神戸の設計事務所でローコスト住宅を創る

    住宅設計を考えるとき、自分らしい住宅を作りたいとか、機能的で理想的な住宅設計をしたいとか誰しも思うことです。
    しかしその前に立ちはだかるのが、「予算」という壁です。
    ローコスト住宅の実現のため、神戸にある当設計事務所では2つの方法を考えています。
    1つは、ローコスト住宅を生むシステムづくり。もう1つは、設計の工夫をして設備等の工事費を軽減することです。

 設計事務所でローコスト住宅を創る なぜローコストになるの?

神戸「中庭のある家」2階から中庭を見る

    

   ■ 複数の施工者から見積りをとる。




    当設計事務所では、[建て主]との綿密な打合せによって、工事や見積りに必要な
    詳細図面が完成すると、今度は工事をしてもらう施工者選びの作業に入ります。

    [建て主]推薦の業者や、過去の工事の優良業者の中から、3〜5社程度選び
    競争見積りを実施しますが、参加業者どうしで談合等が起こらないように、
    参加業者は慎重に選びます。

    作成された見積書は、後日各参加業者から[建て主]に提出され、その見積書に不備や
    見積り漏れがないか、当設計事務所によってチェックします。その結果、原則として
    最低見積り業者に決定するという、公正で分かりやすいシステムです。






    

  ■ 競争の原理によって自ずとローコストになる。




    前述した競争見積りで決定した工事費は、1社単独で出した場合と比べて、
    競争の原理が働くため当然のことながら安くなります。

    さらにその上に競争見積りで出てきた工事費は、高い見積りと安い見積りとの差は
    平均で10%〜20%の差(過去の実例より)が出てきます。ひどいときには、
    30%もの差が出ることも有ります。

    このように競争見積りのシステムを採用すると、明らかにローコスト住宅の実現の
    可能性が高くなります。
    話は変わりますが、例えば家電製品を買うとしましょう。たいていの人は
    いろいろな店の金額を比べて、その結果安い金額の店を選択することでしょう。

    この点においては、工事費も同じ事です。
設計・施工の方法の1社単独の見積り
    とは訣別して、この競争見積りのシステムを採用することをお勧めします。
    これこそが、ローコスト住宅を創る大切な知恵だと思います。






   

  ■ 設計の工夫でローコスト住宅を創る。




    ここまではローコスト化を図るシステムについて述べてきましたが、ここでは設計の
    工夫でローコスト化をする方法について触れたいと思います。

    例えば設備です。クーラー、食洗機、床暖房や浴室乾燥機・・・。これらは今や住宅の常識
    とも言える設備のようです。あげくの果てにはホームエレベーターというものまであり
    ます。
しかし本当に必要なのでしょうか?もしどうしても必要と言うなら、設計の工夫で
    何とかならないのでしょうか?私ならこの辺から設計をスタートさせます。

    設備なんかに頼らなくても、夏は通風・断熱性を良くすることによりクーラーは不要に
    なりますし、冬は日当たりや保温性能を良くすることで省エネ暖房が可能になります。
    つまり設計を工夫することによって、設備依存からかなり脱却でき、その積み重ねが
    ローコスト化に繋がっていくと思います。

    設計の工夫を大いに発揮する。それがローコスト住宅への近道であり、また設計者と
    しての最大の腕の見せ所であると確信しています。