旧石器時代コーナー

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ゼミナール旧石器考古学new!! 前期旧石器再発掘new!! 旧石器時代の日本列島と世界
旧石器時代の地域編年的研究 石器使用痕の研究 日本列島の槍先形尖頭器
旧石器社会の構造変動 日本の旧石器社会

ゼミナール旧石器考古学
佐藤宏之編
●B5判・234頁・3800円 ISBN978-4-88621-413-3 C3021

世界における最新の研究方法に連動した旧石器の研究成果をふまえ、これからの研究に不可欠な資源構造、社会生態学、年代論なども視野に入れながら、基礎的な理論を学ぶためのテキストブック。

【目次】
第1部 道具
分類と型式〈佐藤宏之〉/石器の機能〈山田しょう〉/石器製作技術〈高倉純〉/コラム@ ピリカ遺跡〈藤田征史〉/コラムA 三ノ宮・下谷戸遺跡〈長井謙治〉
第2部 遺跡
遺跡形成過程と地考古学〈出穂雅実〉/遺跡の空間分析〈野口淳〉/遺跡間変異と居住形態〈山田哲〉/コラムB 下原・富士見町遺跡〈林和広〉/コラムC 愛鷹山麓遺跡群〈笹原芳郎〉
第3部 資源
石材と行動〈国武貞克〉/環境生態と適応〈山岡拓也〉/コラムD 白滝遺跡群〈鈴木宏行〉/コラムE 大渡U遺跡〈米田寛〉
第4部 文化・社会・自然・歴史
社会と生態〈仲田大人〉/編年〈中村雄紀〉/景観と認知〈桜井準也〉/拡散と伝播〈森先一貴〉/コラムF オルイカ 2 遺跡〈赤井文人〉/コラムG 八森遺跡〈森先一貴〉
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前期旧石器再発掘―捏造事件その後―
安斎正人著
●46判・204頁・1500円 ISBN978-4-88621-411-9 C3021

捏造事件の後、壊滅状態となった日本の前・中期旧石器研究。筆者は事件前後の自身の記述を掘り起こし、新たな研究の可能性を探り出す。

【目次】
T 2000年11月5日以前
1984年の「西アジア先史考古学上の過渡期の問題―T.前期  旧石器時代から中期旧石器時代へ―」(『考古学雑誌』第70巻第2号)からの抜粋。/1986年の「1985年の歴史学界、考古一」(『史学雑誌』95編5号)からの抜粋。/1988年の「斜軸尖頭器石器群からナイフ形石器群への移行―前・中期/後期旧石器時代過渡期の研究―」(『先史考古学研究』第1号)からの抜粋。/1990年の「1989年の歴史学界、考古一」(『史学雑誌』99編5号)からの抜粋。/1991年の「日本旧石器時代構造変動試論」(『岩手県山形村早坂平遺跡―原石産地遺跡の研究―』)から抜粋。/1991年の「ナイフ形石器群の発生―日本旧石器時代構造変動論(2)―」(『東京大学文学部考古学研究室紀要』第10号)から抜粋。/1991年の「斜軸戦闘機石器群の進展―日本旧石器時代構造変動論(1)―」(『先史考古学論集』第1集)から抜粋。/1994年の『理論考古学―モノからコトへ』の「第二部 諸文化の発生」「第三章 日本列島の文化の発現」のほぼ全文を抜粋。

U 2000年11月5日以降
2001年の「『前期旧石器捏造問題』に関する私見」(『異貌』拾九)の前3ページ分。/2001年の「現代考古学のパラダイム転換」(『東海史学』第35号)からの抜粋/2007年の「旧石器時代の祭祀―狩猟者の儀礼、思考、想像力―」(『まつりの考古学』学生社)からの削除部分。/2001年の「ねつ造が意味するもの」(立花隆『「旧石器発掘ねつ造」事件を追う』)から発言部分を抜粋。/2001年の「『前期旧石器捏造問題』に関する私見」(『異貌』拾九)の4頁目以下。/2001年の「旧石器時代研究とアマチュアリズム」(『ORIENTE』23号)から抜粋。/2002年の「中期/後期旧石器時代移行期について」(『後牟田遺跡』)から抜粋。/2002年の「後期旧石器時代の開始期前後の石器群」(『考古学ジャーナル』No.495)の全文。/2003年の「編集後記」(『考古学T』)から抜粋。/2003年の『旧石器社会の構造変動』から抜粋。/2005年の「編集後記」(『考古学V』)から抜粋。/2005年の「最近の旧石器研究―批判と指針―」(『異貌』弐参)の「第T部批判と反論」から抜粋。/2008年の「2007年の歴史学界、考古一」(『史学雑誌』118編5号掲載予定)からの抜粋。
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旧石器時代の日本列島と世界
小野 昭著
●A5判・290頁・6000円 ISBN978-4-88621-406-5 C3021

石器石材の移動運搬関連、地域差やその背景等をテーマにとりあげ、較正年代のとらえ方等にも言及しつつ、日本列島の旧石器時代をヨーロッパやアジアとの対比の中で検証する。日本列島の旧石器文化研究の現状と到達点を示す。

【目次】
第1部  問題の射程とその基礎(1 人類史の問題圏−あらたな人類史のはじまり−/2 人類進化とコミュニケーション/3 旧石器時代研究における年代の階層性)/ 第2部  日本列島と東アジア−石器・地域差・背景−(4 ナイフ形石器の地域差/5 石器石材の運搬について/6 黒曜石の近距離・遠距離移動の接点/7 後期旧石器時代の集団関係/8 遺跡分布からみた旧石器時代の社会−ナイフ形石器群を例とした分布の現象と実体−/9 大形獣の狩人/10 石器生産の性格と変遷/11 内モンゴリアの細石器とその背景)/ 第3部  中部ヨーロッパ−最終氷期・後氷期の人類とその編年−(12 長編年と短編年/13 中部ヨーロッパの最終氷期と人類の適応/14 氷期・後氷期移行期の環境と人類−中部ヨーロッパ南部の編年の諸問題−/15 中部ヨーロッパにおける最終氷期・後氷期の較正年代と考古学)
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旧石器時代の地域編年的研究
安斎正人・佐藤宏之編
●B5判・374頁・14000円 ISBN978-4-88621-358-7 C3021

列島規模のあらたな編年案を提示!
従来の「ナイフ形石器文化」の変遷を中心とした旧石器編年が矛盾を露呈する中で、全国的な地域編年の現状をとらえ直し、列島的規模で展開する構造変動の動きを、あらたな編年案により顕在化する。

【目次】
序言 構造変動の探究を目標とする編年構築(安斎正人)/関東地方の地域編年(田村隆)/東海地方の地域編年(高尾好之)/中部地方の地域編年(須藤隆司)/東北地方の地域編年(柳田俊雄)/中・四国地方、近畿地方の地域編年(藤野次史)/九州西北部の地域編年(萩原博文)/九州東南部の地域編年(宮田栄二)/北海道の地域編年(寺崎康史)/〈討論・シンポジウム〉旧石器時代の編年的研究/日本旧石器時代編年研究の進展(佐藤宏之)
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石器使用痕の研究
御堂島正著
●B5判・386頁・14000円 ISBN978-4-88621-313-6 C3021

石器は過去の社会や文化の解明、あるいはその変化の説明に重要な役割を担う。わけても石器使用に関する情報はその可能性を深く秘めるといえよう。筆者は石器の使用痕分析を手がかりに、過去の人間行動解明への方法論構築を試みる。

【目次】
第T部 使用痕研究の方法と研究史(1 使用痕研究の理論と方法/2 石器使用痕研究史)/第U部 基礎的研究(1 使用実験とその結果/2 使用以外の実験とその結果/3 ブラインドテスト)/第V部 応用研究(1 旧石器時代/2 縄文時代/3 弥生時代)/第W部 結論―使用痕分析を超えて―
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日本列島の槍先形尖頭器
藤野次史著
●B5判・544頁・16000円 ISBN978-4-88621-287-0 C3021

旧石器時代から縄文時代初頭期における狩猟道具のなかでもっとも主要かつ典型的な石器である槍先形尖頭器について、その出現期から消滅期までの推移および制作技法の変化を明らかにし、当時の人々の集団生活の具体的な生活内容にせまる。
 巻末の226頁に及ぶ図版は、これまでに日本列島で出土した主な槍先形尖頭器を網羅し、関係者必須の資料といえる。

【目次】
序章 槍先形尖頭器研究の目的と視点/1章 槍先形尖頭器をめぐる研究史(発掘調査の成果と研究の視点/槍先形尖頭器の技術論的研究とその方法論)/2章 日本列島における槍先形尖頭器の編年と地域(槍先形尖頭器の編年/日本列島各地における槍先形尖頭器の様相)/3章 槍先形尖頭器の製作技術(槍先形尖頭器の製作技術類型の時期別様相/槍先形尖頭器製作技術の確立と展開)/4章 日本列島における旧石器時代の狩猟具と槍先形尖頭器の出現(後期旧石器時代の狩猟具/日本列島周辺地域の様相/日本列島における槍先形尖頭器の出現とその評価/槍先形尖頭器出現の技術的背景)/5章 槍先形尖頭器の展開と終焉(槍先形尖頭器石器群の成立と展開/槍先形尖頭器石器群と細石刃石器群/槍先形尖頭器石器群の終焉)/終章 槍先形尖頭器研究の展望―槍先形尖頭器の出現と社会構造の変化
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旧石器社会の構造変動
安斎正人著
●B5判・320頁・13000円 ISBN978-4-88621-276-4 C3021

日本考古学のパラダイム変換に途を拓く!
従来の記述と異なる言説をもって、日本旧石器社会の構造変動を事例的に解き明かすとともに、年来の主張である考古学のパラダイム変換の実現にせまる、著者会心の論考。

【目次】
第1章 旧石器時代の研究史(パラダイム史観的素描/1940年代生まれの研究者群)/第2章 パラダイム転換のための基礎作業/第3章 中期・後期旧石器時代移行期(1988年の問題提示/1990年代に入っての新しい動向)/第4章 後期旧石器時代石器群の変動試論/第5章 後期旧石器時代型構造の形成(列島中央部の後期旧石器時代前半期/その他の地域の後期旧石器時代前半期)/第6章 姶良Tn火山灰(AT)降下前後の石器群(7層/6層並行期/AT前後の石器群)/第7章 後期旧石器時代後半期(槍先形尖頭器石器群/北方系細石刃石器群の南下)/第8章 後期旧石器時代から縄紋時代へ―神子柴・長者久保石器群の再検討―(社会生態学的背景/神子柴・長者久保石器群/神子柴・長者久保石器群の列島内発生/神子柴遺跡の研究)
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日本の旧石器文化
小田静夫著
●B5判・592頁・19000円 ISBN978-4-88621-274-3 C3021

いま、日本の旧石器文化を正しく学問の俎上にのせるためには、正しいデータの捉え直しが急務の課題といえよう。本書は、1970〜80年代に武蔵野台地で行われた大規模発掘の資料を新たに示すとともに、筆者の40数年にわたる研究成果に最新の資料を加味し、「遺跡・遺物は何を物語るか」を問い直している。日本の旧石器研究再構築に必須の書!!

【目次】
序章 旧石器研究の歩み(旧石器研究の歩み/日本旧石器文化の様相)/第1章 火山灰と考古学(火山灰と旧石器遺跡/火山灰と細石器文化層/巨大噴火と火山災害)/第2章 東京地方の遺跡調査(武蔵野台地の旧石器遺跡/野川遺跡/国際基督教大学構内遺跡第一五地点/武蔵野公園遺跡/平代坂遺跡/仙川遺跡/西之台遺跡B地点/栗原遺跡/中山谷遺跡/前原遺跡/高井戸東遺跡/新橋遺跡/はけうえ遺跡)/第3章 石器の研究(台形石器について/磨製石器の発見/世界最古の磨製石斧/石器型式と出土状況)/第4章 石材と交易研究(日本の黒曜石研究/神津島産黒曜石の交易)/第5章 編年の確立(AT火山灰と考古学編年/九州地方の旧石器編年/日本旧石器文化の編年)/第6章 地域史研究(関東・中部の旧石器文化/沖縄の旧石器文化)/終章 日本旧石器研究の現状(宮城県の前期旧石器研究批判/日本列島旧石器文化の枠組み/日本の旧石器文化)
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