中国の子どもたちの絵画と書を大久野島の写真展で展示し、大好評を得た。今度は日本の子どもたちの絵を中国で展示していただくために、「中日友好黒竜江省の旅」の一行は、日本の子どもたちの書いた絵画と書30枚をハルピンまで携えていった。この絵と書は8月4日・5日の大久野島中部砲台跡での写真でも展示したものだ。
8月18日、ハルピン空港につくと、婦人スタッフ養成学校の徐敏先生が受け取りにきてくれていた。私たち一行がチチハルから再びハルピンに戻ってくる時までに絵画展の準備をして待っているとのことだった。
8月22日朝、私たちはハルピン婦人養成学校を訪れた。ハルピン市の中心部にある、その学校は2階建ての瀟洒な建物だった。入口を入ると広いスペースのロビ−になっていた。絵画などが展示できるように広いロビ−だった。

中日友好文化交流絵画展の看板が掲げられてあり、その横に日本からもってきた日本の子どもたちの書道や絵画の作品が丁寧に展示してあった。ここ中国黒竜江省ハルピン市で日本の子どもたちの絵や書に再会したとき、何とも言えない懐かしさがこみ上げてきた。8月4日・5日と大久野島の写真展で展示し、多くの日本の人に見てもらった一枚一枚の絵や書が、今はこうして中国でも展示され、中国の人に見てもらっている。立派に中日友好の架け橋になっている。呼びかけに賛同して絵や書を出品してくれた小学校・中学校・高校の子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいになった。

展示証明書の交換・代表と養成学校長
2階にある応接用の部屋で、日中文化交流絵画展の展示証明書の交換会が行われた。日本の子どもたちのために、立派な展示証明書が出展した生徒の人数分用意されていた。養成学校の校長さんより手渡された。「栄誉証書」と書かれていた。日本に帰って子どもたち渡すと、大変喜んだ。日本からも中国の子どもたちのために30枚の展示証明書を用意していた。ハルピン婦人スタッフ養成学校 乃校長先生にそれを渡した。日中友好文化交流はその目的を達成した。

中国からもらった展示証明書
そのあと、中村さんが、岡田黎子先生から託されていた。岡田さん著書の「おおくのしまの語り」という絵本と謝罪の思いをしたためられた手紙を、岡田さんの思いを伝え手渡した。

岡田さんの絵本と手紙を贈呈
また、藤川さんが「日本の小学校でこの絵本を使って平和について学んでいます。」と言って平和学習のための絵本をプレゼントした。養成学校の校長から、「初めての呼びかけに快く応じてもらってありがたい。これからも交流をしたいです。子どもたちの交流をしたい。このたび、私たちは一つの種を蒔きました。」といわれた、「この種が芽を出し、根を張り中日友好、世界平和の大きな花を咲かせるよう私たちは努めましょう。」と答えた。本当に継続していきたいとり組みである。小さな細い糸だけれども一つ一つをつないでいけばやがて大きな太いつながりになるだろう。
ハルピンのテレビ局が取材にきていた。ディレクターは「あなたがたのような日本人の思いに中国の人々は感激するでしょう。今夜のニュースで放送します。」とのことだったが、残念ながら私たちは11時の飛行機で大連に行かねばならなかった。中国の人々にこのとり組みはどう伝わっただろうか。

子どもたちの絵と書見る人