『ジョー・ブラックをよろしく』

3時間でブラッド・ピットに惚れ込んじゃいます
とにかく背中をシーンが多い映画

★★★★
1998/12/ 前橋オリオン  混雑度:5%


 3時間という長尺の映画だけど、飽きさせずに見せきるマーチン・ブレスト監督の手腕はすごい。それほど、大きな事件が起きるわけでなく、たんたんとした中で、人を描き出す。

 しかも、表情で説得させるわけではなく、せりふで納得させるわけでもなく、ゆっくり時間をかけて、気持ちを熟成させていく、そんな映画です。

 ゆっくりと背中を映すシーンが印象的です。ラストシーンもそう。寡黙だけど本当に多くを語りかける雄弁な背中です。

 本当の愛とは何か、アンソニー・ホプキンスが最初にクレア・フォラーニに語りかける。クレア・フォラーニはコーヒー・ショップでブラッド・ピットに出会い5分間で体を震わせるほどの恋に落ち、それを実感する。そして、その彼との再会。愛を確認しつつ、それが真の愛でないことに気づく。、

 うまい映画です。