LaPaz Diving Information




Diving Location
ラパスで潜る海は、カリフォルニア半島と北アメリカ大陸に挟まれたコルテス海。ここは、北米大陸・グランドキャニオンを通る コロラド川の養分がいっぱい含まれた水が流れ込んでいる。その所為で、プランクトンが大量に発生し、以下食物連鎖で それを食べる小魚が集まり、それを食べる大物(アシカ・イルカ・クジラ)が外洋からも集まり、さらにそれを食べる海獣(シャチ)が集まってくる。 また、プランクトンが豊富と言うことは、それを主食にしているマンタやジンベイザメも必然的に集まってくる。 どうします? マンタとジンベイザメが競演してたら・・・。
と言う訳で、ここは(当たれば)ダイバー憧れの大物にまとめて会えてしまう海なんです。でもね、ここはそれだけじゃなくって、 実はマクロも凄かったりするんです。コルテス海の奇麗な固有種も必見ですぞ!! なお、ここの海にはアジア方面で見られるカラフルな珊瑚礁はまず無いので、そういう海の中を想像しちゃいけません。 また、プランクトンが多いと言うことは基本的には抜群の透明度を期待してもいけないんでしょうね。
ポイント的には、大体が港から1〜3時間(ボートの速さにも因ります)と遠めななので、時期・天候によっては移動中の ボートコートも必要ですね!! ボートでの移動中は、広いボートだと眠ることもできますが、長時間の移動中には イルカの群れに囲まれたり、海面からマンタが飛び出したり、クジラやシャチが出たり・・・と気を抜くことができません。 (寝てたら起こしてくれるのでご安心を!!)

Diving Style
基本的には、100%ボートダイブ。SQU-BAJAの早い(狭い)ボートなら、陸で朝食を摂ってから朝8〜9時頃ピックアップされて出港する。 Baja Questの遅い(広い)ボートだと、朝7時30分ピックアップで8時前に出港してボート上で作ってくれる朝食を食べる。 ポイントに着くと、基本的にアンカリングでロープに捉まって潜降。Baja Questでは、ドリフトはあまり行わないようです。 他のサービスだと、ドリフトしたりとかもあるようです。なお、ガイドは、海を熟知しているオーナーは取材や遠征(長期クルーズ)以外は まず行わないようで、毎年日本から数名が入ってます。ハンマーヘッド狙いのポイント:エル・バホ(EL BAJO)とかは、 それなりのスキル(迅速な潜降・流れの中での泳力)も要求されるようです。日帰りの場合、遠くのポイントに行くと1日2ダイブなんですが、 近場であれば1日3ダイブ潜れます。昼食は、ボートの上か近くの島に上がって摂ることになります(コックさんも同乗しています)。 なお、ボートには飲み物が用意されているので、いつでも冷えたものを自由に飲むことが出来ます。 そして、夕方4〜5時頃港に戻ってきます。その戻る途中にジンベイザメが居たら・・・、ジンベイ・スゥイムの時間です!!
また、この日帰りダイブの他、エル・バホ(EL BAJO)の近くの島に泊まって遠方を攻めるダイビングサファリや、 2〜3泊を船の上で過ごすショート・ダイブクルーズなんてのも開催されています。これだと、遠くのポイントで3ダイブとか 日帰りでは絶対行けないラス・アニマスやサンフランシスキート等まで行けたりします。そして、宿泊する島では ビーチダイブやナイトダイブが出来たりします。ガンガンに潜りたい人にはお勧めかな! (島でのテント設営や食事等は、全て現地の専門スタッフがやってくれます)。ただ、開催日が決まっていますので 現地にその日程を確認してから旅程を組むのも良いと思います。ただ、ショップによっては6人程度人数が集まれば、 いつでも開催してくれたりするところもあります。
※Baja Questでは、オプションでダイビング帰りに合わせてセスナを飛ばしてジンベイザメを空から探してくれます。 そして、空からボートをその場所に案内してくれます(US$80〜90/人)。


Living thing (Subject)
ラパスに行ったら、まずはカリフォルニア・アシカでしょ。ロス・イス・ロテスには、 約200頭ものカリフォルニア・アシカの生息するコロニーがあります。秋の終盤、この年に生まれた子供のアシカ達が 海に入って来て、ダイバーに興味津々近づいてきますヨ!! 次は、エル・バホのハンマーヘッド かな・・・。潮目とコース取りと運の組み合わせで、遭遇できる確率が決まるようです。 その他、堅い群れ系ではヨスジフエダイ似のブルーアンドゴールドスナッパークレオールフィッシュ・スポットテールグラント・イエローサージョンフィッシュ、 聞きなれた魚ではギンガメアジ・カツオ・イソマグロ・バラクーダ・シイラ・サワラでしょうか。 ポイントによっては、魚群の数もハンパじゃありません。大物系では、ジンベイザメ・マンタ・ キハダマグロ・ブルーマーリンの他、コク・ゴンドウ・ナガス・マッコウ・ザトウ ・・・何だか判りました? そう、これらのクジラに遭遇するのも夢ではありません。 極めつけは、海獣シャチでしょう。果たして、どれだけの大物に会えるのでしょう? (^。^)
一方、ラパスはマクロも面白いんです。ブルースポッテッド・ジョーフィッシュブルーバンデッドゴビー・レッドヘッドゴビー・コーラルホークフィッシュ、 ちょっと大きくなってキング・エンジェルフィッシュ・バーバーフィッシュ・ ジャイアント・ホークフィッシュ・ブルズアイ・スティングレイなんか見たら、また感動でしょうね。 先程言った、カリフォルニア・アシカとブルースポッテッド・ジョーフィッシュが、同じロス・イス・ロテスと言う ポイントに居るから、カメラ派ダイバーは超困っちゃうんです。特にジョーフィッシュは、テレコンの方が望ましいので、 16mm Fisheye と Micro105mm+TC-201 の両方が必要になっちゃって・・・。ロス・イス・ロテスに、マクロレンズを持って エントリーできますかぁ?

Diving Point
EL BAJO ちょっと遠いが必ず潜ると言って良い程のメジャーポイント。3ヵ所にに点在する根は時に潮が速く、 その分大物との遭遇率も高い。狙いのハンマーヘッドは、水深25m〜35m辺り。 LA REYNA 直径20m程の女王と言う名の無人島の周りを潜る。オスアシカが数頭暮らしている。魚影の濃さは超一級。 水深は12m〜15mと浅いが潮通しが良く、流が強いと大物との遭遇も。
LOS ISLOTES 断崖絶壁の岩礁島。ここにアシカのコロニーがあり、水中でアシカと遊べる超人気スポット。 また、マクロも超一級で、コルテス海の人気者が集まっている。水深は5m〜18m程。 SWANEE
REEF
ラパスでマクロ三昧をするにはここ。水深は10m以浅で流れもなく、群れ系のフィッシュウォッチングにも 最適なポイント。コルテス海にあっても、温帯の海を思い出させる。
REYNITA 2つの大きな根のトップが一部海面に突出している瀬の回りを潜る。根の下の砂地は15m〜20mで流れは殆どない。 レインボーコルテスチュブと言う固有種はここで見れる。 SALVATIERRA 1976年に沈没した、全長60mのフェリー「サルバティラ」が眠る沈船スポット。船体はやや崩れているが、回りには 魚(固有種)が多い。最大水深18mで時に流れる。
EL BAJITO トップが水深7m(隠れ根)にある山状の根。シーマウントの所々に小さなクレバスが走り ソフトコーラルが豊富でウミウシ等小さな生物の宝庫。時には流れることも。 SAN RAFAERITO 港に近いエスピリット・サント島の西、灯台が目印の島。壁にはイソバナが付着し、小さなケーブには他とは違った マクロな生態系が見れる。水深は10m以浅の浅場を潜る。
ISLA CERRAVO コルテス海最南端の島、セラルボ島。岩肌を露出した巨大な根にギンガメアジやシイラ等の回遊魚、 そして根付きのリーフフィッシュが見所。島のバハ側はカジキ釣りポイント。 ISLA BALLENA クジラの形をした島の回りを潜る。沖側の砂地にドロップオフの根が走り、 その壁の亀裂にイソバナが一杯。ケーブもあって、最大水深は 15m程。異常に長いガーデンイールが一杯。
RAS ANIMAS ラパスから8時間程の無人島。ハンマーヘッド等大物との遭遇率は高いらしいが、日帰りでは行けない。 ケーブの中はロブスターの巣。まだ殆ど人の入っていない野生の海。 SAN
FRANCISQUITO
エルバホから更に北のため、ここも日帰りは殆ど不可能。海底の隠れ根には、キングエンジェルフィッシュ が群れている。最大水深は20m〜30mで、流れも強い。

Tips
・コルテス海にやってくる大物達の行動パターンは、プランクトン等の捕食の関係から潮回りに大きく影響しているようです。 つまり、大潮前後の海流の活発な時期が彼等の捕食日和に相当する訳で、大物達もそれに準じて活発に行動するようです。 活発に行動するってことは、その分我々ダイバーが彼等に遭遇できる可能性も高くなるようです。 特に、中潮から大潮に向う日取りが過去の統計からは大物遭遇率が高いようです。
・1日のダイビングも終わり、すっかり写真も撮り終えて、帰りのボートでボォーっと感動に酔いしれているのも良いですが、 帰りのクルーズ中に偶然ジンベイザメやマンタに遭遇しちゃったら・・・? 海に飛び込むでしょう。しか〜し、 フィルムが終わっちゃっていたら、貴方はジンベイザメやマンタの写真が撮れませんネ!! 彼等に遭遇してから フィルム交換してたら・・・一緒には泳げませんね。ダイビングが終わっても、フィルム交換をしておきましょう!!