マーリー・マトリンが自身と同じ耳の不自由なヒロインを演じる映画。ただ、本人が耳が聞こえないという設定にはあまり意味がない。例えば、北野武監督の『あの夏、一番静かな海』では主人公の二人とも聾唖という設定だが、それはあくまで演技である。でも、その演技のリアリティはこの映画のマーリー・マトリンと変わらないレベルだったから。 映画自体はなんか説明的で主人公の目が見えない恐怖に感情移入できないサスペンス映画としては出来のよくない作品になってしまっていた。テーマは悪くないのにね。