『ビヨンド・ザ・マット』

”リアル・ファイト!”
どんなものでも人間が本物と感じられるものはリアルなんだ

★★★★
2000/09/01 シネマライズ  混雑度:100%


 「アメリカのプロレスはショーだ」という論調をよく聞く。この映画の中でもレスラーは言っている。「日本はプロレスをスポーツとして観てくれるが、アメリカは違う」と。 でも、この映画のポイントはプロレスが八百長かどうかなどということではない。どんなものでも、”リアル”に”感じられる”ものは本物なんだということ。それがポイント。

 観客を巻き込むことができれば、その戦いが真実かどうかなんて、重要ではなくなる。


   

 これは、映画とドキュメンタリー映画との関係に似ている。「映画は作り物」というけど、すばらしい映画は実際に体験したような気分を観客に与える。一流の映画は二流のドキュメンタリーよりも”リアル”というのは言うまでもない。