古代史選書

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1古代瀬戸内の地域社会 2天智天皇と大化改新 3古代都城のかたち
4平安貴族社会 5地方木簡と郡家の機構 6隼人と古代日本new!!

隼人と古代日本 [古代史選書6]
永山修一著
●A5判・258頁・5000円 ISBN978-4-88621-497-3 C3321

隼人=「夷狄」とする従来の歴史観に疑問を呈し、律令国家によって「疑似民族集団」として征服対象とされた彼らの抵抗と戦いの歴史、また班田制の完全適用によるその消滅を描き、律令政府の支配論理を解剖する。

【目次】
第1章 古墳時代の南九州(従来の古墳時代の南九州理解の枠組み/考古学からみる古墳時代)
第2章 隼人の登場(伝承のなかの南九州/隼人の朝貢開始と大隅直氏)
第3章 隼人の戦いと国郡制(令制日向国の成立/三野・稲積城と覓国使剽劫事件/大宝二年の隼人の戦い/薩摩国の成立/薩摩国の構造/和銅六年の隼人の戦いと大隅国の成立/南九州への移民/養老四年の隼人の戦い/藤原広嗣の乱と隼人/国郡制施行と隼人の位置づけ)
第4章 隼人支配の特質(「天平八年薩麻国正税帳」の会計年度について/「天平八年薩麻国正税帳」からみる隼人支配/「隼人之調」について/辺遠国としての薩摩国・大隅国と隼人支配の特質/ 「隼人郡」の郡司をめぐって/隼人への仏教教化策)
第5章 隼人の「消滅」(八世紀後期の隼人支配/隼人の朝貢停止/隼人司の変容)
第6章 平安時代前期の南九州(律令制度完全適用後の薩摩・大隅国/京田遺跡出土木簡について/南九州における国司と郡司・富豪/貞観・仁和の開聞岳噴火と橋牟礼川遺跡/律令的祭祀の展開/南九州の古代交通)
第7章 平安時代中期の南九州(受領支配の進展/島津荘の成立と大隅国府焼き討ち事件)
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地方木簡と郡家の機構 [古代史選書5]
森公章著
●A5判・346頁・8000円 ISBN978-4-88621-492-8 C3321

出土例が増加している多彩な木簡の分析や文献史料をふまえながら、郡家の人的構成・施設のあり方などの具体像を明らかにしつつ、古代律令制国家による地方支配の実像に迫る。

【目次】
第1章 郡雑任と郡務の遂行(郡雑任の種類と出身階層・役割/綱丁と郡司/郡雑任の行方)
第2章 郡家の施設と部署(郡家の構造/郡家と人員の配置/正倉・生産施設その他との関係)
第3章 木簡から見た郡務と国務(袴狭遺跡群と但馬国出石郡家/郡務の諸相/郡務と国務の関係)
第4章 評司・国造の執務構造(評制下の中小豪族/国造の任務遂行/国造と部民)
第5章 木簡から見た郡符と田領(加茂遺跡出土の牓示札木簡/田領の役割)
第6章 郡津の管理と在地豪族(津および津長の研究成果/土佐国香美郡の歴史環境/下ノ坪遺跡と古代の津)
第7章 地方豪族と人材養成(春澄善縄の場合/郡司子弟とその養成方法/郡司子弟の行方)
第8章 評制と交通制度(評制の成立と展開/評制成立以前の交通制度/評家と交通)

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平安貴族社会 [古代史選書4]
阿部猛著
●A5判・330頁・7500円 ISBN978-4-88621-472-0 C3321

貴族の生活を支える経済基盤や国司制度の実態、菅原道真と天神信仰など、多彩な史料から貴族の政治・社会的諸相を描き出す。付編として三善清行「意見十二箇条」の詳細な注解を収録。

【目次】
1 貞観新制の基礎的考察/2 事力考/3 皇位をめぐる陰謀―平城天皇と薬子―/4 菅原道真と天満宮―神になった悲劇の文人貴族―/ 5 『北山抄』と藤原公任/6 「光源氏」家の経済基盤/7 平安貴族の虚像と実像/8 十世紀の地方政治―いわゆる国司の非政―/ 9 国司の交替/10 古代政治思想一斑/11 貴族と武士/12 平安貴族の諸相(官物焼亡の責任/下級官人の処遇改善(Ⅰ)/下級官人の処遇改善(Ⅱ)/官人の職務闕怠/「沽官田使」追考/カンニングペーパー/宅地造成―源高明の西の宮―/「中外抄」抄/公家新制―水戸部正男氏の業績について―)/付編(三善清行「意見十二箇條」試注/三善清行「意見十二箇條」の評価)
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古代都城のかたち [古代史選書3]
舘野和己編
●A5判・238頁・4800円 ISBN978-4-88621-480-5 C3321

都城以外の都市あるいは中国都城との関係にも目配りしつつ形態や空間構造、統治の方法、京域観などを通して古代都城の特質に迫る。

【目次】
古代都城の成立過程―京の国からの分立―[舘野和己]/京の成立過程と条坊制[吉野秋二]/平安京の空間構造[山田邦和]/古代地方都市の“かたち”[前川佳代]/大寺制の成立と都城[竹内亮]/中国における都城の理念と東アジア[佐原康夫]/中国古代都城の形態と機能[齊東方]/中国都城の沿革と中国都市図の変遷―呂大防「唐長安城図碑」の分析を中心にして―[妹尾達彦]/中国古代都城の園林配置に関する基礎的考察―都城外苑を中心として―[北田裕行]
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天智天皇と大化改新 [古代史選書2]
森田悌著
●A5判・294頁・6000円 ISBN978-4-88621-468-3 C3321

乙巳の変を断行した中大兄皇子を基軸に、大化から天智天皇朝にかけての政治改革及び死後の天智天皇の評価等について原典史料を丁寧に解読することで納得のゆく歴史像を提示。

【目次】
第1章 大化改新前史(皇位継承/政治課題/海外交渉)
第2章 中大兄皇子とその周辺(中大兄皇子と皇位継承/間人皇后/大海人皇子と額田王/中大兄皇子と学問・思想)
第3章 乙巳の変と大化改新(乙巳の変/東国国司/大化改新詔(一)/大化改新詔(二)/大化改新詔(三)/大化改新詔(四)/風俗改廃の詔)
第4章 天智天皇朝の施策(甲子の宣/近江令/皇室制度)
第5章 天智天皇の死とその後(天智天皇の死/二つの皇統意識)
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古代瀬戸内の地域社会 [古代史選書1]
松原弘宣著
●A5判・354頁・8000円 ISBN978-4-88621-455-3 C3321

律令国家の地方行政制度のなかに瀬戸内地域はどのように組み込まれていったのか、在地の地方豪族に焦点をあて、その実態を解明する。

【目次】
第1章 瀬戸内海地域の郡領氏族(郡領氏族の分布/郡領氏族の特徴)
第2章 伊予国の立評と百済の役(瀬戸内海地域の立評状況―伊予国を中心にして―/百済の役と瀬戸内海地域社会/百済の役以後におけ る立評)
  第3章 西本六号遺跡と諸国大祓の成立(西本六号遺跡について/諸国大祓の成立について/七世紀代における諸国大祓の実例/諸国大祓と律令国造)
第4章 久米氏についての一考察(久米歌と久米氏/久米氏の動向/久米の分布と特質/顕宗・仁賢の即位と伊予来目部小楯)
第5章 古代の別(和気)氏(別(和気)氏の分布状況とその特徴/讃岐国の和気氏/伊予国の別氏/備前国の和気氏)
第6章 瀬戸内海の地域交通・交易圏(地域交通圏の概要/備讃瀬戸海域における交通圏/地域交通圏)
第7章 法隆寺と伊予・讃岐の関係(伊予の久米直氏と山部連氏/法隆寺の庄倉と伊予・讃岐との関係/大伴氏と法隆寺)
第8章 久米官衙遺跡群の研究(大化前代の道後平野の歴史/久米国造の設置/久米官衙遺跡の開発/立評と評衙/回廊状遺構/久米官衙遺跡群の終焉)
終 章 瀬戸内海地域の特質と展開(各章の概要/瀬戸内海地域の土地所有について)
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