『天使の涙』

監督・脚本:ウォン・カーウァイ,撮影:クリストファー・ドイルの映像作品。
だけど、映像だけの映画になってしまっている。つまらない、退屈な作品。

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1997/03/28 高崎市市民文化会館10:20 混雑度:70%


 このウォン・カーウァイという監督は、テクニックもあるのだろうし、自分の世界を持っているのは認めます。しかし、ぼくにはこれっぽっちも理解できない。何のためにテクニックを使い、映画を撮るのか、それが根本から違ってしまっている。これは岩井俊二の『スワロウテイル』でも感じたことなんだけどね。

 テクニックが大切なのは認めるけど、テクニックは役者を輝かすために使ってほしい。話をうまく描くために使って欲しい。そのテクニック自体を見せ付けてどうするの。こういうのを観ると青山真治の『wild life』がいかに優れているものなのかがよくわかる。