『好男好女』でかなり信頼感が揺らいでいましたが、その後がこの『憂鬱な楽園』では不安がつのるばかり。今までとは違い現代を舞台にしていることがハンデになっているのかもしれない。しかし、エドワード・ヤンはそれに既に成功している。彼と比べて、侯孝賢の才能が劣っているとは思えない。この試行錯誤の時代を越えて、彼の黄金時代が再び来るとぼくは信じて次の新作に臨もうと思う。