どうして、こんなにマドンナががんばっていて、もともとのこんなにも話が魅力的なのに、映画が楽しめないのだろう。エビータが大衆に語りかけるシーンを観ながら「このシーンて本当はすごい盛り上がるのだろうなぁ」と考えながら観るのは、なんか悲しいですね。
どうしてなのだろうと考えると、やはり、これは演出に問題があるのでしょう。でも、別に退屈したり、不快感を抱いたりしているわけではなかったので、悪くはない映画なのでしょう。だから、それだけに、すごく残念に思ってしまいました。
よく考えてみると、これは、エビータと周りに人間との関係が希薄なので、彼女の生活がリアルに感じられないからかもしれません。人は人と関ることで生きているのです。周りの存在感がないと、その人が浮き上がってくることは難しくなります。そして、平坦な映画になってしまうのでしょう。