いやぁ、最高です。楽しいですね。これこそ、娯楽映画です。特に、ロープウェイを使ったアクションシーンは必見です。それ以外にも、洗面所の鏡の使い方など、古典的な手法を、そのままだったり、ちょっとひねったりして、うまく配置しています。
あと悪役のマイケル・ウィンコットがすごい。刑務所に入れられていても、そんなものは何の安心材料にもならない。こういう悪役は脱走するのが映画の定石だし、これは定石ははずさない職人芸映画だから。銀行からの脱出シーンも、予想ができるんだけど、それをモニターで見せてくれるのも芸が細かいね。
エディ・マーフィーの役柄である”ネゴシエーター”というのがうまく生かされていないとか、奥さんとの確執が無意味だとか、不満もあるけど、とにかく楽しめる娯楽映画です。もし、主演がエディ・マーフィーじゃなかったら、愛すべきB級映画となったとも思いました。お薦めです。