会報 第11号 大久野島 毒物製造處理の記録 写真1

仏式イペリット工室焼却作業

「焼却時には処理作業員総出で、飛火による山火事、延焼防止などの警戒に当たった。この為、工室焼却は、晴天無風の日が選ばれた。炎々と燃え盛る工室の窓から吹き出す黒煙は、天に沖する壮観であった。」

「焼却後の灰は幾日もかかって、唐人笠の埋立地へ運搬した。焼却に依って毒ガス臭の消えた工室は水洗を繰り返して、米軍検知器に反応しない程度にならないと検査が通らなかった。」(服部忠著 秘録 大久野島の記 1963)

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