このお店はどうすれば流行る?などとあれやこれや、考えたり、仲間たちと話し合ったりするのが楽しい。楽しいことが、仕事の一番の条件だと思う。そしてこの「楽しさ」が、お客様との間を行ったり来たりしているうちに、「じゃあ、こんなコンセプトでこんなプロモーションで」としっかりとストーリーが生まれてくる。もちろん、そのストーリーを創りだすまでに、入念なリサーチは欠かせない。数回にわたるモニター会やアンケート、市場調査など、我が事務所が最も時間と手間をかけるところだ。

 特にまちづくりのときには、その土地の歴史・文化・民俗・習俗に至るまで細かく調査し、そこから静かな波のように現代に伝わる‘形のない資本’のようなものを見つけ出すことがとても大事。そして、我々の仕事は、その魅力をどう明確な形に導き出すかということ。旧引田町旧井筒屋及び町並み保存計画では、91頁ものA3サイズ企画書となった。屋島商業振興会の活性化計画では、四電のOP事業とともに、様々なツールを使い、さらに、いろいろな仕掛けを屋島商業振興会の皆さんと試みた。このときも、私が得た何よりもの財産は、人と人との心の交流、そして感動。

 お客様の基本となる考え方を共に構築し、そしてその運営を先の状況を読みながら計画、そして後押しする。それが、ディーフロントの目指す企画プロデュースです。