2004年秋

04/10/19 23:07 日記日記1

 こんにちは。ご機嫌は如何ですか。都築です。そろそろ秋なので日記を書きます。よろしくね!



04/10/20 00:29 日記日記2

 こんにちは。一時間も掛かって、これだけしか書けておりませんが、眠いので寝ます。また明日!

 夏ごろからでしょうか、飛蚊症が割と気になるようになりまして、その瞬間、 網膜剥離が脊髄で反射してご登場あそばされた訳ですが、お陰様で私ボクシングなどという 高尚な趣味は嗜んでおりませんし、頭部へ衝撃を受けるような機会にもそれ程恵まれてはいない事に 遅まきながら気付いてしまいましたので、網膜剥離はしょんぼりとうな垂れて… アイツのあんな悲しそうな背中初めて見たよ。まあ、そもそも網膜剥離の背中を見た事自体が初めて、 と言うか人類初かと存ずる次第ですが、よりそもそもな話、網膜剥離の背中見てないんで、 その辺の所は置いとくとして、



04/10/20 19:59 日記日記3

 こんにちは。台風ですね。家の前の川が溢れそうになっております。 お元気ですか。よーし、んじゃ今日も日記書くぞー!



04/10/20 21:34 日記日記4

 書き出しがどうにも気に入らないので、さっきから書き出しを考えたりテレビを見たりしておりましたので、 まったくすすんでません。



04/10/20 22:40 日記日記5

 何か逆に量が減りました。

  夏前辺りから飛蚊症が割と気になり出したのですが、次の瞬間、飛蚊症が脊髄で反射して 網膜剥離になってご登場あそばされました。ですが、私ボクシングなどという高尚な趣味は嗜んでおりませんし、 他に頭部へ衝撃を受けるような機会にも恵まれはおりませんので、残念ながら、 網膜剥離はしょんぼりとうな垂れて脊髄の奥へ帰って行きました。あいつの、 あんな悲しそうな背中初めて見たよ。



04/10/20 23:29 日記日記6

 おやすみなさい。



04/10/21 20:17 日記日記7

 こんにちは。今日も書くよ書くよー。正直な所、あと一週間ぐらいかかりそうな気がします。



04/10/21 20:22 日記日記8

 日記は西武が勝ったら書きます。



04/10/22 00:01 日記日記9

 負けたけど書きました。まったく偉いですね。おやすみ。

 夏前辺りから飛蚊症が割と気になり出したのですが、次の瞬間、 飛蚊症が脊髄で反射して網膜剥離になってご登場あそばされました。ですが、 私ボクシングなどという高尚な趣味は嗜んでおりませんし、他に頭部へ衝撃を 受けるような機会にも恵まれてはいない事に遅まきながら気付いてしまいましたので、 残念ながら、網膜剥離はしょんぼりとうな垂れて脊髄の奥へ帰って行きました。 あいつの、あんな悲しそうな背中初めて見たよ。という訳でして、幾ら気になるとは言え所詮は非蚊症です。 ボクシングさえやってなけりゃ何の問題もない、という漫画で得た知識をベースに構築した家庭療法、 即ち「何もしない」に則り、安閑と変わらぬ日々を送っておったのですが、一向に飛蚊症は治まらず、 それどころか段々と症状が進行して参りました。最初の頃は、文字通り蚊のような小さな虫だとか 埃だとかそういった物が飛んでいる感じでしかなかったのですが、その内実際に喰われて痒くなったり、 舞い上がった(ように見える、実際には存在しない)埃を吸い込んで咳き込んだりするようになり、 晩夏を迎える頃には、飛び回る虫の種類も蚊や小バエに混じって何か妙にテカリのある部族出身の ニューホープや、触覚が平たいシックな雰囲気の紳士が見えるようになりました。 分かりやすく言いかえると、小さいカナブンみたいな奴と小さい蛾みたいな奴が机の上を歩いてました。 ここへ来て、漸く僕もこれが唯の飛蚊症ではないと思うに至り、このままでは近未来、 今はまだ見ぬ黒光りする御大が天から(あるいは冷蔵庫の裏から)舞い降りて(あるいは這い出して) しまう、と危機感を強め、その高まった危機感を空に向かって放り投げました。 どうやらそれがいけなかったようで、今では普通にゴキブリが居ます。 いや、あくまでもこれは非蚊症ですから実際は居ないんですが、



04/10/23 22:28 日記日記10

 こんにちは。地震にも負けずに日記を書きます。



04/10/23 23:27 日記日記11

 増えた分、減りました。

 夏前辺りから飛蚊症が割と気になり出したのですが、次の瞬間、飛蚊症が脊髄で反射して 網膜剥離になってご登場あそばされました。ですが、私ボクシングなどという 高尚な趣味は嗜んでおりませんし、他に頭部へ衝撃を受けるような機会にも恵まれてはいない事に 遅まきながら気付いてしまいましたので、残念ながら、網膜剥離はしょんぼりとうな垂れて脊髄の 奥へ帰って行きました。あいつの、あんな悲しそうな背中初めて見たよ。という訳でして、 幾ら気になるとは言え所詮は非蚊症です。ボクシングさえやってなけりゃ何の問題もない、 という漫画で得た知識をベースに構築した家庭療法、即ち「何もしない」に則り、 安閑と変わらぬ日々を送っておったのですが、一向に飛蚊症は治まる気配はなく、 それどころか段々と症状が進行して参りました。最初の頃は、文字通り蚊のような小さな虫だとか 埃だとかそういった物が飛んでいる感じでしかなかったのですが、その内実際に喰われて痒くなったり、 舞い上がった(ように見える、実際には存在しない)埃を吸い込んで咳き込んだりするようになり、 晩夏を迎える頃には、飛び回る虫の種類も蚊や小バエに混じって小さいカナブンみたいな奴とか マリオブラザーズに出てくるハエみたいな蛾が観測されるようになりました。ここまで来れば、 流石の僕もこれが唯の飛蚊症によるものではないと思うに至り、古今東西ありとあらゆる飛蚊症の症例を、 主にグーグルを駆使して調査いたしましたが、僕と同様の症状を訴えている例はなく、 これは未知の病気であると結論づけるより他に納得のいく答えは見つからず、 そんな事をしている間に、今では普通にゴキブリが居ます。いや、勿論あくまでもゴキブリが居るように 見えるだけで実際には居ないのですが、これまでの症状から推察するに、 このゴキブリは実在しないにも関わらず触れる事ができ、その内寝てる間に足を齧られたり、 胃の中に卵を産まれたりするに違いありません。そして、ゆくゆくは



04/10/24 02:23 日記日記12

 とりあえず書き終わりましたが、何か気にいらないので後で書き直そうと思いながら、おやすみなさい。



04/10/24

 夏前辺りから飛蚊症が割と気になり出したのですが、次の瞬間、飛蚊症が脊髄で反射して 網膜剥離になってご登場あそばされました。ですが、私ボクシングなどという高尚な趣味は 嗜んでおりませんし、他に頭部へ衝撃を受けるような機会にも恵まれてはいない事に遅まきながら 気付いてしまいましたので、残念ながら、網膜剥離はしょんぼりとうな垂れて脊髄の奥へ帰って 行きました。あいつの、あんな悲しそうな背中初めて見たよ。

 という訳でして、幾ら気になるとは言え所詮は非蚊症です。 ボクシングさえやってなけりゃ何の問題もない、という漫画で得た知識を ベースに構築した家庭療法、即ち「何もしない」に則り、安閑と変わらぬ日々を送っておったのですが、 一向に飛蚊症は治まる気配はなく、それどころか段々と症状が進行して参りました。最初の頃は、 文字通り蚊のような小さな虫だとか埃だとかそういった物が飛んでいる感じでしかなかったのですが、 その内実際に喰われて痒くなったり、舞い上がった(ように見える、実際には存在しない) 埃を吸い込んで咳き込んだりするようになり、晩夏を迎える頃には、飛び回る虫の種類も蚊や 小バエに混じって小さいカナブンみたいな奴とかマリオブラザーズに出てくるハエみたいな蛾が 観測されるようになりました。ここまで来れば、流石の僕もこれが唯の飛蚊症によるものではない と思うに至り、古今東西ありとあらゆる飛蚊症の症例の調査を、主にグーグルを駆使して試みましたが、 僕と同様の症状を訴えている例は終に見つからず、これは果たして未知の病気なのではなかろうかと 恐怖に打ち震える、そんな寸劇に身を焦がしている間に、今では普通にゴキブリが居ます。

 いや、勿論あくまでも居るように見えるだけで実際には居ない訳ですが、恐るべき事に このゴキブリは実在しないにも関わらず質量を持ち、触れる事ができ、こないだ寝てる時に足を 這い登って来たヤツを握ってほん投げたような記憶があるのですが、今冷静になって考えれば 明らかに夢か幻覚の類なのでびっくりしました。まあ、今のは確かに幻覚だったのかもしれませんが、 このままではその内本当に寝ている間に足を齧られたり、胃の中に産卵されたりする事は必定、 ゆくゆくはゴキブリを凌駕する何かが見え出したりしかねません。ゴキブリ以上となると 中々思い浮かびませんが、なるほど思い当たるのは自分自身かしら。それは非常に危険と 言わざるを得ません。今でさえ鏡を見る度に気分が悪くなり、心が少しずつ死んでいく音が 聞こえると言うのに、それが目を開ければ頻繁にそこらじゅうに見えてしまうとしたら。 ああ何たる事かや、僕は飛蚊症に殺されてしまうのです。しかしながら、もうこうなってしまっては 仕方ありません。最期くらいジタバタせず、覚悟を決め、静かに、半年振りに、掃除します。

2004年夏     2005年5月