1月全般

02/01/06

 人は昔、その理の及ばない出来事を妖怪の仕業であるとし恐れて来ました。しかしながら現在では、 吸血鬼は色素が薄く陽光の下では活動出来なかった人であり、鬼は日本に流れ着いたロシア人の事であり、 枕返しは寝相が悪いだけだったというように、妖怪であるとされてきた物事、現象の殆どに科学的な説明を 与える事が可能となっております。ですから、例えばポルターガイストであるとか、狐憑きであるとか、 未だその原因が解明されず、妖怪とか霊とかの仕業なんじゃねえの?すげー怖くね?として知られている これらの現象もまた、幾数年後の未来ではポルターガイストが立派な物理現象であると証明され 教科書に載っていたり、狐憑きが中国人の事であると分かったりしているかもしれません。 あけましておめでとうございます。ここまで書いたは良いけれど後がまったく続かなくなってしまった この日記をもって、新年の挨拶と代えさせて頂きます。あー何なら、これも妖怪の仕業に違いない! とか最後付けておけば良いんじゃないでしょうか?



02/01/07

 あけましておめでとうございます。今ここで(2回目)とか書きそうになり、ちょっと閉鎖について 真剣に考えました。さて、お正月という事もありまして、僕はつい先日まで関東の北の方へ 帰省していたのですが、関東の北の方は中途半端に寒かったです。どうせ寒いなら何かほら、 立ちしょんしたら凍ってやんの!ぷー!とか、涙流したら瞼くっ付いてやんの!ぷー!などの オモシロエピソードが生まれる位の寒さは欲しい所、日記サイトの管理人としてはやっぱり欲しい所です。 まあでも、俺ぐらいになるとそんなエピソードなくても何とかしちゃうけどね。 それに今だって、やっぱりじゃなくてヤパーリとか言っちゃうよ(藁  などとも危うく書きそうになり、死を現実的な問題として捉える事が出来ました。 ありがとうございました。僕のパソコンはどうか中を見ずに初期化してください。(遺言)



02/01/08

 昨日の続きです。先日まで帰省していた僕ですが、あまりに暇だったので実は直ぐさまこちらへ 帰ってきておりました。実家にはパソコンは勿論の事ネット環境まであります上に、美味しい食事が オートマチックに用意されるという、まさに天国でありまして、思わず頭上に薄らと輝く輪が ついていない事を確認するといった行動を度々とってしまう程だったのですが、しかしながら残念な事に、 僕ったら地元には友達がいませんでした。いや、中学高校時代には後ろから思いっきりローキックを してくれたり、とてもユーモア溢れるタイプのあだ名を付けて連呼してくれたり、信頼して買い物を 頼んでくれたりするような友達がいたのですが、卒業したらいなくなりました。今ではその彼らも 立派な社会人になったそうで、たまに道で会うと皆バツが悪そうに一切の会話なくフェードアウト していきます。あ、そう言えば成人式の時「ごめんな」とか謝られた。という裏事情もありまして、 昼間にやる事が全くありませんから有体に言って暇、暇すぎて脳がチーズ臭を放ち出しそうな気がして 怖くなったので、僕はこちらへ帰って参りました。天国とは言え、やはり死後の世界。 良い事ばかりではありませんでした。今まさに死のうと思っている貴方、何故か知りませんが 天国には行けると確信しているみたいですが、その点ご留意ください。

 という訳で、僕は忌々しき黄泉の名を冠した地元を抜け出し、この素晴らしき地へと 帰って参りました。ここならば僕は暇すぎて脳がチーズ様の腐臭を放つ心配をする必要もない、 と思っていたのですが、先月24日の日記を参照しますに、どうやら僕はこちらの地でもあまりに暇すぎて 一人コックリさんに手を出してしまう程だったそうで、それはつまり僕にはこちらにも友達がいない という事を意味し、昨日、脳がヨーグルト状になりました。



02/01/09

 書初めとは、年の初めにその年の目標、抱負を明言するという意味合いで持って始まった 慣わしですから、実際に筆と墨で書く必要はありません。明文化すればそれで良いのです。 知りませんけど。今凄く適当に言いました。ごめんなさい。少しだけ反省しました。で、取り合えず 反省はしましたので、先の話が本当だったと仮定して話は進めていきまーす。

 さて、僕が今から立てようとしている目標は本来書初めとして書かれる筈のものでありますから、 単なる目標であってはなりません。つまりは、これから一年の目標、抱負でなければならないのです。 ですから、例えば『卒業』のように今年の3月末の時点でその結果が分かってしまうようなものでは いけません。仮にこれを採用などしてしまいますと、今年を通しての目標が『卒業』という事ですから、 今年度はもう卒業出来ませんので来年卒業できるように今年一杯頑張ります。というような意味として 神様が受け取ってしまい、神は絶対ですから結果僕は留年、両親に「いや、だって神様が勘違い しちゃってさあ。」というような来年度以降の卒業をも見送らねばならなくなる事態 (授業料を払ってもらえなくなる、自主退学を強いられる、殺される等)を引き起こしかねない 言い訳をしなければならなくなってしまいます。恐ろしい。書初めには人を一人殺す事が出来る (社会的にも生物学的にも)程の力があったのです。危なく一生を棒に振る所でした。 僕は正直言って書初めを甘く見過ぎていたのかもしれません。書初めとは遊び半分で手を出して 勝てる相手ではありませんでした。ここからは全力で倒しにいこうと思います。 という訳で、僕の今年の目標は『書初めに勝つ』になりました。

 それはさておき、今辞書で調べてみた所、書初めとは『新年を迎えて初めてする習字。 普通、正月二日に行う。』なんだってさ。へえ。



02/01/26

 少し前に健康診断を受けたのですが、その結果、骨髄球増加、再検査、早急に、下記の病院で、大学病院、 等のポップでキャッチーな言葉が印字された紙を頂く事が出来まして、小心者であると同時にインターネット の申し子でもある僕は早速「骨」やら「髄」やらといった文字をふんだんに盛り込んだキーワードを駆使して グーグル検索を試みた所、大意にして白血病とか何かそんな感じの冗談、グーグルなりのギャグをかまされ まして、「それ全然笑えない。」と空気も読まずにはしゃぐグーグルをたしなめたら、15件ヒットしました。

 しかしながら、僕と病気とグーグル検索と言えば、嘗て下痢と便秘を繰り返しながら血便を出した僕は グーグル検索によりそれを大腸癌であると誤認し、青い顔をしながら病院へ行った所、まあ実際は 何の事はないただの切れ痔だったというような恥ずかしい経験を経ておりますから、今やグーグル如きの 言う事に右往左往して取り乱すような事はありません。次の日の朝8時に病院へ行きました。さて、 話しの途中で恐縮ではありますが、人間恥ずかしくなると顔が赤くなりますから、今の青い顔をして、 から恥ずかしい経験、までの件は所謂うまい事言ったという奴です。まったく僕は凄いですね。

 という訳で、早朝から大学付属病院へ赴いた僕は6時間にも及ぶ診察(採血10分、診察10分、 院内の移動10分、待ち時間5時間超)を受けたのですが、担当の先生ったら何だかユーモアのセンスが おありのようで、その翌週診断結果を聞きに行った席で、再々検査をだなんて事を仰るものですから、 そのあまりものユーモアセンスに僕は血糖値が急激に低下して渡ってはいけない河を2度ほど見ました。 その場では砂糖水を静脈に注射して事なきを得た僕ですが、翌日4時間にも及ぶ検査(超音波1時間、 採血10分、診察10分、待ち時間3時間弱)だのを受けた結果、その翌週電話で、肝臓に問題は 見つかりませんでしたとか何か本当にさっぱり意味が分からない事を告げられ、白血病全然関係ないのかよと 心の底から思うと同時に再び血糖値が減少の一途を辿り目の前が暗くなり掛けたのですが、 糖尿病と言えばインシュリンだ!と寸での所で気付いた僕は一命を取り留めた、かのように見えたのですが、 インシュリンはどうやら血糖値を低下させる為のものだったらしく、今さっき死にました。 故人の遺志に従い葬式は行いません。香典だけ送付してください。

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02/01/28

 僕は一般に言われる所の下戸でして、アルコールの類が飲めません。流石に、一切一滴も、 という訳ではないのですが、大体にして小さなコップ一杯、ただそれだけの量のビアに含まれる アルコールによって、僕の顔の腕の足の頭の体の血色は常時の青白色から鮮赤色へとその趣を変え、 テーブルに彩りを添えるのです。しかしながら、か様にテーブルを彩りを添えることが実際に 可能なのであればそれはそれで良いのですが、残念な事に、僕の表皮は一様に綺麗な鮮赤色に 染まる訳ではなく、青白色と鮮赤色のまだら模様となって、それはあたかもこの世の混沌を映して いるかのようで、まあ平たく言えば、テーブルに添えられるのは彩りではなく、嫌悪感なのでした。

 といった具合に下戸である僕なのですが、いやしくもこれより先の社会的な成功など夢見ている訳でして、 勿論その社会的な成功とは金銭と等符号で結ばれているのですが、その場合に重要な要因となるのが スムーズな人間関係であるらしく、そしてそのスムーズな人間関係を築く為に不可欠なのが飲酒の類で あるらしいと聞くに至りました。そして、この事実を世界を司る三段論法によって解いた所、 金銭イコール飲酒という等式が浮かび上がって参りました。つまり、飲めば飲むほど金が増える。 まさに夢の錬金術です。古代から人が追い求め、現代に至るまで成就する事のなかった夢が今 現実のものとなったのです。僕も遂に職業欄にアルケミストと記入する権利を手にする事が出来ました。 出来たのですがしかし、その権利が事実へと変わる事は永久にありません。先に述べた通り、僕は、 下戸なのでした。錬金の最も根本をなすその部分で既に、僕は、終っていたのです。

 確かに、無理をして飲むという選択肢もあるにはあります。ですが、それは危険を賭して成功を得る と言う意味ではありません。コップ一杯のビールでは表皮にカオスを映し出すだけである僕ですが、二杯目 ともなればそのカオスは僕の体内を侵蝕し、三杯目には口から具現化したカオスが放射され、四杯目と同時に 僕という存在がカオスにかき消されてしまうのです。成功確率は限りなく0に近いのではなく、有効数字を 何桁までとっても、それは全き0であり、僕にとって無理して飲むとは自殺の隠語でしかないのでした。

 こうしてアルケミストになる夢を、幼き頃から抱き続けてきたその夢を諦める事を余儀なくされた 僕は生まれ故郷、石狩へと帰り、出産し、その後、羆に食い殺されました。ちなみに、これは酒と鮭を かけた非常に高度なギャグです。と主張した所、僕は国から生活保障を受ける事が出来まして、今では この生活にも割と満足しています。

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