (Mobile 018-218902)は山形大学を卒業しており、日本語が堪能。専門は整形外科であり、
        JICA(国際協力事業団)の顧問医でもある。耳鼻科、産婦人科、眼科の受診も可。
        2000年4月には、実弟が日本から帰国し、歯科医として勤務している。(要予約)

    ●Memory Diagnostic Centre                  82 Outer Circle Road, Bara Moghbazar, Dhaka   TEL: (+880-2) 8312127 
                 Dr. Masudur Rahman (Res: +880-2-9352419)は広島大学に留学(呼吸器内科)。婦人も日本人であり、日本語堪能。
         ダッカ日本人学校の校医でもある。

    ●Sapporo Dental Care                       House No. 17, Road No. 11, Block-G, Banani      TEL: (+880-2) 8827878
                 Dr. M. A. Hannan(Mobile 019-341700)は北海道大学に留学し、日本語対応可能。
 

6.海外の医療情報
 海外での医療情報(医療事情)については、次の書籍で詳細に解説されているので、参照されたい。

    ●海外で健康 知恵袋 生活編+旅行編     (宮崎  豊著)   近代出版   定価=2,400円+税 

    ●海外健康生活                    (戸松  成著)   小学館     定価=  971円+税 

    ●海外で健康にくらすための手引き          (渡辺義一他著)  近代出版   定価=2,000円+税

    ●海外で医者にかかるときの助け舟         (渡辺義一他著)  近代出版   定価=2,000円+税

    ●旅のドクター(世界の医療情報大百科)      (荻原理江監修)  ダイヤモンド社   定価=1,840円+税    

 

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