CITIZEN
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創業年 |
1930 |
創業者 |
山崎亀吉・中島与三郎 |
創業地 |
旧東京府下・上戸塚 |
現在地 |
東京都西東京市 |
1892年、のちにシチズンの前身となる尚工舎時計製作所の発起人となる山崎亀吉が、東京・銀座に時計貴金属・山崎商店をオープンさせました。さらに1918年、当時の東京府下、上戸塚に尚工舎時計製作所を創設しました。
尚工舎はスイスから機械専門書を購入、加工技術や理論を教える時計学校も設立し技術者の養成も開始しました。これは、ル・ロックルの時計学校を規範にしたもの、と言われています。
創立6年後の1924年に外径38.1ミリ、いわゆる10サイズの懐中時計を完成し、当時の東京市長である後藤新平が「シチズン」というペットネームを付けました。
この時計は修理の際、部品も製造元から購入してもらうため、スイスやアメリカの製品とは互換性をもたないルーウェル・ヘルツ式特殊ネジというのを使っており、日差20秒という精度を誇っていました。
1930年、山崎亀吉を会長に、中島与三郎を取締役社長に迎え、尚工舎はシチズン時計株式会社となって再出発します。
その後、戦争の時代を迎え、1938年から1948年まで、国策によって大日本時計株式会社と改名して軍需産業の一翼を担っていました。
戦後は、1945年にすでに一般市場用の時計生産を開始しています。
1956年には国産初の耐衝撃装置付き腕時計、「パラショック」を発売。
同年、錆びない、切れないゼンマイ、「フィノックス」の導入。
1959年、国産初の完全防水腕時計、「パラウオーター」を発売。
1966年、国産初の本格的電子腕時計、「X-8」を発売。
この時計はトランジスター駆動による可動磁石式テンプモーターを採用、ゼンマイ式と異なり供給エネルギーが一定に保たれるため時間精度も格段に良く、1年間動き続けるという、画期的なものでした。
1969年12月、セイコーが世界初のクオーツ腕時計を発表と同時に発売しましたが、シチズンはやや遅れて1973年にアナログ式クオーツ腕時計を、1974年に5.5ケタ日・曜日付きデジタル式クオーツ腕時計を発売。
1975年、世界初の年差プラスマイナス3秒、という超高精度アナログクオーツ時計を、3000個限定で発売。
セイコーが年差プラスマイナス5秒の年差クオーツを発売したのが1978年ですから、さすが技術のシチズン、といえましょう。
1976年、世界初のアラーム付き、そして太陽電池充電式、1977年国産初の計算機付き、1978年には世界で初めてムーブメントの厚さが1ミリの壁を破った、0.98ミリのムーブメント搭載のエクシード・ゴールドを発売する、などセイコーに負けないエポックメイキングな時計を作り続けているシチズン。
世界の「市民」の名のとおり、現在、時計生産量世界一(年間生産3億個)を誇っています。
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Circa |
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Mov |
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Cal |
| COSMOSTAR V2 | 1970 | SS | Automatic | 6600 |
日本の時計メーカーは、クオーツ時計の分野ではセイコーアストロンを初めとして「世界初」のモデルがたくさんあります。
いっぽう、機械式腕時計の分野では、日本のメーカーには、はたして「世界初」「世界一」がどれくらいあるのか?
各メーカーのHPや手元の資料を調べてみると、全くないわけではありません。
1959年10月、タカノは当時世界一の薄型手巻き腕時計、シャトー(CAL.531)を発売。
その二ヶ月後、セイコーゴールドフェザーがさらに薄い時計として登場、世界一を更新。
1962年8月、シチズンがダイヤモンドフレィクを発売。これは機械部分の厚さが2.75mmで、世界一の薄型時計として登場しました。
1963年7月、シチズンがムーブメントとしては、当時世界最小サイズの中三針婦人用腕時計、ハイルックを発売。
1965年、シチズン クリスタルセブン発売。これは国産初のクリスタルガラス採用 のモデルであり、当時「世界一」薄型の日付・曜日つき自動巻き腕時計です。
1975年、セイコーは世界初の、チタンケースを用いたダイバーズウオッチ、セイコーダイバープロフェッショナル600を発売。当時89000円の超高級ウオッチでした。
ということで、前置きが長くなりましたが、この シチズンコスモスターV2 は、1970年1月発売。
当時、「世界初」の婦人用日付・曜日つき自動巻中三針腕時計なんです。ネーミングの「V2」というのは、世界ナンバーワンの意味の「V」と、日付・曜日の二つついているという、「2」なのでしょうか。
その後も改良を重ね、今日でも製造されているシチズン唯一の婦人用機械時計ということで、超ロングセラーなんですね。
機械式時計では歴史と伝統を誇っていたスイス時計ですが、たしかに婦人用の自動巻き時計の開発にはあまり関心が無かったようで、オメガやロレックス、テクノスなどに日付つきモデルを見かけますが、曜日つきモデルは見たことがありません。パテックに至っては、婦人用の自動巻きモデルすら存在しませんでした。
日本人は、なんでも「小さく、軽く、コンパクトで多機能」なものを作るのが得意です。たとえば自動車の分野では、世界に誇る「軽自動車」製造の技術。ああいうクルマをあのクオリティであの値段で量産するというのは、日本のメーカー以外では不可能なんですね。
スイス時計メーカーにしてみれば、ニーズが少ない日付曜日つきの小さな自動巻きモデルを開発するメリットが無かったので、作らなかったと思われます。
一方、後発メーカーとしての日本のメーカーは、「スイス時計に無い機能を」ということで、薄く作ったり、小さく多機能な機械を開発したりしてその技術力を世界にアピールしたかった、ということなのでしょう。
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Circa
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Mov
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Cal
X-8
1960-70's SS Electric 0336-51
じゃまーる(っていうのが昔、ありまして。ヤフーオークションが盛んになる前ですね)のインターネット掲示板から購入した、シチズンコスモトロン X-8 です.
写真を jpeg で送ってもらい、専用ケース付きのデッドストックということで譲ってもらうことにしました.残念ながら説明書は付いてませんでしたが(最初からついてなかったかも?)、¥18,000 のタグ付きです.裏シールつき.
食器入れを小さくしたような、フタがスライドするケースに入ってます.タグには「電子ウオッチ」、ケースの下には TRANSISTORIZED という文字が入り、時代を感じさせます.今後、トランジスターの腕時計など作られることはないでしょう.
文字盤の色はやや紫がかった藍色です.紺色が退色したのかもしれません.
ステップモーターではないので、針はチチチチ・・・・と進みます.ですから、外見上は機械式と変わりません.
機械式のテンプがあるのも同じですから、精度も機械式とさほど変わらず、一ケ月で五分くらい遅れます.
Name
Circa
Case
Mov
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Cal
TUNING FORK HISONIC 1971 GP&SS Tuning fork 3700
セイコーが総力をあげてクオーツ腕時計を開発しているころ、シチズンは「電子ウオッチはシチズン」と呼ばれるくらい、国内のエレキ時計のシェアのほとんど(75%以上)を占めていました。
1969年12月にセイコーが世界初の量産クオーツ腕時計、アストロンを発売してからも、「水晶時計は高価なため、当分普及しない」との読みがあったようです。そういう考えは当初ブローバも同じであったようですが、しかしブローバはクオーツに対抗するため、にわかに音叉時計の技術供与に乗りだしました。シチズンは、その戦略に飛びついたわけです。
1970年前後、セイコーの水晶腕時計で10万円を切るモデルはなかったので、一ケタ万円で音叉時計を売りだせば売れるに違いない、との判断だったのですね。
1970年6月23日、シチズンは資本金9000万円で米国ブローバウォッチ社との合弁会社として(株)ブローバ・シチズンを設立し、山梨県富士吉田市に大規模な工場を立てることにしました。
1971年には資本金を3億6000万円に増資し、同年10月には音叉式腕時計、シチズンハイソニックの販売を開始します。当初月産18000個、年産50万個のペースで、従業員は320名という大規模なプロジェクトでした。発売当初価格は45000円〜60000円。1969年当時のブローバアキュトロンの最廉価モデルが88000円であったため、かなり安い価格設定でした。
ところが。
その二ヶ月後、1971年12月に、なんとリコーがクオーツ腕時計で初めて10万円を切った、9万円台の「リクオーツ」を発売するのです。シチズンハイソニックも生産効率を高めて最終的には2万円台まで下げることに成功したのですが、その後も、セイコーとリコーはクオーツ腕時計の低価格モデルをどんどん発表し、セイコークオーツ・タイプ II の発売により、ハイソニックとクオーツ腕時計は同価格帯になってしまいました。
そうなると、月差1分の精度の音叉時計に勝ち目はありません。ハイソニックの売り上げは激減し、ついに1977年、(株)ブローバ・シチズンはブローバウォッチ社との合弁を解消して、社名を現在の(株)シチズン電子に変更します。まさに会社存続の危機に面したわけですが、時計作りのノウハウを生かして、1970年代後半には電子ブザーを開発。その後、1983年には世界で初めてチップLEDランプの量産に着手し、同年、電子体温計で健康医用分野へと進出します。
時計業界から競争の激しいエレクトロニクス業界へと業態を変換して時代の荒波を乗りきってきたシチズン電子ですが、現在はシチズン時計の完全子会社となっています。
シチズンが自社開発のクオーツ腕時計を売り出したのは1973年8月のことで、セイコーに遅れること約4年、リコーには約2年遅れです。ハイソニックの工場に人とお金をかけすぎたため、クオーツ腕時計の開発に手間取ったのではないか、と私は考えています。
さて私が入手したこの ハイソニック ですが、シチズン時計のHPに載せられているものと同モデルであって、最初期型と思われます。グランドセイコーを思わせる金色のメダリオンが裏ぶたに取り付けられています。後期型の廉価版にはこのメダリオンはありません。スペックは、ブローバ・アキュトロンの項でご紹介したモデルと全く同一であって、シチズンHPによると精度は月差1分、電池持続時間1年間、秒針停止装置、節電スイッチ付き、日・曜瞬間送り機構付き、となっています。いわゆる「デイ・デイトジャスト」ですね。
当時のグランドセイコー・スペシャルよりも高価な時計でしたが、最近は電池の入手が難しいためかあまり人気がありません。国内より海外の音叉時計コレクターの間で高価で取り引きされているようです。
(以上シチズン時計HP、シチズン電子HP、イソザキ時計店・店主「時計小話」を参考にさせていただきました)
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Circa
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Mov
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Cal
COSMOTRON SPECIAL 1972 SS Electric 7800A
機械式時計から音叉時計、クオーツ時計への移行期である1960年代半ばから1970年代にかけて、シチズンは電子テンプ式時計に活路を見いだしました。
セイコーが機械式の頂点を極めると同時に、すぐにクオーツ時計を投入し、電子テンプ式時計にはあまり積極的でなかったためもあり、一時は国内での電子テンプ式時計のシェアのほとんどをシチズンが占めていました。この成功があったため、クオーツの開発が遅れたのではないか(シチズンのクオーツ腕時計の発売は、セイコーから4年遅れでしかもステップモーター式ではなく、お得意の電子テンプ式をベースにしたものでした)、といわれています。
この コスモトロン・スペシャル は1972年5月発売で、シチズンが音叉時計のハイソニックを発売して7ヶ月後になります。しかし、まだクオーツ腕時計の発売(1973年8月)の前です。
イソザキ時計店・店主の「時計小話」では、この時計の7800番台ムーブメントはこう評されています。
「テンプ式電子腕時計の世界最高峰のキャリバーと言えば、シチズンのCal.7800番台である事に異を唱える人は誰もいないと思います」「Cal.7800番台は一部の隙も無い程、完全に作られていた究極のテンプ式電子腕時計でした」「この時計は10振動というハイ・ビートの為、メカ式の優秀級クロノメータの精度を遙かに上回る高精度を持っていました。また、ゼンマイのトルク変動に伴う等時性の乱れが全く無い為に、日差+3秒前後というテンプ式調速機ではこれ以上望めない程の精度を一年間に渡って安定して動き続けた腕時計でした」
・・・というように高評価を得ているムーブなんですね。電子テンプ式腕時計の最終世代であって、10振動のハイビート。シチズンのHPによると、精度は−5秒〜+10秒/日。クロノメーター規格普通級、とのことですが、実際は上記のごとく相当な高精度の時計であったようです。
世界初の時刻合わせ装置(ジャストセッティング)付きの時計であって、これは時報に合わせて8時位置のボタンを押すと秒帰零し、時刻を簡単に正分に合わせられる機能です。さらに時刻の進み遅れが正時(0:00)に対して±3分以内にある場合、時・分・秒が正時に瞬間的に修正されるという、画期的な機能があります。これはクロノグラフに準じた「ハートカム方式」だそうです。
また、日付と曜日の早送りは「ターンプッシュ方式」という面白いやりかたで、12時を上にしてリューズを押すと日付が早送りされ、6時を上にすると曜日が早送りされるという機構です。さらにこの時計はワンピースケースですので、裏ぶたにある微動緩急キャップを外して、時間調整ができるようになっています。
精度のみならず、各種機能てんこもりの「面白時計」なんですね。
発売価格は、カラーグラディーション文字盤仕様で30000円。グランドセイコーよりチョイ安、キングセイコークロノメータークラスのお値段でした。製造数はそう多くはない、と思われます。
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Circa
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Cal
CHALLENGE GOLF 1972 Automatic 7760
1972年10月発売の、シチズン・チャレンジゴルフです。
私はゴルフはやらないのでよく知らないのですが、当時の全国のゴルフ人口は1000万人、コースは750コース以上を数えた、ということです。
1972年というと、シチズンはもう音叉式のハイソニックを発売していますし、セイコー、リコーもクオーツ腕時計の廉価版を市場に出しつつあった頃で、すでに「機械式腕時計時代の終焉」目前でした。機械式時計にさまざまな付加価値をつけてなんとか延命を図ろうとしたのでしょうか、各社からユニークな時計が発売されていました。
このチャレンジゴルフは、曜日機構のかわりにゴルフ用スコアカウンター機能が付加されています。重力式のカウンター機構で、12時側を下にしてリューズを押すとアップカウント、6時側を下にして押すとダウンカウントする、というものです。-側が2打分、+側が18打分で、各ホールでのスコアやパット数のカウントやパーを基準にしたオーバー/アンダー数のカウントに利用出来るということです。
ダイアルデザインは、当時流行のコンピューターグラフィックデザインだそうで、ティーアップしたゴルフボールが描かれ、ケースは軽量で丈夫なブラッキー側、お値段は21000円という、標準的なものでした。
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CRYSTRON LC ALARM 1976 SS Quartz 9021
アナログクオーツ腕時計とデジタルクオーツ腕時計の発売では、セイコーの後塵を拝したシチズンでしたが、1973年8月に4年遅れでようやく自社製のクオーツ腕時計を発売したあと、徐々に巻き返しを図っていきます。
1975年7月、国産初の婦人用デジタル腕時計発売。
1975年12月、世界初の年差3秒のシチズン クリストロン・メガを発売。
そして1976年4月に、ついに世界初の、このデジタル式アラーム機能付腕時計、クリストロン LCアラーム を発売しました。
いまでこそ、アラーム付きのデジタル時計など当たり前、珍しくもなんともないのですが、当時は相当な驚きをもって迎えられたのです。
セイコーは前年にクロノグラフ搭載の多機能デジタルクオーツを発売していたものの、アラーム付きのものはシチズンが世界初でした。
精度は月差10秒、圧電素子型、チタン材振動板を用いたアラーム機能と豆ランプ照明付き。発売当時価格は、35000〜55000円という、グランドセイコー並みの高級機でした。
面白いことに、各操作ボタンにはまるでアランシルベスタインの時計のごとく、黒・黄色の彩色がなされているんですね。もともとは実用を考えたものなのでしょうが、デザイン的にはとても可愛い色使いだと思います。
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SOLAR CELL 1976 SS Quartz 8629
セイコーは1969年12月に世界初のクオーツ腕時計「アストロン」を発表と同時に発売し、いわゆる「クオーツ・ショック」でスイス時計業界をほぼ壊滅状態にまで追い込みました。
いっぽうシチズンは、当時X−8をはじめとする電子テンプ腕時計やブローバの協力で製造した音叉時計の販売に力をいれており、そのためかクオーツ腕時計の開発では、やや出遅れた感は否めません。
1973年8月、シチズンはセイコーに遅れること4年、ようやく自社開発のアナログクオーツ腕時計、「クリストロン」を発売。水晶振動子はフリフリバータイプ(16,384Hz)、独自のテンプモーター(レゾナントモーター)方式を採用。どちらも、その後の世界標準となるセイコーのものとは違う方式で、秒針は滑らかに進むというものでした。
1974年6月にはセイコーと同じオープンステップモーター方式の1秒運針のものを発売。これでようやくセイコーに並んだわけです。
1975年12月、ついに世界初の年差時計、クリストロン・メガを発売。これは4MHzの高周波AT板型水晶振動子を用いたもので、年差プラスマイナス3秒という高精度を誇っていました。セイコー、シチズンとも現在に至るまで、これを越える精度の時計は製造していません。セイコーがツインクオーツによる年差時計(年差プラスマイナス5秒)を発売したのが1978年ですから、さすが「技術のシチズン」と言えると思います。
・・・とはいうものの、このクリストロン・メガ、3000個限定生産で、当時のお値段は、な、なんと450万円(!)。
つまり量産する気はさらさら無く、ひたすらセイコーに対する「競争心」から製造した時計のようです。当時、誰が買ったかさだかではありませんが、私自身ヤフーオークションその他でまったく見たことのない時計です。
とにかく、このクリストロン・メガでセイコーに追いつき追い越したシチズンですが、それから次々に意欲作を発売していきます。
1976年4月、世界初のデジタル式アラーム機能付腕時計を発売。
そして、1976年8月、世界初の太陽電池充電式のアナログ水晶腕時計、クリストロン ソーラーセル を発売。当時の価格は45000円という高級機でした。
当時はまだ「エコロジー」なんて言葉はだれも知らない時代なわけで、シチズンの先見性はたいしたものだと思います。
電池交換不要の腕時計としては、セイコーはその後自動巻き発電クオーツのキネティックを主力商品とし、シチズンは太陽電池充電式をさらにおしすすめてエコドライブという名前で商品展開。
両社とも違う方向性のもと、さらなる多機能化を進めています。
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Circa
Case
Mov
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Cal
DIGITALCALCULATOR 1977 SS Quartz 9090
1977年4月発売、国産初の計算機機能付きデジタル式腕時計、シチズンクオーツ・デジタルカリキュレーターです。
四則計算、ルート機能、8桁表示。操作ボタンを表示外周に配置した、かなり大柄のデザインをしています。
精度は、月差±10秒、発売当時価格は、なんと98000円でした。
私が手に入れたこの時計は、ほぼ未使用のものですが、残念なことに液晶セグメントの一部が欠けています。やはり数十年まえのものですから、使用していなくても自然劣化は避けられないようです。