『恋は舞い降りた。』

公開3日目の平日最終回、観客はぼく一人でした。観終わって客が入っていないのに
納得。それくらいの映画です。後半は悪くはない


1997/05/19 前橋文映レッド18:40 混雑度:0.5%(一人)


 『恋は舞い降りた。』、公開3日目の平日最終回、観客はぼく一人でした。そんなに魅力のない映画なのかなぁ(これは観る前の感想)。まあ、ここの映画館で観客が一人というのは、もう驚かないけど。よく映画館を続けてくれているという感じだし。『失楽園』は、こっちでもお客さんが入っているのにね。

 で、観てみると、前半がかなりもたついて、話が進まない。そもそも、唐沢寿明もよくない。江角マキコも、これじゃあ女優という感じじゃないよ(そこら辺のネーチャンだね)。逆に言うと本人にとってはまり役なのかもしれません。死んでから戻ってくるというファンタジーは幾つかあるけど、この映画では、その戻ってきている間があまり充実していないんだよね。時間が限られているからこそ、その時間は充実したものに、輝いたものにならなくては。少なくとも、『東京上空いらっしゃいませ』での牧瀬里穂は、与えられた時間を充実して生きていたよ。案内役となる玉置浩二も、彼らしいとぼけた味が全然出ていない。『東京上空いらっしゃいませ』での鶴瓶はあんなによかったのとは、まさに対照的。

 ただ、後半は、まあまあ盛り上がったように思えました。最後も話の展開は悪くないのだけど、実際の画面があまりにも鮮度が低いのでちょっと残念。ほんと、材料は悪くないのに。そう考えると、結局描き方が悪いのではという結論になってしまうんだよね。それなりに楽しんだけど、これでは『クレヨンしんちゃん暗黒タマタマ大追跡』には勝てないよ。すくなくとも、もう1度観ろと言われたら、ぼくはしんちゃんを選ぶもん。

 あと、どうしてこういうクリスマス映画をこの時期に公開するのかねぇ。