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大島紬

奄美群島は、沖縄と鹿児島本土の中継点として、多くの人々が往来することで、古くからさまざまな文化の影響を受けてきた場所です。
独特な自然に育まれ、奄美の人々は、日本のどの場所とも違う固有の文化を築いてきました。
現在でも月の満ち欠けに従った太陰暦(旧暦)に従った行事が多く残るのも、自然と密接に関わってきた奄美ならではの文化と言えるでしょう。
また、今ではほとんど水田が見られなくなってしまいましたが、稲作に関連する行事も非常に多く残っています(龍郷町秋名集落では今でも稲作とともに祭事が大切に守られています)。

かつて奄美は琉球王国に支配され、江戸時代からは薩摩藩による支配が行われました。
しかし、そのどちらの文化にも完全に染まることなく、独自の文化が今も息づいています。
大島紬やシマ唄などは、奄美の文化が生み出した結晶と言えるでしょう。

しかし、その文化は近年徐々に姿を消しつつあります。
島を誇りに思い、先人の自然への畏敬とその結晶たる文化を受け継ぐために必要なのは、もう一度島を「観る」ことなのではないでしょうか。
ただ「見る」だけでは得られなかったことが、「観る」そして「感じる」ことで得られるはずです。

さあ、まだまだ謎に満ちた奄美の文化を、是非とも観て、そして感じてみてください。
きっとあらたな発見と、懐かしさに満ちた不思議な感覚にとらわれてしまうはずです。


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