伝言 発電場周辺
写真59 発電場裏

(現在もフェンスで囲まれたくみ上げポンプがある)

発電場の裏に水槽があります。この水はタービンの冷却水として使っていました。水道のポンプは、最近のものです。六、七年前、大久野島に飲料水として、平均して七〇トン欲しいということになり、水脈があると思われる至る所に、地下水をくみ上げる装置をつけていったわけです。さあ、そこでここに来て水を掘り出した。そうしたら、水がどっと湧き出したんですよ。喜んだ。喜んだ。ところがね、地下水が湧いとるんじゃない。ここは、下にある水槽をぶちわったんですね。それが壊れたもんじゃから、中にたまった水がゴォーと出てきます。そういう笑い話がありますがね。

 防火用水の水槽も残っています。今いっぱい物が入ってますけども、当時は、水槽でした。焼夷弾が落ちたら、すぐにその水をくんで、処置をして、大火事にならんように消し止めるためのものです。