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楽しくてしょうがないギター上達法:プチ・マニュアル編

「フォークギターって何ですか?」と、時々聞かれます。

アコースティック・ギターで弾けば、それがフォークだ!とは言えません。

まずは、

その生い立ちと、現在に向かっての潮流を知ってください。

カーター・ファミリー(The Carter Family)

The Carter Family - Wildwood Flower
The Carter Family - Wildwood Flower

1960年代に起きたフォークにおいて影響を与えてきた、
カントリー・ミュージックのバンド。

カーター・ファミリー(The Carter Family)1927年〜1943年
このころからギターを加え歌にもハーモニーが加えられる
ようになりました。

ドグ・ワトソン(Doc Watson)

Doc Watson - 1991 - Black Mountain Rag
Doc Watson

アメリカ音楽伝統やカントリーのうたは、古くからギターで
弾き語りで歌われていました。

こうしたギターをフォーク・ブームで際立たせた男こそが、
ドック・ワトソンです。

<耳コピ>
彼は、ジミー・ロジャース、カーター・ファミリー、モンロー・
ブラザーズ、デルモア・ブラザーズ、ディクソン・ブラザーズ
なのどヒット曲を熱心に聴き、コピーを試みた様です。

皮肉にもプロ歌手として生計を立てるようになったのは、
フォーク専門の歌手としてではなくローカル・カントリーだった。
バンド名は、「カントリー・ジェントルマン」。

ドックは、何とギブソンのレス・ポール・ギターを持たせられた
ということです。
ここで、カントリーのエレクトリック・ギターの巨人マール・トラ
ヴィス、チェット・アトキンス、ジョン・メイフィス、ジミー・ブライ
アントなどから速弾きギター芸を学んだ様です。

<フラットピッキング>
カーター・ファミリー以前はギターをリード、あるいは、単独
で用いることは無かったのですが、コードでリズムを刻み
低音弦を弾いてメロディーを織り込む奏法を編み出し、
フラットピッキングの元祖となっていったのです。

このフラットピッキングは、ドグ・ワトソン(Doc Watson)や
クラレンス・ホワイト(Clarence White)、ノーマン・ブレイク
(Norman Blake)達によって、より高度なものに仕上なって
ゆきました。

この奏法は日本でも高田渡、岡林信康、吉田拓郎、井上
陽水
など、ほぼすべてのフォーク系シンガーの伴奏で聴く
ことができます。


ウディ・ガスリー

Woody Guthrie-This land - 1945
woody guthrie
この時代は、画像を見つけるのに苦労します。
ウディ・ガスリーはアローガスリーのお父さんです。


チェット・アトキンス(Chet Atkins)

Chet Atkins - Black Mountain Rag
Chet Atkins

テネシー州生まれのカントリー・ミュージシャン。
サムピックとフィンガー・ピッキングを多用し音色に厚みを出
しています。
低音弦をミュートしながら弾き、高音弦を指で弾いてメロディ
弾きます。

オフィシャル・サイト
http://www.misterguitar.us/

<おまけ>

Mark Knopfler & Chet Atkins - Instrumental Medley
Mark Knopfler & Chet Atkins - Instrumental Medley


アール・スクラグス(Earl Scruggs)

Earl Scruggs - Fireball Mail
Earl Scruggs

よく皆さんが想像する典型的なアメリカン・カントリー
ここでは、バイオリンとは言わずフィドルと言います。
ミュージックです。ギターはドブロですよ。

ボトルネック奏法はご存知ですよね。
スライド奏法ともいいます。

現在ではロックギターにも多用されていますが
もともとは、ブルースやカントリーで使われていたものです。

ブルースのボトルネック奏法では、

ブッカ・ホワイト(Booker White)

Booker White - Poor Boy Long Way from Home
Booker White

ブッカ・ホワイトはブルースミュージシャンで、
あのBBキングとは、いとこ同士。
南部デルタブルースの香りがプンプンする演奏です。

同じ奏法を使うハワイアンギターやカントリーのスライド
とは、まったく異なるものであるのが良く分ると思います。

歴史の流れの中において、お互いミュージシャン同士、
啓発され継承され洗練され現代のミュージックシーン
を形作って来ました。


フィンガー・ピッキングの達人

トミー・エマニュエル(Tommy Emmanuel)

Tommy Emmanuel - Guitar Boogie
Tommy Emmanuel

トミー・エマニュエル (Tommy Emmanuel)
オーストラリア出身のギタリスト。
グラミー賞に2回ノミネートされた『フィンガー・ピッキングの達人』
として有名で、今までに、チェット・アトキンス、エリック・クラプトン
など数々の有名なギタリストと共演をしています。

兄のフィル・エマニュエルもオーストラリアで著名なギタリストで
あり、時折兄弟でセッションを行っています。

奏法としては上述のフィンガーピッキングよりも、サムピックを
用いたチェットアトキンス奏法や、フラットピックと指を併用した
チキン・ピッキングと呼ばれる奏法を多用。

中でもギターのボディヒットを駆使した擬似パーカッションは
彼の代名詞的奏法です。

引き続き

フォーク「第二部」へ続く

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