『オール・アバウト・マイ・マザー』のペドロ・アルモドバル監督の新作。オープニングのピナ・バウシュのバレエから映画はスムーズに始まる。そして、アリシアへ自然と話しかけるベニグノのシーンとなり、映画は徐々にその形を表し始める。植物状態になったアリシアを介助するベニグノと、同じく植物状態のリディアを見つめるマルコ。形の上では、残酷でグロテスクな話なのだが、軽快に展開させていくことで、そういった重さを感じさせないのはさすがだとは思う。
だが、話の展開はショッキングだが、この主人公の二人がうまく惹かれあっていくのが今ひとつ共感できなくて、残念でした。これは個人的な好みもあるのかな。