02/09/07 日常日記
例によってこの週末に僕を待っていたのはレベル5伝染病クラスの暇だけでしたので、 例によって延々ネットに逃避する事で辛くも死から逃れておりました所、突然マウスポインタの動きが ギクシャクし始めました。俄かに広がる死への動揺。しかしながら、私、パソコンの不具合は再起動すれば 万事解決するという理論をこれまでの経験から構築しておりましたので、早速流れるような動きで 再起動を試みる事で事態の収拾に努め、その結果マウスポインタはギクシャクしなくなりました。 ギクシャクしなくなった代わりと言っては何ですが、ピクリともしなくなりました。
再起動によって事態が悪転するだなんて状況は、昭和の後期にぱーそなるこんぴゅーたーが日本で 販売されて以来初のケースですから、必要以上に慌てふためき、ついうっかり右手を切断! なんて事故も起こしかねない所ではありますが、そこは危機管理能力に秀でた僕です。 無言でマウスボールを取り出し、ローラーの掃除を始め、右手切断の危機を乗り越えました。 が、今思えば、ピクリともしない時点でローラーのゴミ詰まりが原因でなかった事は明らかです。
当然のように、ローラーの掃除をした所で何も変わりませんでしたので、続いては接触不良を 悪しき要因と定め、マウスポートから端子を一回抜いて息を吹きかけてから再接続というテクニックを駆使して 困難に立ち向かい、小学生時代を思い出してしんみりとした。
上の段落のやる気のなさに我ながら驚きましたが、結局の所、上記手法では治らなかったという事です。 ここまで来ると、もう他にやれる事など大してございませんので、何すりゃ治んだよと思いながら、 ふとデバイスマネージャを開いてみた所、マウスがありませんでした。ふーん。
えー! マウスねーのかよ! と一頻り爆笑した所で、爆笑はしておりませんが、本当は笑ってもいないので、 ひょっとしたら、デバイスを認識しているのか?という確認はまず最初にやるべき事だったんじゃないのか などといった思いが頭を過ぎりました。が、振り返ったら忘れました。といった訳で、マウスというデバイスが 認識されていないというこの事実を踏まえ、IQ80ぐらいを誇るこの僕がその分析能力を遺憾なく発揮した結果、 そもそもデバイスの意味とか良く分からない事に気付いてしまいましたので、あ、じゃあマウス壊れた。 と思いました。たのしかったです。
同日、新しいマウスを買って来た所、通常通りの動作が確認され、僕の提唱した故障説が全面的に
肯定された形となり、歪んだ自尊心が満たされると同時に、伝染病が発症して死にました。この度はご愁傷様です。
02/09/27
先月11日の日記で触れた、我が家の周囲に蝉の死骸が大量に落ちていた!という出来事がまごう方なく 今夏最大のイベントであった訳ですが、そんな、自らの歩んで来た人生に対して危うく疑問符が浮かびかけた 夏は目出度くも過ぎ去り、朝晩の外気がめっきり秋の趣を帯びてきた昨今、皆様如何お過ごしでしょうか。 今度は犬の糞が3つ玄関の前に落ちておりました。
歴史は繰り返すと申します通り、このままではこの秋最大のイベントが、犬の糞3つ落ち事件に なってしまう事は避け難き事実であり、専ら食欲だの芸術だのといった接頭語を伴って表され、 希望に満ち満ち光溢れる筈だった僕の秋ですが、今回犬の糞の秋という、ちょっと日記的にも頂けない 部類の語彙選択を迫られた形となった訳でして、強いて言えば食欲と結び付けられない事もないと判断し、 その方向で話を進めようと思っていた数分前の自分に絶望し、死を決意しました。
この死への決意は思いの外固く、怠惰な生を甘受し続ける道は、今秋を犬の糞なる文字列で 修飾される事から阻止する以外にはございません。そこで、惨憺たる結果に終わったこの夏の反省に 対策を求めた所、社会人にとって唯一時間の自由が利く土曜日曜に外出をした記憶が全くない点に 問題は集約されるのではなかろうかという結論に達しました。外出をせずして、犬の糞に立ち代り 秋を彩る新たなイベントを発生させる事は不可能なのです。
さて、外出こそが蜘蛛の糸であると判明いたしましたが、その最大の障害となるのはインターネットです。 やっべー。何だかもう先が見えて参りましたが、気付かなかった事にします。さて、その最大の障害となるのが インターネットです。僕の土日におけるインターネットの占める割合は、驚いた事に睡眠すら脅かすほどですから、 最早インターネットと外出の共存は不可能であると断定せざるを得ません。しかしながら、 僕からインターネットを取り上げたらどうなるか。これは過去数々の実例を持って、 数日を待たずして死に至るであろう事が既に証明されておるのです。
詰まる所、どっちにしろ死ぬ。助かる道は無し。僕は犬の糞に殺されるのです。志半ばにして
突き付けられたその最後通告に、僕は失禁する以外のリアクションをとる術を持ちませんでした。
而して、糞が4つに増えたのです。やったー! 新イベント発生! 僕はこうして辛くも死を逃れたのでした。
でも、次の日死んだ。