海外コーナー(東アジア以外)

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農耕と都市の発生new!! マヤとインカ アウラガ遺跡1
ハラフ文化の研究 古代エジプトの歴史と社会 モンゴル帝国史の考古学的研究
ヨーロッパの旧石器社会 初期文明の比較考古学 文明の原点を探る
経済考古学 中南米の古代都市文明

農耕と都市の発生―西アジア考古学最前線
西秋良宏・木内智康編
●A5判・274頁・5800円 ISBN978-4-88621-496-6 C3022

西アジアにおける農耕牧畜と都市の出現という人類史の二大イベントをテーマに新進気鋭の研究者十数名が最新の研究成果を開陳する。

【目次】
序論 農耕・都市発生の時代[西秋良宏]
第T部 農耕牧畜の開始―新石器化の多角的研究―
農耕のはじまりとその展開[丹野研一]/西アジア北部の新石器化と動物資源利用[リヨネル・グリション]/西アジア新石器時代の倉庫址―テル・エル=ケルク遺跡の事例―[小敬寛]/西アジア新石器集落の崩壊と再編成―世帯からの展望―[門脇誠二]/石器利用が進める新石器化の一様相[前田修]/農耕の開始と失明―レヴァント地方南部初期農耕村落から出土する孔雀石と トラコーマ―[安倍雅史]/アルメニアにおける農耕牧畜のはじまり[有村誠]
第U部 都市の発生期―複雑社会のさまざまな痕跡―
紀元前3千年紀におけるユーフラテス河中流域の集落と墓域の関連性―テル・ガーネム・アル・アリ出土人物形土製品の検討から―[長谷川敦章]/ユーフラテス中流域における青銅器時代の植物利用―テル・ガーネム・アル・アリ遺跡の事例―[赤司千恵]/南レヴァントにおける広域分布土器の生産体制―硬質土器(MetallicWare)の分析から―[山藤正敏]/ハブール土器編年に関する諸問題[木内智康]/前2千年紀後半アッシリア統治下における地方拠点都市―景観、行政、祭祀 ―[柴田大輔]/紀元前3千年紀後半のオマーン半島における拠点間往来―最小コスト回廊分析と眺望解析による交通路推定の試み―[近藤康久] 都市無き複雑社会―前2千年紀イラン北部における埋葬慣習からみた社会構造―[有松唯]


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マヤとインカ―王権の成立と展開
貞末堯司編
●B5判・330・12000円 ISBN978-4-88621-328-0 C3022

中央アメリカ、および南アメリカ・アンデス地域の先コロンブス期文化研究の第一線にある日本人研究者の論文二十本を集める。同地域の考古学研究の最新の成果を問う、関係者必見の論文集!

【目次】
第T部 中米編
先古典期中期における玉座について(伊藤伸幸)/オルメカ文化研究史における政治体制理解の再検討(古手川博一)/テオティワカンの起源について(佐藤悦夫)/テオティワカンにおける「政権闘争」(嘉幡茂)/コパンにおける古典期マヤ王権の成立と展開(中村誠一)/キニチ・ヤシュ・クック・モのコパン建国とテオティワカン(佐藤孝裕)/7〜8世紀の東南マヤ地域(長谷川悦夫)/低地マヤ文明の初期王権(青山和夫)/マヤにおける5の象徴性(横山玲子)/対立と融合と(大越翼)/歯牙変形された人物像に関する一試論(多々良穣)/古代マヤにおける洞窟利用とその政治的意義(石原玲子)/ベラクルス中南部地方の古典期における社 会と権力の構図(黒崎充)
第U部 南米編
先史アンデス文明の形成期と社会発展モデル(芝田幸一郎)/先史アンデス文明形成期における社会統合過程(鶴見英成)/カハマルカ文化再考(渡部森哉)/アンデス地上絵の変貌(坂井正人)/インカ期の中央と地方(岩田安之)/インカ国家における人間の犠牲(大平秀一)/インカ国家における「切られた岩」の意味をめぐって(森下壽典)


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AVRAGA 1(アウラガ遺跡1―ジンギス=カン宮殿址発掘調査報告書―)
加藤晋平・白石典之編
●A4判・92頁・4200円 ISBN978-4-88621-320-4 C3022

日本・モンゴル共同調査隊による2004年のチンギス=カン宮殿址発掘調査の報告書。本文は英文。





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ハラフ文化の研究―西アジア先史時代への新視角
常木晃著
●B5判・282頁・12000円 ISBN978-4-88621-305-1 C3022

人類史上のエポックメイキングな出来事としてきわめて重要な「農耕の開始」と「都市社会の形成」を研究するうえで、ひとつのカギを握るハラフ文化。著者は考古学的・民族誌的アプローチをもって社会経済的側面からこの文化の本質をさぐり、西アジア先史時代の真相に迫ろうとする。

【目次】
第1章 ハラフ文化研究の目的と研究史(本論の目的と構成/ハラフ文化の研究史/本論の視点)/第2章 自然環境的背景とハラフ文化の定義、遺跡分布、地域ごとの特徴(ハラフ文化の自然環境的背景と地域区分/ハラフ文化の定義と地域ごとの特質)/第3章 ハラフ文化の編年(1)(バリフ川流域/ハブール川流域/モースル=シンジャール地域)/第4章 ハラフ文化の編年(2)(ユーフラテス河中流域/南東アナトリア地方/北レヴァント地方/中部メソポタミア地方/ザグス地方/小結)/第5章 トロス(トロスの実例/トロスの分類と機能/トロスの変遷/トロスの出自/トロスの社会経済的意味)/第6章 集落とセトゥルメント・パターン(ハラフ文化の集落構造/ジャジーラ地方先史時代集落史から見たハラフ文化の特質/ハラフ文化のセトゥルメント・パターン/集落人口の推定/ハラフ文化の居住形態の特質)/第7章 生業と経済(動植物資料から見たハラフ文化の生業/生産用具から見たハラフ文化の生業/土器生産と交易)/第8章 墓制/第9章 結論:ハラフ文化の特質
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古代エジプトの歴史と社会
屋形禎亮編
●A5判・544頁・15000円 ISBN978-4-88621-268-9 C3022

先王朝時代からローマ時代まで、考古・歴史・経済・社会・宗教・思想・美術などさまざまな角度からの研究成果を糾合。古代エジプトを多面的にとらえるべく斯界の研究者が一堂に会し、日本のエジプト学構築をめざして編まれた、画期的論集。

【目次】
前4千年紀のナイル河下流域における文化認識のパラダイム(高宮いづみ)/エジプト統一(萩生田憲昭)/古代エジプト初期王朝時代における仲介都市アラドの役割(大城道則)/古代エジプトの王権研究における新視点(中野智章)/古王国における奇跡信仰(畑守泰子)/サッカラのテティピラミッド墓地における階層性(利光尚子)/古王国時代における「来世の審判」(内田杉彦)/「社会道徳の発見」(吉成薫)/古代エジプトにおける「ねむり」(秋山慎一)/テーベの誕生(近藤二郎)/望郷のシヌーへ(小山雅人)/古代エジプトのアジア人問題に関する一考察(田澤恵子)/「大王妃」再整理序(佐々木純子)/アメンヘテプ3世の建築活動と彫像(桑原佳奈)/アクエンアテン統治論再考(森際眞知子)/アマルナ住居の空間構成(伊藤明良)/古代エジプトの倉庫(和喜美穂子)/セティ1世〜ラメセス2世時代における「王妃の谷」(片岸直美)/「テーベの第23王朝」成立の背景(藤井信之)/古代都市アコリスの軌跡(川西宏幸)/アコリス遺跡の金属生産址(山花京子)/末期王朝時代における宗教の変容(辻村純代)/エジプト第18王朝における神官任命(屋形禎亮)/アブシール文書研究(屋形禎亮)/ピラミッド・テキスト・データベース(塚本明廣)/日本語によるエジプト学文献リスト(吉成美登里)
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モンゴル帝国史の考古学的研究
白石典之著
●A5判・460頁・13500円 ISBN978-4-88621-243-6 C3022

歴史のなかに悠然と現れ2世紀を経て消滅した超巨大国家、モンゴル帝国。チンギス=カンら皇帝たちの領域や文化など、文献史学のみでは知りえなかったその実態を考古学的手法を用いて復元、帝国興亡の背景に迫った、壮大なる野心的試みの書。

【目次】
第1章 モンゴル帝国史研究の課題(地理的環境/モンゴル帝国成立前史/モンゴル帝国史研究の問題点/考古学的研究の有効性と問題点)第2章 考古学的研究法(遺物編年の作成/レンガ編年の実年代/遺構編年の作成/尺度編年の実年代/カラコルム編年)第3章 モンゴル帝国期遺跡の検討(アウラガ遺跡/ブールルジュート遺跡/ブフグ遺跡/カラコルム遺跡/ドイティン=バルガス遺跡/メルヒン=トルゴイ遺跡/バヤン=ゴル遺跡/シャーザン=ホト遺跡/ホクシン=テール遺跡/ハルホル=ハン遺跡/バルス=ホト3遺跡)第4章 モンゴル帝国の興亡(帝国の興隆/帝国の衰亡/「遊牧国家」としてのモンゴル帝国)
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ヨーロッパの旧石器社会
C.ギャンブル著/田村隆訳
●B5判・460頁・17000円 ISBN978-4-88621-233-7 C3022

21世紀の旧石器研究に必読! 50万年前から2万年前までのヨーロッパの旧石器時代について、近年豊富に蓄積されてきた資料を精緻に分析し、その社会生活の実態にせまる。人類学や歴史学など、関連諸分野との連携を目論みつつ、最新の方法論による資料解釈と新しい解釈のための枠組を提示。

【目次】
第1章 旧石器時代のカーテンを開けよう(旧石器についての批判・信念・道筋/考古学に関する理論的な語り/ほか)第2章 個人、社会そしてネットワーク(社会進化の核心的諸問題/資源とネットワーク構造/ほか)第3章 旧石器時代の枠組─場、リズムそして域(旧石器時代の民住行動瞥見/リズムと社会的テクノロジー/ほか)第4章 最初のヨーロッパ社会(旧石器時代のヨーロッパを定義する/ほか)第5章 ネアンデルタール人の社会(最終間氷期すなわちエーミアン/ルヴァロア技法はいつ登場したのだろう/ほか)第6章 社会生活のリズム(何のための社会生活なのか/ほか)第7章 社会的生活の拡張(旧石器時代の権力/ほか)第8章 ヨーロッパの旧石器時代社会
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初期文明の比較考古学
B・G・トリッガー 著/川西宏幸 訳
●A5判・240頁・3800円 ISBN978-4-88621-227-6 C3022

考古学の理論家として知られる著者が、エジプト、メソポタミア、中国、マヤ、アステカ、インカ、ヨルバの7つの初期文明の比較から人類史の普遍性に迫る。考古学の領域を超えて、人間の根元的な生のありようにまで歴史的個別論を突き抜ける壮大な構想は、日本考古学にとっても新たな指針となろう。

【目次】
1章 個と普遍(初期文明の比較研究/初期文明の定義/都市国家と領域国家/比較研究/方法論/資料/解釈/結論)2章 経済基盤(農業/血族関係/土地所有権/徴税/権威/軍隊/不平等)3章 政治と文化(階層的ヒエラルヒー/社会の流動/行政上の統制/身分表徴/貢納/交易/記念建造物/工芸/価値観と生活様式)4章 宗教(神格観/宇宙論/人間と神がみ/王と神がみ/人の運命/結論)5章 後説
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文明の原点を探る─新石器時代の西アジア─
江上波夫 監修 常木・松本 編
●A5判 216頁 3495円 ISBN978-4-88621-131-6 C3022

西アジア新石器時代は今何が問われ解明されつつあるのか。若手研究者達が最新の研究成果をふまえて文明発祥時の諸側面に迫り、農耕の始まりから国家の形成へと進む世界歴史を考察する。
《◎本書の監修にあたって─この度、西アジアの調査に参加してきた若い日本の考古学者たちが一堂に集い、その青果を世に問うことになった。本書の読者は、文明の原点としての西アジア新石器文化について、今何が問われ何が解明されつつあるかを知ることになろう。それはまた、東アジアや日本を含めて、農耕の始まりから国家の形成へと進んだ世界歴史を考える鏡ともなるだろう。40年前に私が蒔いた小さな種がまさに花開こうとしていることに私は今深い満足感を覚える。─江上波夫》

【目次】
第1章 西アジア農耕起源論の出発点/第2章 建築文化初期段階の住居と集落/第3章 石の道具とジェンダー/第4章 石器の作られ方/第5章 土器の誕生/第6章 祭りと埋葬/第7章 交換、貯蔵と物資管理システム/第8章 西アジア型農業の拡散/第9章 都市文明への胎動
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経済考古学─ヨーロッパ先史時代の新しい区分
R・デネル 著
●A5判 276頁 4660円 ISBN978-4-88621-123-1 C3022

これまでの時代区分やチャイルド以来の図式を大胆に否定し、ヒトの行動と獲得資源の開発による新しい時代区分を提案する。日本の研究者にも多くの示唆を与える「問題提起」の書である。
《◎本書を推薦する─。人類文化の石器・青銅器・鉄器時代に分けたのが1836年、石器時代を旧・新石器時代に2分したのが1865年である。以降、世界の考古学の進展は、地域地域の個性をあきらかにして、この時代区分はしだいに不都合になってきた。この時にあたって、新しい時代区分の枠組みを提案したのが本書である。日本の考古学も世界の中でとらえるべき時代に入った今、本書の果たす役割は非常に大きい。─国立歴史民俗博物館教授 佐原眞》

【目次】
第1章 新しい時代区分にむけて/第2章 ヨーロッパ、それは無人の大陸だったのか?/第3章 ヨーロッパへの移住/第4章 ムステリアンの泥沼/第5章 新しい技術と新人的行動の出現/第6章 最終氷期末の南ヨーロッパ/第7章 最終氷期末の北ヨーロッパ/第8章 新しい資源の拡散─東南ヨーロッパにおける食料生産経済の発展─/第9章 新しい資源のヨーロッパ全土への拡散─新石器時代の普及と中石器時代の終焉─
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中南米の古代都市文明
狩野千秋 著
●A5判 630頁 16505円 ISBN978-4-88621-073-2 C3022

中米のメキシコ、南米のアンデス両地域は古代農耕文化からやがて高度な都市文明を発達させた。両文化の独自の特質とその共通要素を同時に追求することによりアメリカ古代文明の本質に迫る。

【目次】
第1章 オルメカ文化の形成と特質/第2章 王権のシンボリズム/第3章 メソアメリカの都市設計/第4章 中米誇大都市の二類型/第5章 アンデス初期の祭祀用建造物と土器文化/第6章 チャビン文化をめぐる諸問題/第7章 古代の都市と国家/第8章 インカの遺跡と文化
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