『トキワ荘の青春』

ノスタルジーという奴は映画で扱うのは難しい。この映画のように
それに甘えてしまうと、そればかりでなーんにもない映画になってしまう。

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1997/04/07 高崎市市民文化会館10:20 混雑度:40%


 この『トキワ荘の青春』を包むものは、一言で言ってしまえば「ノスタルジー」ということになるのだと思う。しかし、それだけなのだ。他にそれ以上のものがない。正直、ノスタルジックに描き上がったことに甘えているのではないだろうか。だから、役者も魅力的でもない。古いだけで、おもしろくない、そんな感想を持った。

 市川準、『BU・SU』はよかったけど、『TUGUMI』からもうだめだった。最近も何本か落としてしまっているけど、どうも小さくまとまってしまっているんだよね。悪いことではないかもしれないけど、正直、つまらないんだよね。うきうきもしないし、ただ眺めているだけ。動物園で檻の中の剥製を眺めているような気分になってしまう。

 ぼくはダメでした。