ALAIN SILBERSTEIN
[ ホーム ]
創業年
1987
創業者
アラン・シルベスタイン
創業地
フランス ブサンソン
現在地
フランス ブサンソン
アランシルベスタインほど、好き嫌いのはっきり分かれるブランドも少ないと思います。
たとえば横須賀太安堂店主、栗崎賢一氏は、
「正直おもちゃだよね。時計屋から見たら信じられない時計ですね」
と酷評しています。
昔から、時計をARTの素材(キャンバス)として用いる試みはけっこうありました。
カルティエのクラッシュウオッチ、モバードのミュージアムウオッチ、モバードのアンディウオーホルデザインの時計。
最近ではスウオッチが有名ですね。
アランシルベスタインの場合は、ムーブメントそのものまでデザインしてしまうところが、前述の時計達と違うところだと思います。
時計の実用的な部分、機能的な部分まで含めて、ARTにしている、しかも継続的に製作している高級時計は、アランシルベスタインだけではないでしょうか。
まあ、おもちゃといえばおもちゃなのですが、芸術的かつ趣味性の高いおもちゃといえるでしょう。
アランシルベスタインは、いろいろなところで自分の時計について語っています。
以下に、いくつか抜粋してみます。
「ポップという言葉は嫌いだ。ポップという言葉には、なんの意味もない」
「私の腕時計は、ブレゲがつくったポケットウオッチのように時間がわかりやすものであることを第一に考えています」
「たとえば赤い短針の時計では、最初に赤が目に入りますから、時計を見た瞬間に10時台なのか、2時台なのかということがすぐにわかります。分針を青にしたり秒針を独特の形にしているのも、時計を見てなにを知りたいかという重要度を考えているからです。たいていのひとは、時間、分、秒の順に時計を見るでしょうから」
「時計の機能を忘れさせるということも、腕時計には必要と思います」
「なぜムーブメントばかり気にするのでしょう。腕時計にはデザインや機能にそれぞれ特徴があるし、私は芸術的な要素も加えています。スポーツカーにしても、エンジンばかりが優秀でも、ボディデザインが良くなければ速く走れません」
・・・・以上のような、アランシルベスタインの考えを知ると、アランシルベスタインの時計への評価が変わるひともいるかもしれませんね。
Name |
Circa |
Case |
Mov |
Ref |
Cal |
| CYCLOPE | 1993 | SS | Automatic |
アラン・シルベスタインの人気モデル、サイクロープです。
ETAのムーブをベースに、ヴィンセント・カラブレーゼが製作したムーブを使用。
アランの時計はすべて限定ものですが、限定と言いながらクロノグラフなどは配色・デザインを変えて毎年発表するのに対し、このモデルはムーブの供給が極めて少ないせいか、ほとんど市場に出回っていません。
この時計は時計コレクターの友人から譲っていただいたもので、並行モノですが外箱、内箱、ケース、保証書、登録ハガキつきのフル装備のものです。