経営シミュレーション(ビジネスゲーム、マネジメントゲーム)研修による人材養成プログラム
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コンセプトや運営面の比較は 「開発コンセプト」、「Q&Aと比較」へどうぞ。この教育の真髄はどこにあるかという視点で文献「ヤンマーのビジネスゲーム」は参考になります。

経営シミュレーション(ビジネスゲーム)のモデル

ビジネスゲーム研修(マネジメントゲーム)との比較

ビジネスゲームの教育的なモデル設計と、ゲームに陥らない運営スタイルが違いです。本頁では他のビジネスゲーム研修(マネジメントゲーム)とDOMEXの経営シミュレーションとの比較を、教育担当者向けに述べています。TOPページもご覧ください。

  1. そもそもゲームとは

  2. 教育に対する考え方

  3. 他のビジネスゲーム(マネジメントゲーム)との比較表


丸 そもそもゲームとは

世の中にはビジネスゲーム(BG)やマネジメントゲーム(MG)、デシジョンゲーム(DG)と呼ぶ類似の研修があります。さらに、ビジネス・シミュレーション、ゲーミング・シミュレーション、トップマネジメントゲーム等々、その呼称は乱立ぎみです(詳しくはマネジメントゲームの研究)。 しかし本サイトでは経営シミュレーションを優先的な呼称にします。
なぜなら、「game」には競技や勝負という戦いの意味がありますが、日本では『ゲーム=遊び』と思われています。そのためビジネスゲームは「会社ごっこ」と揶揄されることもあります。一方、経済学では「game」とは「利害関係の対立する状況下での行動」という捉え方もあります。ことほどさように、多様な意味がある言葉です。

丸 教育に対する考え方・・・内と外のゲーム性

企業人向け教育プログラムでは目的と手段(ゲーム性)を転倒することは適切ではありません。ゲームによる勝ち負けは「目的への動機付け」にすぎないのです。
他の研修技法と比べて経営シミュレーション(ビジネスゲーム)研修のウリは「業績の競争」という要素です。つまりはゲーム性です。それが夢中→熱心→理解に役立つ、のサイクルなら良いのですが、『夢中=勝ち負け』に終始するリスクもあります。コマやカードの小道具でゲーム風にするほどその可能性が高まり、『会社ごっこ』になりやすいのです。その結果が、『楽しさのみが記憶に残り、学習内容は ???』・・・では困ります。
これは、あらゆるゲーム型(体験型)研修に共通する落とし穴です。その回避は、負の側面を理解した上でのコース設計と講師の力量です。そして本サイトの経営シミュレーションは次のように分けています。
入門/標準コース 上位コース
内面のゲーム性(競争性)
外面のゲーム型(形式) ×
イメージ
ポイント→

アウトプットは
マネジメントゲーム盤?

勝ち負け?
経営構造への理解
入門ゲーム
計数やマーケティング、経営構造への理解を養成する
経営シミュレーションは経営幹部への登竜門
経営の総合体験からの教訓抽出を通し、事業能力を養成する
コアコンピタンス ツールとしてのゲーム性 教育的なワークシートと経営モデル 経営モデルの臨場感
入門・標準コースは、普遍的なビジネススキル(カネとマーケティング)の養成を広い層に適用できます。経営モデル仕様をシンプルにしユーモアの味付けをすることで、難しいことを楽しく学びます。事前学習やF/Sシートによる教育的工夫は本研修のコア・コンピタンスです。 一面でいえば「簿記を知らなくても、P/LやB/Sが分かり」、経営体験により視野の拡大につながります。 なお標準コースと言っても、経営モデル仕様は他団体より複雑です。
上位コースは総合的な経営教育を目的とした『動的なケーススタディ』です。アウトプット(成果)は勝ち負けではなく、現実の経営に役立つ教訓抽出です。 詳しくは教育目的のページをご覧ください。
【補足】 いわゆる「研修ゲーム」と呼ばれるものには次のような特性が必要です。本経営シミュレーション研修はその全てを備えております。・・・「新しい研修ゲーム」より引用(昭和52年、日本能率協会出版)。
  • やらされるから、やってみよう型へ
  • いかに考えさせ、口を開かせるか
  • プログラムにリズムを持たせる
  • 適度な仲間意識と競争意識を持たせよ

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丸 他団体のビジネスゲーム(マネジメントゲーム)との比較

下は、主にボード型ビジネスゲームないしは人生ゲーム(モノポリー)風のビジネスゲームやマネジメントゲームとの比較です。経営モデルの違いだけではなく、研修の運営面からも考察しております。

比較要素 ビジネスゲーム(マネジメントゲーム) DOMEXの経営シミュレーション
入門/標準コース
PRIMO-1,PRIMO-2,PCMaker RoboMaker
上位コースの場合
基本的な特徴
  • 楽しく経営の全体像を学ぶものから、単に勝負にこだわるタイプもある
  • ワークシート重視型もあれば、計数概念が欠落した「交渉ごっこ」もある
  • やさしく楽しく経営数字を学ぶ
  • プロセス重視
  • ワークシート重視
  • 洞察力を重視
  • リアリティ重視
  • 教訓抽出を重点
モデルの特性
  • マネジメントゲームは特定商品を示すことが多い
  • 単品モデルが多く、その場合は単純すぎて学習テーマとの乖離が発生し、意思決定の訓練にはなりえない
  • 決定数は10程度
  • 複数商品×複数市場モデルと単品モデル
  • リアル感を重視
形態上の特徴
  • 一人型の学習(商品による)が多い
  • ボード型はイメージし易い(可視化)
  • 乱数による偶発性の問題
  • ボード型の進行は一手ずつ順番方式
ビジネスゲームの特徴
  • グループ方式(3〜6人で1グループ)
  • 紙ベースを重視。PCは運営用
  • 経営モデルはケーススタディ風
  • 計画を一度に決める一括方式

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主な対象者
  • 新入社員〜管理職層
  • 左と同じ
  • 選抜者、上級職(部課長層)
教育テーマ 会計面
  • 会計教育の入門向き商品もあるが、計数概念が欠落した商品もある
  • マネジメントゲームは管理会計に適す
  • 財務会計を優先
  • 複品のため管理会計が理解しやすい
  • 財務会計と管理会計
  • 経営課題のエッセンスを会計的に再現
経営戦略面
  • ゲーム性が強すぎたりモデルが単純だと戦略を論じるには無理がある
  • マーケティングを重視
  • 定石の体験学習
  • 戦略オプションが豊富
日数
  • 1〜2時間型(双六型)や1〜2日が多い
  • 1日〜標準2日
  • 2日〜標準3日〜4日
サイクル
  • 2日で4〜5期(サイクル)が多い
  • 3期/1日〜7期/2日
  • 8期/2日〜12期/3日
ツール
  • ワークシートとゲーム盤
  • モノポリーのような双六風もある
  • パソコン中心のビジネスゲームもある
  • WEB型のビジネスゲーム
  • ワークシートを最重視
  • パソコンとプリンタは運営用一式のみ
パソコンの有無
ドキュメント  不明  
  • テキストはケーススタディ形式と学習編からなる
  • 主体となるPowerPointドキュメントは高品質(pp本2冊上梓)。
確認テスト  不明
  • 2〜3回のテストで反復理解を重視
討議性
  • 一人型では討議性がない
  • パソコン中心型は討議が特定者に偏る
  • 非常に重視する
  • チーム間討議はマネジメント教育に適す
ヒューマンスキル
  • パソコンやWeb主体の場合は弱い
  • 一人型のゲームもこの視点は弱い
  • 交渉ゲーム型はこの側面が強い
  • チームワーク重視
  • プレゼン場面2回
  • リーダーシップ重視
  • 交渉場面が豊富でダイナミック
  • アセスメントの活用
発表場面(プレゼン)  不明
  • テキストにプレゼンスキルの注意事項ある
  • 普遍的なビジネススキルとして重視
  • 参加者はPowerPointかOHPで行う
心理面 ビジネスゲームの心理面
  • 一人型は勝ち負けにこだわりやすい
 
  • 資金繰りの辛さが、適度な緊張感を持たせる
  • 一喜一憂とチーム内での共感
  • 業績不振と好調時の経営者心理を体験
問題点
  • 仕様が浅いと、単調になるリスク
  • お遊びになるリスク
  • 理解度とサイクル数の関係
  • 負荷が高く初日は戸惑う
講師
研修コスト
  • 一般的には複数人体制
  • コストは講師人数とツールに比例
  • 開発者が講師
  • 一人で運営するためにローコスト
講師のスキル
  • ルールを知っていたり運営操作ができるだけではオペレータやインストラクターにすぎない。
    経営幹部や企業人教育での経験と量、企業事例や分析に豊富であること、強い指導力が必要である。

以上のように、ビジネスゲームや経営シミュレーションと一口に言っても、商品内容や運営形態も様々です。呼称はともかくとして、経営シミュレーション(ビジネスゲーム)はあくまでもツールであり、自社の教育目的にいかに適合するか、という視点でご検討ください。

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