市民の考古学

プロにもプロでない人にも分かりやすく面白い。“やさしい考古学”シリーズ

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1 ごはんとパンの考古学 2都市と都城 3ホモ・サピエンスの誕生
4考古学でつづる日本史 5倭国大乱と日本海 6考古学でつづる世界史
7日本列島の三つの文化new!!

日本列島の三つの文化 [市民の考古学7]
藤本 強著
●46判・194頁・1800円 ISBN978-4-88621-494-2 C1321

一般に日本文化とされる「中の文化」に対し、北海道を中心とする「北の文化」と南島の「南の文化」を概観し、列島文化の多様性を探る。

【目次】
1 日本列島の三つの文化
日本文化の多様性/「北の文化」、「中の文化」、「南の文化」、ボカシの地域/日本列島の自然と森/弥生時代以降の日本列島/弥生時代の日本列島/古墳時代の日本列島/古代の日本列島/中世の日本列島/近世の日本列島/三つの文化のもつ意味
2 「北の文化」の成立
北海道の自然/「北の文化」以前/「北の文化」のはじまり/続縄文文化/続縄文文化の住居と墓/続縄文土器/続縄文文化のその他の道具/ 続縄文文化の暮らし/擦文文化/擦文文化の住居/擦文文化のムラの跡/大きなムラの跡/小さなムラの跡/ムラの役割分担/擦文文化の道具/擦文文化の暮らし
3 「北の文化」の展開
「北の文化」の展開/オホーツク文化/網走市、モヨロ貝塚/オホーツク文化の住居/オホーツク文化のムラ/オホーツク文化の墓とその人/オホーツク土器/動物彫像/漁労具、狩猟具、船/金属器/トビニタイ文化/アイヌ文化/「中の文化」の物流の中に/コタンと住居/ 送り場、テシ、墓/アイヌ文化の種々の道具/「北の文化」のもつ意味
4 「南の文化」の成立と展開
「南の文化」/南島の自然と地域圏/「南の文化」成立の前夜/種子島、広田遺跡/貝塚時代後期文化/弥生時代の貝輪/貝塚時代後期文化の土器/貝塚時代後期文化後葉/先島諸島の様相/グスク時代/カムイ焼、石鍋、中国陶磁/琉球王国の成立/「南の文化」その後
5 ボカシの地域
ボカシの地域/ボカシの地域の自然/南のボカシの地域/北のボカシの地域/末期古墳(終末期古墳)/城柵/多賀城/稲作農耕の北上/ 高地性集落/平泉/十三湊/北の中世の館/北のボカシの地域、その社会の終焉
6 グスクとチャシ
グスクとチャシ/グスクとチャシのもつ意味/グスクの出現/グスクの変化/世界遺産になったグスク/チャシ/チャシの出現と変化/ 種々のチャシ/グスクとチャシの保存

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考古学でつづる世界史 [市民の考古学6]
藤本 強著
●46判・186頁・1800円 ISBN978-4-88621-458-4 C1322

人類の誕生から、西はローマ、東は唐までの歴史を、考古学の成果に基づき、東と西の違い、住み方の段階分けを機軸に、ダイナミックかつ平易な語り口で解説する。

【目次】
1 世界の自然と人びとの暮らし
自然と人びと/自然環境を決めるのは/森と草原/森の様相/気候の変化/気候の変化と人の暮らし/人の起源と展開/人と文化/人の暮らし方/移動生活/定住生活/集住生活/人の暮らしの移り変わり
2 狩と採集、移動する暮らし
移動と定住/旧石器時代の区分/前期旧石器時代/東と西の世界の違いがはっきりと/西側の暮らし/東アジアの暮らし/分子生物学の主張/中期旧石器時代/ムスティエ文化/アフリカ南部と東アジアの中期旧石器文化/後期旧石器時代/西アジア・ヨーロッパの後期旧石器文化/後期旧石器文化の美術/アフリカの後期旧石器文化/東アジア・東南アジア・南アジアの後期旧石器文化/ほか
3 農耕を基にしたムラの暮らし
定住と農耕/農耕による定住のはじまり/農耕による定住の拡大/西アジアのムラの暮らし/ムギとヤギ・ヒツジによる定住のはじまり/ほか
4 各地のムラの暮らし方
ヨーロッパのムラの暮らし/ヨーロッパ森林地帯への拡大/北アフリカのムラの暮らし/南アジアのムラの暮らし/中央アジアのムラの暮らし/ほか
5 都市の暮らしへの歩み
集住、都市と都城/都市と都城の性格の違い/都市成立の背景/都市の出現/両河地帯周辺の都市/ナイル川流域の都市?/エーゲ海周辺の都市/古代ギリシア・イタリアの都市/南アジアの都市/ほか
6 都市と都城の暮らしと帝国の出現
巨大帝国の出現/ローマ帝国の都市/火山の噴火で埋没した都市、ポンペイとエルコラーノ/帝国各地に都市を建設/都市の施設/ローマ帝国領の外/その後の旧世界西部における都市の展開/ほか

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倭国大乱と日本海 [市民の考古学5]
甘粕 健編
●46判・146頁・1500円 ISBN978-4-88621-454-6 C1321

弥生時代から古墳時代にかけての「倭国大乱」期の日本海域の動向を考古学的に追い、古墳出現後に大和勢力が版図を拡大する様相をわかりやすく解説する。

【目次】
1 四隅突出型墳丘墓と出雲世界(渡辺貞幸)
四隅突出型墳丘墓とは/四隅突出型という形態の意味/突出部の象徴化/大型墳丘墓の出現/各地に出現した王墓/西谷3号墓の発掘/四隅突出型墳丘墓の拡散と北陸/四隅突出型の終焉と出雲の没落
2 弥生・古墳時代前期の丹後地方(石部正志)
丹後と弥生文化/丹後の弥生墳丘墓/弥生から古墳へ/畿内政権への従属/古墳時代の若狭
3 弥生・古墳時代前期の越前・越中(橋本澄夫)
弥生以前の北陸と稲作の開始/櫛描文土器の盛行と拠点的集落の出現/方形周溝墓と四隅突出型墳丘墓/高地性集落の出現/古墳の出現
4 越後・会津の情勢(甘粕 健)
越後の高地性集落/北陸・越後の戦乱とその背景/出雲・丹波・越/戦乱はあったか/越後平野の北陸系と東北系/古墳出現前夜の変動/古墳の出現と越後・会津への伝播/会津進出の丘站基地新潟平野/北海道系文化との交流
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考古学でつづる日本史 [市民の考古学4]
藤本 強著
●46判・194頁・1800円 ISBN978-4-88621-421-8 C1320

発掘調査で得られた考古資料を時系列に分析するとともにその本質を探ることで、旧石器時代から江戸時代までの日本列島史を考古学的に構築し、平易な語り口をもって列島文化の本質を解説する。

【目次】
1 日本列島の風土
日本列島の自然の特徴/日本列島の森/日本列島の気候/日本列島の地形/森と台地と低地/ほか
2 移動する生活−旧石器文化−
旧石器文化/旧石器時代の区分/日本列島の後期旧/石器文化の特徴/斧状の石器を特徴とする段階/ほか
3 定住する暮らし−縄文文化−
縄文文化/縄文文化の年代/縄文文化の暮らし方/定住の方法/縄文時代草創期・早期/ほか
4 稲作農耕の開始−弥生文化−
日本文化(「中の文化」)のはじまり/弥生文化/大陸から来た弥生文化/弥生文化の年代/ほか
5 巨大な墳墓−古墳文化−
古墳文化/古墳時代の区分/大規模な墳墓の出現/共通する墓制の成立/前期古墳の性格/ほか
6 統一国家の出現 −古代の文化と社会−
考古学による歴史時代の研究/都の造営/終末期古墳/平城京の造営/平安京/ほか
7 変る社会−中世の文化と社会−
中世の考古学調査と研究/モノにみる地域社会/博多、京都、鎌倉/中世のムラと中世城館/ほか
8 新しい学問の誕生−近世の文化と社会の新視点からの解明−
近世の考古学的調査研究/都市の考古学/地下式土坑/尺度と地割/列島規模のモノの流通/ほか
9 列島の北と南−「北の文化」と「南の文化」−
「北の文化」と「南の文化」およびボカシの地域/「北の文化」/「南の文化」/ボカシの地域/グスクとチャシ
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ホモ・サピエンスの誕生 [市民の考古学3]
河合信和著
●46判・210頁・1900円 ISBN978-4-88621-412-6 C1320

ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説を中心に、人類発生の故地やネアンデルタールの実態など人類学の最新情報をわかりやすく紹介する。

【目次】
1 最古の人類はどこ?
”常識”破る東・南アフリカ以外からの出土/異例な発表方法で最古の新種報告/600万年前の年代を発表/樹上適応していた? オロリン/ラミダスをヒトの系統から外したが/二足歩行はしていたけれど/さらに古いラミダス見つかる/亜種名カダッバと命名/ほか
2 その後の猿人とホモ属
23種にも達するホミニン/ミドル・アワシュでアナメンシス発見/驚異的保存の良さの3歳女児骨格/下半身は人間、上半身は類人猿/南ア、ステルクフォンテインで謎の猿人/ステルクフォンテインでも400万年前の人類/より新しいエチオピア化石でも深まる謎/グルジアで完全な頭蓋出土/ほか
3 ホモ・サピエンスのアフリカ単一起源説の勝利
多地域進化説と混血説との大論争/66億人は元はすべてアフリカ人/不十分な化石証拠/多地域進化説は極端な古さを想定/インドネシアで保存良好な新化石/新しくなるほど強まった特殊化/アフリカで最古のホモ・サピエンス発見―ヘルト/アフリカで進んだ現代化を例証/ほか
4 アフリカで遡る現代的行動の起源
ブロンボス洞窟の1日展示/行動の現代化もいち早くアフリカで/2人の女性考古学者の批判/ブロンボス洞窟での骨製尖頭器/コンゴでは骨製銛が報告済み/小貝殻でビーズを製作/イスラエルでも10万年以上前の貝製ビーズ/線刻オーカーは象徴化の思考過程/ほか
5 書き換えられる「狩猟民」としてのネアンデルタール人復元像
発見から1世紀半/1世紀半ぶりに化石を追加発見/年代も4万年前と確定/浮沈繰り返した進化上の位置/ネアンデルタール化石からDNA抽出に成功/3例とも現生人類と分離/クロマニヨン人化石からも例証される/ネアンデルタール核DNAゲノムの解読/ほか
6 自立的な発展だったのか? 末期ネアンデルタール人の選んだ途
発端はシャテルペロン文化の性格めぐる論議/先進的なシャテルペロン文化の製作者は/トナカイ洞窟にもネアンデルタール人化石/シャテルペロン文化層から36点もの装身具/装身具は上位のオーリニャック層からの嵌入なのか?/ユブランらの文化変容説とデリコらの反論/骨器や装身具の出土状況で論証/未製品などの存在の説明は/ほか
7 小さな脳の人類がもたらした大きな衝撃
ホモ・フロレシエンシスの発見/洞窟から全身骨格など多数の人骨/1万年前代の新しさ/ジャワ原人との強い類似性/脳はジャワ原人の半分以下/否定される小頭症という反論/サピエンス的な行動面/海で隔離された末に小型化/80万年前頃、海を渡ったジャワ原人/ほか
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都市と都城 [市民の考古学2]
藤本 強著
●46判・194頁・1800円 ISBN978-4-88621-405-8 C1320

東アジアと西アジアで成立したとされる「都」=都城と「市」=都市。それらの起源から展開の様相を具体的な都市の例よりわかりやすく解説する。

【目次】
1 都市と都城
都市と都城/考古学からみた都市/考古学から探る都市/考古学における都市の目安/都と市/都市と都城の基本的な性格/都市と都城の出現/都市の広場/都市と都城成立の背景/交易と交易網/都市と都城の性格の違い
2 都市のはじまり
都市と文明/西アジアの都市出現の背景/西アジアの都市の出現/両河地帯周辺の都市/古代における都市の展開/中世の都市の概略
3 都市社会のひろがり
都市社会のひろがり/エジプト、ナイル川流域の都市?/エーゲ海周辺の都市/ギリシア、イタリアの都市/南アジアの都市
4 ローマ帝国の都市
ローマ帝国の都市/ローマ/ポンペイ/エルコラーノ/ヴェスヴィオ山麓のその他の遺跡/ローマ帝国の都市の特徴/各地のローマ帝国領の都市/ローマ帝国領の外
5 中国の都城
東アジアの都城/都城出現の背景/中国の都城の出現/商以前の都城/都城の確立/周・春秋戦国時代の都城/巨大な墓/漢代の都城/楽浪/唐代の都城/周辺諸国の都城/東アジアの都市の出現
6 日本の都城と都市
日本の都城/藤原京の造営/平城京の造営/長岡京と平安京/地方では/律令制度の崩壊と都城などの衰退/中世の三都/館と城郭/市、港、交易/都市の成立/郭と城下町近世都市の考古学
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ごはんとパンの考古学 [市民の考古学1]
藤本 強著
●46判・194頁・1800円 ISBN978-4-88621-383-9 C1320

世界の二大食糧の米と麦。その製品の「ごはん」と「パン」。それらはどこをルーツに、どのように拡がったのか。どのように社会と関わったのか。考古学を主に、さまざまな学問の成果を合わせて解説する。

【目次】
1 ごはんとパン
稲と麦/稲の野生種/麦とヤギ・ヒツジの野生種/その他の栽培された植物/ほか
2 ごはんのはじまり
中国の自然/稲作の生まれるまで/洞庭湖西辺の遺跡/彭頭山文化/彭頭山文化の暮らし/ほか
3 ごはんのひろがり
第二次の拡散/北への拡散/朝鮮半島へ/南への拡散/華南から東南アジアへ
4 日本列島とごはん
日本列島へ、弥生文化の成立/弥生文化は大陸から/弥生文化の区分と年代/ほか
5 パンの起源
麦の農耕/西アジアの自然/麦とヤギ・ヒツジの故郷/農耕以前の麦の利用/ナトゥフ文化/ほか
6 パンの広がり
西アジア農牧文化の拡散/ヨーロッパへの拡散/ダニューブ文化/貝殻文土器文化/ほか
7 世界の食文化
世界の食文化/各地の現状/ご飯とその仲間/パン/麺と饅頭/イタリアのパスタ/世界の食の体系
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