『20世紀ノスタルジア』

最後までだましきってほしかった。
途中で我に返ってしまい興醒め。広末涼子は映画にマッチしています。


98/03/29 高崎市市民文化会館


 映画ってウソがウソじゃなくなるのが素晴らしいのだと思う。だけど、この映画では、ウソはやっぱりウソになってしまっている。観ていると、男の子が本当は心の病気なんじゃないかと思えてしまい、それで現実に引き戻されてしまう。そもそも、広末が彼の妄想(のようなもの)にちゃんとのめりこんでいないのに、観客がのめりこめるわけないんだよね。だましきって欲しかったなぁ。

 青春映画が素晴らしいのは、ちょっとしたしぐさなどがすごく人の気持ちをうまく伝えることができるからだと思います。でも、この映画では、いろんなことがあまりにも大味で、塀益してしまった。広末がかわいいだけに、映画として楽しめなかったのが残念でした。