毒ガス島の歴史を明らかにするための図書室




毒ガス島の歴史 

中国の遺棄毒ガス弾問題について

化学戦について

日本陸軍における化学兵器の研究・開発

化学兵器について

ヒ素汚染について

表紙の写真がある文献は、会員の著書です。入手方法については、毒ガス島歴史研究所(広島県竹原市東野町983-5 山内静代

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毒ガス島の歴史

戦争と平和の島 大久野島「毒ガス工場」の記録
村上初一/大久野島毒ガス資料館/1995
                               

私たちが戦争の悲惨さ、平和の尊さを身近に考えるための施設の中に大久野島毒ガス資料館があります。ここは日本の毒ガス製造と化学戦の実態を広く、伝えようとするもので、地元行政が維持管理しています。その展示資料は時のすうせいか入れ替わることもあります。例えば、中国で日本軍が化学兵器を使用したことは政府が認めているのに、その関係資料が展示ケースから除かれるなどです。「戦争と平和の島」ガイド紙をどうぞ。


毒ガス島の歴史(大久野島)

村上初一/1992

かって、日本軍が中国において化学兵器を使用したことを日本政府は認めている。しかも調査の結果、中国に遺棄されている毒ガス弾が日本軍のものであったことも判明している。今は、その安全処理対策が日本に迫られている。それであっても日本の毒ガス問題は、戦後の東京国際軍事裁判では免責されている。なぜだろうか?これらの問題のジャングルとして「毒ガス島の歴史(大久野島)」を書いたものである。


平和教育教材 おおくのしま 
小学校高学年・中学生向用
広教組竹原地区平和教育部会編 /1989

この本は、広島県教職員組合三原地区支部竹原支区平和教育部会のメンバーが地元の平和教材「おおくのしま」教材化の目的で製作された。小学生高学年から中学生向け用に作られている。各頁をコピーしてフィールドワークなどにすぐ利用できるようになっている。


毒ガス島と少年 
大久野島を語り継ぐために
村上初一 /1998

私は満十四歳で地元の軍需工場に憧れて就職した。実にそこは毒ガス製造の登竜門であった。このことに気づいたときは軍紀保護法の世界にあった。規則の三ヶ年の学習期間を耐えに耐えて毒ガスの道から逃れるために陸海空の兵士にそれぞれ志願した。そこはすでに戦場に近づく道であった。時代の軍国少年にはこの道より他になかった。私は最後まで毒ガスの道を歩んだが後遺症の慢性気管支炎が残り、目下旧令救済要綱に基づく救済措置により治療をうけながら余生を過ごしている。毒ガス島「大久野島」を語り継ぐために書いた一冊です。   


隠されてきた「ヒロシマ」 
毒ガス島からの告発
辰巳知司 /日本評論社 1993 

地図から消された島 大久野島毒ガス工場 
武田英子 /ドメス出版 1987

樋口健二写真集 毒ガス島
樋口健二/三一書房 1983

秘録 大久野島の記
服部忠 /私家版 1963・大久野島毒ガス障害者厚生会 1988


秘録 大久野島の実相
稲葉菊松/私家版 1971

悪魔の遺産 毒ガス戦の果てに ヒロシマ〜台湾〜中国
尾崎祈美子 /学陽書房 1997

貧者の核兵器」とも称される毒ガス−第二次世界大戦中、旧日本軍の最終兵器として大量に製造されたが、敗戦により未使用弾は地中深くに埋められた。 半世紀の時を超え、中国の奥地に遺棄された毒ガス弾が、腐食により環境を破壊し始めたと知り、著者は行動を開始する。
 マイナス30度の雪原を3時間以上歩き、凍りついた大地から掘り出された毒ガス弾を映像で記録したとき、著者はヒロシマ−台湾−中国と毒ガス取材の過程で出会った人々の心の軌跡を書き残そうと、固く誓ったのだった。
 

毒ガス島 大久野島 悪夢の傷跡
中国新聞「毒ガス島」取材班 /中国新聞社 1996

毒ガス島 (母と子でみる )
早乙女勝元  岡田黎子/草の根出版会  1994

ドキュメント−日本の恐怖・毒ガス
落合英秋/番町書房 1973



中国の遺棄毒ガス弾問題について

日本の中国侵略と毒ガス兵器
歩平/明石書店  

日本軍の遺棄毒ガス兵器 中国人被害者は訴える
高暁燕(カオ シャオイェン)/明石書店 1996

置いてきた毒ガス (母と子でみる )
相馬一成/草の根出版会 1997

日本軍の毒ガス戦 迫られる遺棄弾処理
小原博人/日中出版 1997



化学戦について

台湾霧社事件軍事関係資料
春山明哲 /不二出版 1992

台湾霧社蜂起事件 研究と資料
載國火軍/社会思想社 1981

毒ガス戦関係資料 
粟屋憲太郎・吉見義明編・解説/不二出版 1989

十五年戦争史4
藤原彰他編 /青木書店 1989
東京裁判−訴追と免責  粟屋憲太郎 

七三一部隊作成資料 
田中明・松村高夫編・解説 /不二出版 1991

ドキュメント・昭和天皇 第二巻
田中伸尚 /緑風出版 1985

未決の戦争責任
粟屋憲太郎/柏書房 1994

大元帥昭和天皇
山田朗/新日本出版社1994

十五年戦争極秘資料集 第18集
不二出版 1989

十五年戦争極秘資料集 補巻 1
不二出版 1996

十五年戦争極秘資料集 補巻 2
不二出版 1997

日本軍の化学戦 中国戦場における毒ガス作戦
紀学仁 村田忠禧 /大月書店 1996


日本軍の細菌戦・毒ガス戦 日本の中国侵略と戦争犯罪
七三一部隊国際シンポジウム実行委員会 /明石書店 1996

「陣中日誌」に書かれた慰安所と毒ガス
教科書に書かれなかった戦争part 14
高崎隆治/梨の木舎 1993

化学戦研究史 
小柳津政雄/厚生省引揚援護局資料室 1956

史料陸軍習志野学校 『支那事変ニ於ケル化学戦例証集』 解説 
藤原彰・粟屋憲太郎/歴史と人物 165号  1984.9

『七三一部隊』の実験報告書
松村高夫 /歴史学研究 538号 1985.2

日本軍の細菌戦−明らかになった陸軍総がかりの実相−
吉見義明・伊香俊哉/『季刊 戦争責任研究』第二号、 1993冬季号

日本軍の毒ガス作戦 
萩野茂/歴史と人物 165号 1984.9

日本軍の毒ガス作戦 
吉見義明 /藤原彰監修 『戦争の真実を授業に』あゆみ出版 1988

日本軍の毒ガス作戦−中国・東南アジアにおける使用の一端
吉見義明/洞富夫・藤原彰・本田勝一編『南京事件を考える』 大月書店 1987

日本軍はどのくらい毒ガスを生産したか アメリカ軍の新資料をめぐって吉見義明/『季刊 戦争責任研究』第五号、 1994秋季号

米国の日本殲滅『毒ガス作戦』
吉見義明/ 現代 1991.9

やはり毒ガス・細菌兵器は使われていた−中国側からの告発
竹前栄治/『世界』479号 1985.9

東京裁判への道 
粟屋憲太郎/『朝日ジャーナル』 1984.10.19、10.26、11.2、1985.3.1

毒ガス作戦の真実
粟屋憲太郎・吉見義明/『世界』479号 1985.9

旧日本軍は毒ガスを使っていた!
吉見義明/『朝日ジャーナル』 1985.12.15

化学戦覚書−中国における日本軍の毒ガス使用
吉見義明/『中央評論』174号 1985.12



日本陸軍における化学兵器の研究・開発

陸軍科学研究所及第六陸軍科学研究所に於ける化学兵器研究経過の概要(第一案) 
秋山金正 /厚生省引揚援護局資料室 1955

陸軍習志野学校
陸軍習志野学校史編纂委員会編/同会 1987

幻の陸軍習志野学校
萩野茂/ 潮 312号 1985

本邦化学兵器技術史〔年表〕
化学兵器関係者編 /厚生省引揚援護局資料室 1957

東京裁判論
粟屋憲太郎/大月書店 1989

消された秘密戦研究所 
木下健蔵 /信濃毎日新聞社 1994

毒瓦斯と焼夷弾
清水辰太/非凡閣 1943



化学兵器について

生物化学兵器−悪魔のシナリオ
マーフィ、ヘイ、ローズ /現代教養文庫 1985

生物化学兵器−知られざる「死の化学」
和気朗 /中公新書 1966

毒ガスと科学者 化学兵器はいかに造られたか
宮田親平/光人社  1991

毒ガスと科学者 (文春文庫 )
宮田親平/文藝春秋 1996

生物化学兵器
スティ−ヴン・ピ−タ−・ラッセル・ロ−ズ /みすず書房 1970

生物化学兵器 (中公新書 ) 知られざる「死の科学」
和気朗/中央公論新社 1984

生物化学兵器 (入門新書 ) 開発の現況と将来
岡芳輝/ニュ−トンプレス 1978年

化学兵器 その恐怖と悲劇
ロバ−ト・ハリスジェレミ−・パックスマン /近代文芸社 1996



ヒ素汚染について

口伝 亜砒酸焼 
川原一之/岩波新書 1980

辺境の石文
川原一之/径書房 1986

写真集 土呂久 小さき天にいだかれた人々
芥川仁/葦書房 1983

ヒ素−化学・代謝・毒性
監修 石西伸 岡部史郎 菊池武昭/恒星社厚生閣 1985

砒素をめぐる環境問題
秦秀雄監修・日本地質学会環境地質研究委員会編/東海大出版会 1998

土壌・地下水汚染に係わる調査・対策指針運用基準
環境庁水質保全局編/大蔵省印刷局 1999