『絵の中のぼくの村』

絵本作家・田島征三の自伝的エッセイを東陽一が映画化。脚本は東陽一と中島丈博。
間違いなく、鮮度をもっている映画だと思う。

★★★


 非常に子供がうまく描かれていた。被写体の顔をアップしたりすることなく、子供が身体全体で生み出している、みずみずしさがよく出ていた。ホウシャオシェンの『冬冬の夏休み』ほどではないが、あの映画を思い出させるような鮮度をもっている映画だと思う。

 二人して他の子供の靴を外に投げはじめてしまう瞬間が特によかった。

 甘ったるい映画だと思うが、ちょっといいな。