<駒沢オリンピック公園>

この公園内のドッグランには滞在中に2度見学に行きました。
2002年12月から試行期間が始まり、当初6ヶ月間の試行という予定が、
現在2003年の10月まで延長されたそうです。


ラン訪問1回目
最初に訪れた日はある日の夕方です。
午後3時ごろから夕立ちが降り、ちょうどドッグランに着いた頃にはやんだのですが、
残念ながら犬の数は思ったより多くなかったです。

私は犬を連れていないので、規則により中には入れません。
そこで柵の外から様子を眺めることになりました。

都心近くの住宅地の公園にしては、駒沢公園はとても大きな公園です。
ドッグランは試行期間内の結果により正式に設置されるかどうかが決まるようです。

広さは小型、中型の犬が走り回るのなら、まあまあの広さではないかと思いました。
ただ、下がコンクリートであること、ベンチがランの真ん中にいくつかあり、
犬が走るのに邪魔に感じられること、
L字型になっていて見とおしが悪い部分があることなど、正式に設置される際には改善して欲しいことがいくつかあると感じました。

私が行った時、ランの中にいたのは、小型犬(ダックス、チワワ、フレンチブルなど)が主で、
大型犬は2頭ほどでした。
たまたまだとは思うのですが、飼い主のそばを離れない、おとなしいタイプの犬が多く、ドッグランの中でのびのび走り回るというよりは、
リードを放されてどうしたらいいかわからず、おどおどしている犬が多かったようです。

飼い主もベンチに腰かけて、別の飼い主さんと情報交換などをしていて、
その足元に犬がいるといった風景で、
もっと飼い主だけでなく犬同士も積極的に交流させてあげればいいのにと感じることも・・・・・。

しばらくしてから、非常に元気のよい中型の雑種犬が1頭やって来ました。
その犬は走り回ったり、他の犬にちょっかいを出したり、
水飲み場に来ては、水飲み用のボウルに溜めてある水をひっくり返したりと、いろんなことをしていました。
この犬は見方によれば、お行儀は悪いともとれますが、私個人的には、
ランにいる犬の中で一番犬らしくのびのびしていて、楽しんでいる印象を受けました。

その犬が先ほどのおとなしいダックスのもとに駆け寄ると、
飼い主の足の下にいたダックスがものすごい剣幕で追い払おうと吠えまくるといった場面もありました。

私がもし中に入り、こういった場面にアドバイスをすることを許されているなら、
こういった場合は、中型犬の飼い主には犬がダックスのもとに行く前に呼び戻しをするよう指示し、
またダックスの飼い主にはご褒美を使って自分の犬を足の下から外に出ておくように誘導してもらい、他の犬がいる環境に少しずつ馴らすという指導をするだろうなーと思いましたが、
ランの規則によれば、ランの中で犬に食べ物を与えるのは禁止なのだそうです。
・・ということは、餌で誘導したり、呼び戻しで帰ってきた時のご褒美として使うことができない???ということですね。何か別のご褒美を探す必要がありますが、これはなかなか難しいですね。食べ物は一番簡単で有効なご褒美なはずなのに、それをあげてはいけないなら、飼い主はどうやってランの中で犬たちをコントロールしたり、しつけたりしていけばいいのでしょう?
これが、私の最初の疑問点でした。

呼び戻し(リコール)に関していえば、積極的に行っている飼い主は少ないように見受けられました。イギリスのスクールでよく教えている、大きな高いトーンの声で、派手に呼んで犬の気を十分に引き、犬が戻ってきたら誉めてご褒美をあげる、といった風景はほとんどなかったです。ランにはしつけができた犬が来ているはず。日本ではあまり呼び戻しを教えていないのかな?それともイギリスとは違った方法なのかな?と次なる疑問がわいてきました。


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