結局、ウディ・アレンの技術には感心できても、彼自身は好きになれないのかもしれない。前作『誘惑のアフロディーテ』では、映画自体は気に入っていたのだが、うじうじした彼の役柄にどうもとけこめなかった。この映画でもウディ・アレンが出てこないシーンはわりと好きなのだが、彼が出て来るともうダメ。
ミュージカル映画は大好きだけど、ミュージカルって心がうきうきしてくると身体が思わず動く、その延長で踊ってしまうというのがぼく好きなんです。その映画では、”これ単あるダンスじゃない”と思うような部分も多くて不満でした。ミュージカルシーンももっともっとよくなったはずなのに残念でした。
でもウディ・アレンを削ってしまえば、不満がありながらももう少し楽しめたんだと思います。これて、ほめてないね。