『ビフォア・ザ・レイン』

ヴェネチア映画祭で10部門を独占した、M・マンチェフスキーの監督デビュー作。
舞台をマケドニアからロンドン、そしてまたマケドニアへ移すうまさ。ただね,,

★★
1997/04/04 高崎東映19:00 混雑度:50%


 テーマはマケドニアです。でも、同じ民族紛争を描いたものなら、この後に観た『ブコバルに手紙は届かない』の方がよかった。両者の違いは、なんだったのだろうか。

 だいたい3話形式にしたのが、よくわからない。この構成に必然性がないので、”形のための形”になってしまっている。ロンドンのシーンでなんのためにあったの?民族の悲劇を描こうとしていうるのは、理解できるのだが、映画としては??? こういう映画を評価しようとすると、「現在の民族の悲劇をうまく描き出している」ということになるのだろう。でも、映画って教科書じゃないのだから、そういう誉め言葉って、その映画が教科書のように無味乾燥だと言っているようなものなんだよね。