そろそろ春?釣行

3月13日。朝から良い天気である。朝一番に到着した場所は、雪代のため若干増水気味。濁りは無し。沈み系でずっと釣り続けるが、インジケーターが二回ぴくっと反応しただけ。川を一つ移動して、ニンフを流すがやはり無反応である。広めで水深の浅いプールに到着。ここでフライをドライ(ガガンボ)に交換し、プールのランを流してみる。一投目から出た。小さなイワナだった。このプールだけ調子がよくて、その後5ヒット1ばらしで4匹追加。ま、いずれもかわいらしい個体であった。さらに上流へ足をのばしてみるけれど無反応。結局一日釣りをして釣れたのは上記のプール一箇所だけであった。あと2週間くらいすれば水温も上がって面白くなりそうである。

 


3月14日。新見解禁である。今日はなんと新見のI氏宅から出発なのだ。(前夜突然無理を云ってお宿を提供して頂いた。多謝。)朝6時過ぎにはもうポイントに到着。ここは毎年解禁日に竿を出すピンシャンシラメポイントなのだが、しかしライズがない。この時期ライズをしてないと釣れる気がしない。ライズを求めて新見漁協管轄内のポイントをうろうろ。大佐町の某橋の下流でI氏と連れだって、中国地方の渓流ルアーマンとしては知る人ぞ知るW氏が竿を振っていた。みているうちに両者ともポンポン釣り上げる。恐ろしいような素晴らしいような。

さらにうろうろしていると某所でライズ発見。コンクリート擁壁沿いの緩い流れでライズ中。真ん中に速い流れを挟んでいるために難易度Cクラス。時刻は早くも午後1時過ぎ。#25のシャック付きユスリカでなんとか新見初物ゲット。しかし養魚場直送の美しくない個体で画像押さえず。その後6匹掛けたのだが、フッキングが甘かったり、ランディングをミスしたりで取り込めたのは3匹だけである。

 

この間3時間ほど立ち込んでいたため足が冷えてしまった。しかし天気はすこぶるよろしい。頭寒足熱とはまったく逆でちょっと不健康な気分。

今度は立ち込まなくても良い場所に移動し、ウェットをしてみる。スウィング中のフライを追いかけてくる様子は時折見えるのだが、フライをくわえるまでには至らず。ウェットで遊んでいるうちにライズが始まった。ところがこいつがくせ者で、対岸の流れの緩いで、キャストしてもすぐにドラッグが掛かる。出てもカワムツ。本命はフライを無視してひたすら本物を喰いまくる。10匹くらいカワムツをやっつけたあとやっと本命がきた。

下流の瀞瀬にへ目をやるとそこでもライズが始まっていた。歩いて移動し、ライズを観察していると、すたこらと近づいてくる人影が・・・。ベイトフィッシャーである。さらに「ここは釣れましたかぁ」などと脳天気な声をあげつつポイントに入ろうとする。「あの、あの、すんません、ここはこれから私が竿を出すのです。」という声を出す寸前、私の5m位下流、つまりライズのまっただ中へさっさと竿を出されてしまった。やられた。さすが解禁日。これくらいがめつくて厚顔無恥じゃないと駄目なのである?。しかしこの解禁日に夕方まで粘っているという、そのベイトフィッシャーの釣果はきっとたいしたことはないのだろうと思われる。小心者の私は彼にポイントを譲り、少し上流から釣りをしながら観察していた。魚はライズしているが、彼の流す仕掛けには魚信はまったくないようだった。少し彼が上流に移動した隙に、今度は逆に、私が彼のすぐ下流に入っちゃったのである。やられたらやり返すのだ。

水中のベイトではなく、サーフェイスを流下するユスリカにご執心のライズの主達には、フライのほうがかなり有利なようである。その気になれば餌と違ってライズへのモグラ叩きも出来るのだ。彼が一流しする間、四投くらいは簡単だ。チェイスは沢山ある。(しかし、ライズぼこぼこの状況で、フッキングまでなかなか持ち込めない私もどうしようもない下手くそだが・・・。)しばらくの間、そのベイトフィッシャー氏と無言のプレッシャーの掛け合いが続く。

それでも竿が曲がるのは私のほうであった。私がそのポイントの三匹目をランディングしている途中、ついに彼はなんにも釣れず、諦めて納竿した。若干溜飲が下がったけど、あんまりいい気分じゃない。みんなで仲良く釣りはしたいものである。