家の新築を機に、薪ストーブを導入することにしました。薪を集める
もともと、カントリー風で自然をイメージした家が理想だったので、暖炉や薪ストーブなどは夢でした。
そこで、雑誌やインターネットなどで研究しました。
調べるうちに、薪ストーブを(飾りではなく)本当に活用していくことがとても大変なことを知りました。
燃料となる薪を果たして用意できるのか。
それを作るためのチェーンソーや斧を使いこなせるのだろうか。
不安は募るばかりでした。
でも、薪ストーブのオーナーたちはそろって薪ストーブの良さを絶賛します。
「体の芯から暖まる。」
「炎が燃えているのを眺めているだけでもよい。」
「何ともいえない暖かさだ。」etc...
と....。
もう、私の気持ちは決まりました。
ぜひとも、薪ストーブを焚いてみたい。
その暖かさを味わってみたい。
よーし、何とかやってみよう!!!
まず、大工さんに家の建築中に出る端材を捨てないで取っておくようにお願いしました。
ストーブ用の薪は、針葉樹は向かないことは知っていました。
広葉樹に比べ、火力が弱く、クレオソート(タール)が出やすいのだそうです。
が、せっかく出る材木です。利用しない手はありません。
それに、針葉樹でも完全燃焼を心がければ問題ないとのこと。
現場に通うたびに端材をまとめて縛ったりしました。
その結果、結構な量の薪を入手することができました。
まあ、当然それだけでは全然足りないのですが....。
そのほか、伐採をしてあとは捨てるだけの木をもらってきたりして、あしげく探す事にしました。
そのころからでしょうか、ドライブの途中で道端に材木や薪が積まれているのを見て、宝の山に思えるようになったのは.....。(^_^;
チェーンソーを購入
長い材木や薪は、そのままではストーブに入らないため、ちょうどよい長さに切りそろえなければなりません。
最初のうちはノコギリでしこしこやってみたのですが、全然はかどりません。
やはりチェーンソーが必要だということで、購入することにしました。
周りへの騒音を考え(本当は値段を考えてですが...)、エンジンではなく、電動のものにしました。
でも、実際使ってみると、電動であってもかなり音がうるさくてびっくりしました。
最初はおっかなびっくりで、腕に力が入りすぎたのか、筋肉痛になってしまいました。
今ではずいぶん慣れましたが、やっぱり緊張します。
アックス(斧)を購入
炉台を作る玉切りにした丸太は、斧で割らなければいけません。
で、斧を購入することになりました。
ホームセンターで探してみましたが、なんか貧弱な物しか置いてありません。
そこで、インターネットで探したところ、ストーブハウスという店がオンラインショッピングをしているのを発見しました。
いろいろな斧が紹介されていましたが、その中でも小型で、それでいて評価の高いSTEAL社製の手斧が気に入りました。
オンラインで申し込んだあとに、ショップから確認のメールが届くとのこと。
注文してから2日後、なにやら宅配屋さんが....。
なんと、注文していた斧が届いたのです。
は、早い。 まだ確認のメールも届いていないのに、品物が来てしまうとは...。
初めて手にした斧は、とってもかっこよく、ズッシリとくるものでした。 さあ、薪割りだ。
薪ストーブは、置く場所にも気を付けなければなりません。
床や壁に煉瓦・石など不燃材を使う必要があります。
雑誌などに出ている写真を見ると、どれもきちんと施工されています。
でも、業者からやってもらうとべらぼうな費用がかかるので、何とか自分たちでできないか考えました。
まず、ホームセンターからアンティーク調の煉瓦(1個98円也)を200個ばかり購入しました。
床に不燃材のボードを張り、その上に接着剤を付けた煉瓦を並べました。
そして、隙間にモルタルを流し込んで床は完成です。
さて、問題は壁面です。
安定性を考えれば、横置きにして積んでいくべきなのでしょうが、それだと相当数の煉瓦が必要になります。
煉瓦の数をケチるため(だって煉瓦の費用だってバカにならないんだもの....)、縦にして積んでいくことにしました。
ただ、煉瓦を壁面にくっつけて置くと、長い間に熱が浸透して下地が燃えることがあるのだそうです。
そこで壁と煉瓦の間に数センチの隙間を作りました。
作業日数にして、2週間程度。にわか左官屋となった私は苦労の末、ようやく炉台を完成させました。
ストーブの搬入
私が選んだストーブは、アンデルセン・ストーブの「CI−1G」という機種で、小型でかわいらしいモデルです。
まあ、値段が安いということも選択の理由でしたが.....。
それでも重量は70kgもあります。
業者の人が2人がかりで何とか二階へ上げましたが、かなり重そうでした。
初めて対面する我がストーブは、とにかく真っ黒でいかにも鉄の塊、といった感じでした。
早く焚いてみたくてしょうがなかったのですが、その日はまだ煙突の加工が間に合わず、念願の初焚きは「後日」に持ち越しになりました。
いよいよ初焚き
ストーブ設置から約2週間後、ようやく煙突の取り付けが完了し、いよいよ初焚きの運びとなりました。恐怖のバックドラフト
業者の人から火の付け方のデモンストレーションをしてもらいました。
新聞紙を丸めてその周りに細い枝を並べて、さらに太い木で囲む。
そして、新聞紙に着火。
みんなで見守る中、あっさりと火がつきました。
いや〜、簡単、簡単。楽勝じゃ〜ん。(^_^)v
でも、そんなに簡単にいかないことは、その後身をもって経験することになるのですが.......。
焚き始めてから2日目のこと。
快調に薪を燃やしていたとき、その事件は起こりました。
薪ストーブがあるリビングに隣接しているキッチンの換気扇をつけたところ、突然ストーブ内の火が一気に消え、白い煙が立ち上りました。
ストーブの隙間から煙がどんどん吹き出してきます。
部屋中を覆う煙の臭い。
私たちは焦って窓を開けて換気しました。
いったいどうしたというのだろう。
改めて説明書を読んでみて、原因が分かりました。
長く薪を燃やしていたり、換気扇をつけたりすると、室内の気圧が下がり、煙突から空気が逆流してくることがあるとのことでした。
いや〜、それにしてもびっくりしました。
それ以降は、換気扇をつけるときは窓を少し開けるなどして、逆流が起きないように気をつけています。
秘密兵器「マジック斧」取得
伐採した木をもらう機会があり、薪作りを始めたのですが、太くて節のある木は今までの斧では全く歯が立ちません。
こりゃダメだ、と以前から定評のあるマジック斧を購入することにしました。
それは、ヘッドの部分が5.5kgもあり、どんなに太くて節のある丸太もまっぷたつ、というまさに魔法の斧です。
またもや、ストーブハウスのオンラインショッピングを利用し、送料込み15,000円ちょっとでした。
早速玉切りにしたまま手に負えずに放置されていた丸太を割ってみました。
しかし.....。
やっぱり割れないのです。(; ;)ホロホロ
斧が丸太にヒットしたとたん、丸太が跳ね返って転がってしまうのです。
こんなはずじゃ...。
ショックでした。
でも、それを何回か繰り返しているうちに、思いっきり打ちつけたところ、鈍い音を立ててまっぷたつになりました。
なるほど、それまではおっかなびっくりでやっていたため食い込まなかったのか。
それから、大きく振りかぶって重さを生かしてやるようにしたら、どんどん割れるようになりました。
いや〜、それにしても重い斧だ。
珍客あらわる
5月に入り、もう薪ストーブの出番もほとんどなくなったある日のこと。
ストーブの方で何やらガサガサ音がします。
何だろう。 気のせいかと思っていたら、またもや大きな音が。
ふとストーブを見ると.... なんと、ガラス窓越しに雀が顔を覗かせているではありませんか。(@_@)
どうやら、煙突を通って入り込んだようです。
バタバタ暴れて灰まみれになっていて、かわいそうな感じです。
部屋の窓を全開にしたあと、ストーブの扉を開けたとたん、雀は一目散に飛びだしていきました。
雀もビックリしたことでしょう。 (私も正直ビビリました。(^_^;))
でも、火がついていなくて良かったね。
危うく焼き鳥になるところだったよ。
でも、煙突に鳥が巣を作る例は結構あるそうです 。
ストーブシーズンの前にチェックしなければ。








温度計
だいたい120℃から300℃くらいで焚いています
