8月22日。釣りに行く元気が少し出てきた。イブニングだけやりに釣り場へ。8寸ほどのイワナを一匹発見し、上からドライで誘って釣り上げた。しかしこの日発見できたのはこの一匹だけ。最盛期には良いライズをするプールは水も少なく沈黙したままであった。ライズを待ってみたがなんにもなし。納竿。晩飯を買ったら野営場へ。雨と霧が激しい。
今日のお供は佐倉統著「進化論という考え方」。ううむ。前半は面白い。後半もそれなりに。でもなんで自然主義的誤謬の解決をみな急ごうとするのだろう。論理実証主義がでてくるのならウィトゲンシュタインまであと少しなのに。いかん。気が付いたら午前1時になっていた。
8月23日。8時過ぎに釣り場へ。案の定寝坊した。堰堤下でタイフーン級が2度ほどフライをくわえたが、どっちもすっぽ抜け。チェイスするのが見えるとどうしてもフッキングが早くなってしまう。まだまだじゃの。
その後まったく反応が無くなってしまったのである。河川を二つほど変えてオチビさん一匹。もう一山超えて早くも夕刻である。ほんとに水の少なくなった某川の川面を観察しているとリバーキーパーのM野隊長がやってきた。お互い行くとこがないなあという話で結論が出た。私はその川の上流部へ。M野隊長はもう一山超えることに。
さて川へ入る準備をしていると段々と雲行きが怪しくなってきた。100mもすすまないうちに猛烈な降雨。レインウェアの僅かな開口部からどんどん水がしみこんでくる。この雨がもう少し早い時間帯に降っていたらなあ。渇水状態に土砂降り。そして無反応。なんだか全てのタイミングがちぐはぐなのである。かなり区間を残して納竿したのであった。