『オーディション』

”怖さ”と”感動”
怖くて怖くて、なぜか涙が流れた。

★★★★
渋谷シネパレス


 エンディング・ロールが流れ始めた時、涙を流しながら「怖いよぉ。怖いよぉ」とぼくは繰り返した。”怖さ”って奴が突き抜けると、涙を流すほどの感動を生む。この映画は怖いです。

 ただ、中心となる女性があまり魅力のある存在感を持っていないのが、ちょっと残念。石橋凌演じる主人公が、はまっていくのと同じように、観客が女性にはまっていければ、もっともっとすごい映画になっただろう。

 でもこれだけでも、十分にいい映画です。