愛機 マツダRX-7です。
とってもはやいです。
ガソリンの減りもはやいです。
たまに、警察からありがたい
交通安全の赤いお札を頂いたり
してます。
駐車場の日当たりがとっても
いいので、ネコ達のひなたぼっこ
台と化しています。上面は一面、
足あと模様になっていて、
とってもワイルド。(笑 )
それはマツダの甘い罠〜♪
【我が家にセブンがやってきた】
(2008/6/22 其の十二〜十六まで追加、完結。)
其の一
それは、仕事で某有明へと急ぐ冬のある日。早朝ということもあって、中央高速の上りはすいていて、快調に走行していました。
当時の愛車は、トヨタのチェイサーというセダンで、乗り心地や使い勝手になんの不満もなかったのです。と・こ・ろ・が…。
調布をすぎたあたりで、○○Km/hで走る私に、追い越し車線から近付いてくる車がありました。なんか低くて赤い車です。「む。なんだろう…。」だんだんとせまって来てわかりました。RX-7(FD3S)です。速度差は10Km/hくらいで、ぬらーりと私を抜いていきます。
朝日が当って赤がとってもきれいです。
多分、一生縁がない車だと思っていたので、街中でもじっくりと見ていませんでした。
「うわぁ…セブンって、こんなにきれいな車だったんだぁ…。(感動)」 見えなくなるまでじっと見つめていました。これが全ての始まりだったのです。
其の二
その日から、頭の片隅からあの赤いシルエットが離れません。
雑誌を見ては、「チェイサーもローンの真っ最中だし…。厳しいよなあ…。
(つーか、ふつー無理だべさ?笑)」
ため息の連続です。
なんの不満もない恋人がいるくせに、超一流女子大のお嬢様に真剣に恋いこがれるという状況でしょうか。高嶺の(いや、高値の)花です。何度となくローン計算をしては、打ち消す毎日。…なんだかなあ。
そして日が経ち、少し気持ちがやわらいで諦めかけた頃に、
第二のフラグが!立ってしまったのですよ!ええ、ええ(笑)
其の三
それは、PSのゲームで、「R4 リッジレーサー TYPE4」(ナムコ・1998年)です。ゲームの説明ははしょりますが、
ポイントは冒頭のCGムービー
なのですよ。
内容は、というと…。
…リッジ4のテーマミュージックスタートとともに目覚める女性。
やがて、どこかへ出かけていきます。(時々、ハイウェイでのレーシングマシン達の激しいデッドヒートシーンが入ります。)
途中で、パンプスのヒールが折れてしまって、
「もう、ついてないわ…」といった表情の女性。
そこへかすかに響く、タイヤのスキール音。
「あっ車だわ…」と、ぱっとあかるい表情に。
他車をぶっちぎって、とばすリッジ4のイメージマシン。
コーナーを軽いドリフトで立ち上がり、トンネルを抜けたその時…。
路肩に女性が立っている。ヒッチハイクのサイン?
通り過ぎていってしまうかに見えたマシンですが、
ブレーキランプがつき、減速、停車します。
ドライバー視点
パワーウインドウを開けるドライバー。かけよってきた女性が、窓からのぞき込み、ドライバー(プレイヤー)に、にこりと笑顔をみせます。
停車していたマシンのナビシートに女性が乗り込み、
再スタートします。
ぐんぐん加速していくマシン。やがて大観衆の待つ、
コースのメインスタンド前へとすべりこんでいきます。
ゴールラインでカメラだけ止まり、ホワイトアウト。
イエローバックで「リッジレーサー4」のタイトル。
〜END〜
女性はリッジ4イメージキャラクターの永瀬麗子。
今日の勝利者を祝福するレースクィーンで、レースのゴールに向かうところだった、という設定です。
トップを独走していたドライバーをヒッチハイクして、
ゴールまでのっけてきてもらっちゃった、というショートストーリーじたてになっています。
全編フルCG、セリフなし。BGMのリッジ4テーマが、カット割りに合わせた編集・アレンジになっていて、画面とのマッチングが最高!
ゲームも燃えましたが、このOPムービーは何度見たコトか…。
これですよ、これ!!(はぁはぁ…)
其の四
1998年のCGですから、FF10とかのCGと比べたらさびしいですし、これって、一般道のクローズドコースみたいなのに、沿道に観客が全然いないじゃんかとか、麗子はコース内を徒歩で行こうとしてたのかとか、つっこみどころは多々あるのですが、それを補ってあまりあるインパクトがあったのです。
「かーっっ、いいねーっ」
このリッジ4のイメージに近い国産車は…。GTR?ちがう。フェアレディZ。イマイチ。GTO。なんか重そうだ。RX-7。
うん、いいじゃないか!やっぱり、セブンだろぉ。 (多分に、先日からのイメージ美化が影響しております。笑)
本来は欧州車のレーシングカーなんでしょうけど、そんなん買えないしー。
其の五
さあ、もう最後の極細の一線が切れてしまいました。もう止まりません。「やっぱり、実車がみたいなあ。ここらで一番近いマツダは、と…。」
次の休みに、近場のマツダのショーウインドーの前を通ってみます。「おっ、あるある!」当時、マイナーチェンジ間もなかったので、ニューバージョンを展示しているとはかぎらなかったのです。
しばらく考えて、ええい、行ってしまえ!と、ディーラーの駐車場へ乗り入れました。
ショールームのRX-7は、ピカピカで、初めて目を奪われたあの時のままの美しさ。いえ、マイナーチェンジで、顔つきがさらによくなっています。ばかづらで見ていると、早速営業マンがきて、「どうぞ、座ってみてください。」
ええ〜!?い、いいんすか!
(いいにきまってんじゃん…笑)そ、そいじゃ…。
其の六
ふぁ〜。イイ。すんごくいい。「いかがです?メーター周りも、見やすく、かつ更にスポーティーになったんですよ。」はあ。「ハンドルも、ナルディ(ハンドルの有名なメーカー)ですし。」
よけいな装飾がない(安っぽいともいう)、黒一色の室内はとても引き締まっていて、トヨタのゴージャスな内装を見なれた自分には、
とても新鮮です。要は、エンジンと足回り、ボディにお金かけすぎたんだよね。
惜しむらくは、リヤスポイラーがないグレードなこと。
「スポイラー付きの展示車は、ないんですか?」と訪ねると、
営業マンが、「申し訳ありません。スポイラーは上級グレードに標準なんですよ。まだ出たばっかりなんで、そこまで車両が回ってこなくて。
」うーん、なくても、これはこれでシンプルでかっこいいけどなあ。
「あるに越した事はないですが、高速以外では、あれは飾りですよ。」どっかできいたようなセリフだな…。このあとに「えらい人には、それがワカランのですよ。」と続いたら、
速攻店を出ようと思いましたが、幸いそこで打ち止めでした。
其の七
「試乗してみませんか?」満面の営業スマイルにさからえず、なんだかいきなり試乗とあいなりました。
あいにくFDの試乗車がなかったのですが、ロータリーの感じを知ってもらえれば、と中古展示のFCを乗らせてもらえる事に。
「ロータリーは低速トルクが薄いですから、発進のとき少し気をつけて下さい。」おお、それは雑誌で読んだ事がある。よし、ちょっと気を使って、クラッチミート。スルスルと発進。意外にスムーズだし、何より280馬力のクルマにしては、クラッチがメチャメチャ軽い!カローラと変わんないような。前にR32GTR乗せてもらった時は、クラッチ重めで、「あ、こりゃ渋滞路では厳しいな。」とがっかりしたのに。
シフトアップして、ぐんぐん加速する。「もっと回して下さい。」
ええ!?な、なんかこれでも十分なんですけど。「ぜんぜんパワーバンドに入ってませんよ!
さあ、踏んで!」このひと大丈夫か?(笑)
結局、市街地ではおいしい回転数まであげられなくて、終了。普通のピストンエンジンと違って、回すほどモーターのようにスムーズに、そしてパワフルになることは良く分った。「いかがです?いいでしょう。」いいな〜。うん。
其の八
「ちょっと、おいくらぐらいになるか、お見積もりしてみましょうか。」うーん。なんかまんまと誘導されているが、そのことを承知の上で情報を得るのなら、それもアリか。というわけで、見積もり。
結局、支払いはなんとかなりそうな感じ。あとは駐車場がとれればOKな訳だ。
「いかがでしょう?」きたな!おれも伊達に衝動買い→後悔のパターンをくり返して来たわけじゃないぜ!
「ありがとうございます。少し考えてみますから、購入の際はまた御連絡させていただきます。では。」おお、強烈な誘惑に打ち勝ったぞ。シチュエーションは新興宗教のツボ売りつけに近いのだが、決定的に違うのは、売り付けられようとしている本人も
「買いたい!」と思っている事なのだ(笑)
其の九(2005/1/7up)
…1週間たちました。そろそろ冷静な判断ができるはず。
どうよ、オレ?
(いや、もーやっぱ欲しいッス!)
おいおい、大人になって衝動買いはやめたんだろ?
(衝動買いじゃない!オレは冷静なんどぅわぁ〜!)
…でんでん冷静じゃないじゃんか…。
ま、うかれ気分を差し引いても、心の議席の過半数は「賛成〜。」「さんせい、さんせーい。」と連呼しているので、マジに購入を考えることにしました。支払いはなんとかなりそうなので、あとは物理的な問題です。
車を所有するためには、ちゃんと専用の駐車場所がないと、ナンバープレートがもらえません。あたりまえだけど。(ただし、特に指定された地域では、車庫証明がいらないところもあります。山間部など。)まずは近場で駐車場を用意しないといけませんね。
其の十(2005/1/7up)
車庫は、使用者の住所から2キロ以内に必要です。法改正以前は、
たしか500メートル以内だったかな。だから昔はお金があっても駐車場が用意できなくて、車がなかなか買えなかった人もいました。
さて、駐車場をさがすのは、最寄りの不動産会社で「駐車場をさがしてるんですが。」これが一番早いです。向こうも商売ですから、住所からすぐに調べてくれます。
幸い2件の物件があったので、近い方にしました。契約をかわして、置き場所は確保です。では、いよいよディーラーへ行く事にしましょう。初めての車じゃないのに、どきどきします。
其の十一(2005/1/7up)
「マイナーチェンジしたばかりなので、値引きはほとんどできないんですよ。申し訳ありません。」 本見積もり中に営業マンのおわび。
いや、別に大幅値引きをしてもらうつもりはないんですが…。
もちろん値引きはしてほしいですが、あんまり引け引けいうと、安く買えても後々損しますよ。すんなり決まったお客様と、もっと引けだの、何つけろだの、なんだかんだもめたお客様とでは、普段は同じでも、ほんとにホント〜に困った時の対応に無意識に
紙一重の差が出ます。営業マンも人間ですから。
そして、そのわずかな差が、こちらの明暗を分けたりする
のですよ。
家から近いとか、整備のレベル高いとか、後々のサービス込みで購入する訳ですから、購入時の値引きにこだわりすぎるのはよろしくない、と言いたかったのです。まあ「金額のみで決める」と割り切っているなら別ですけど。
其の十二(2008/6/22up)
おいおい、3年も空いちゃったよ。誠に申し訳ありません。
ささ、気付かれないウチにさりげなく続きをば。(笑)
さて契約書も交わし、後は納車を待つばかり。早く手元に来れば良いなとは思いつつも、切羽詰まっている訳では無いので、まあ自然な時間の流れにまかせようと。
しかし、セールスマンは「すみません、今車体ナンバー出ました。」「こちらのモータープールにはいついつ来ます。」などなどこまめな連絡をしてくれます。状況が分かるのはいいけど、ちょっと煩わしくなって来たぞ。
「あのー、別に急いでませんから、ナンバープレートついたら知らせてくれれば良いですよ。」
「いえっ、ただでさえお待たせしているんですから、せめて途中経過はちゃんとお知らせしないと。」とまあ一生懸命。
後で親しくなってから聞いのたが、ゆっくりで良いと言っておきながら、納車の段になって「時間が掛かり過ぎだ云々」とお叱りを受けた事があったからだそうで。
人間本音と建て前が入り交じっておるからのう。
サービス業は大変なのよ。
其の十三(2008/6/22up)
「ナンバーつきました。」
キター!ついに来ましたよ。ブルーのRX7。新車の匂いはいいねえ。とりあえず車に慣れるまでは安全運転で行きますよ。
うひ。
と言いつつ、慣れたらかっ飛んで赤キップを貰う事になるのだが、
今はそんな事は知る由も無い。
詳しくは別記 【いちまいのお札〜赤キップ顛末記〜】
をご覧下さい。(泣)
うお、はえーよ。まだ4000回転位までしか使わないようにしてるのに、ターボが効き出すと凄い加速を始めます。
これ、ちゃんとパワーバンドに入れたらどうなんの?やばいんと違う? マジで気を入れて乗らないと、すぐにあの世行きだぞ。
試乗ではモデルチェンジ前の旧FC3Sだったので、FDに乗ったのは初めて。で、なんつーか、これさ。とっても快適だよ。
クラッチは激軽でまるでカローラのよう。渋滞もどんと来いって。シートも薄い割には背中とお尻にフィット。長時間走行でも疲労度が少ないし、低速トルクが無いと言われるロータリーだけど、それ程でもない。これはいいね。普段の足にも十分すぎる程のラクチンさ。
強いて言うなら車高が低いので、コンビニやファミレスに入る時に、十分減速しないとアゴ擦ってしまうから注意が必要かな。
実は納車1週間も経たない内にフロントスポイラーガリガリしちゃいました…。
其の十四(2008/6/22up)
とりあえず、兄が乗せろとうるさいので遠距離試乗会。その帰路。
「走りは凄いな。でも日常の使い勝手はどうかなあ。」
いやいや、結構イケルよ。
「でも車高低すぎ。乗り降りがちょっとな。」
それはまあ、仕方ないよ。
と、ちょうど下校時刻らしく、おそらく駅に向かうであろう大量の女子高校生と遭遇。そこは歩道が普通よりかなり高く、こちらは自然と左の彼女達を見上げる構図に。
♪
「ま、まあ車高が低いのも悪くない、かもな。」
うむ。そうだろうそうだろう。
其の十五(2008/6/22up)
しかしこれ、燃費が悪い。1リットルあたり4kmちょっと。
タンクは70リットルなので、満タンで300km位しか走らない事になるね。(市街地でのお話ね。高速道路ならもっと行く。)
ハイオク仕様なので、ガス代に注意しないとたちまち数万単位で飛んでいきますな。うーむ。えー普段は省エネ走行で。たはは。
で、一ヶ月程して車にも慣れて来た頃、行きつけの大型書店で車好きの同僚とばったり。行れ違いなら良かったのだけど、
相手も帰り。当然連れ立って駐車場に来る訳で、当然「○○さん何乗ってるの?」という話の流れに…なるわな。
そんで「何、何、セブン?なんでっ、全然イメージ違うよ!
すげー!」と大興奮。こうなると思ったから会社でも隠していたのに。ひとしきり熱い車談議というか一方的な語りの後、
「いやーこれは、これから週末が楽しくなりそうだ。ようこそこちらの世界へ。」なんつって手なんか差し出してくる。
まて。オレは峠をゴアッシャアア〜とドリフトしたり、
首都高で赤坂トンネル出口、フルスロットル——なんて事はしない。なので、君との週末の接点は無いんだぜ!
差し出された手をさり気なくかわしつつ、「いやーお互い事故には気をつけような。」と帰りモードに。
「来週一緒に走りましょうよ。」と言う彼に、「あはは、まあ、
そのうちにね。」と応えてさっさと走り出す。
オレはただ車に乗るのが好きなんであって、峠や湾岸の常連になりたい訳じゃないのだ。疲れる。明日はちょっと覚悟して出社しよう。
其の十六(2008/6/22up)
翌日出社すると、専務がにやにやしながら寄って来て言う。
「××君から聞いたよ。RX7乗ってるんだって?マイナーチェンジしたばっかりの青いヤツ。」
ああ〜やっぱり。やっぱりだよ。
やつは誰彼構わずしゃべりまくっているようで。他の社員の反応は「へえ、そう。」とか、「高いんでしょ、凄いね。」とかで、ヤツほどヒートアップする人はいないようです。ありがとう、みんな大人で良かったなあ。
しかし。社長はちと嬉しいらしい。若い頃レースをちょっとやっていた事があるらしく、「いい車買ったなー、今度乗せてくれよ。」
なんて言ってくる。やれやれ。そのうちほとぼりも冷めるでしょ。
いつまで乗り続けるかは分からないけど、とりあえず 5年のローン完済までは頼むぜRX7!(笑)
〜おしまい〜
…とか言って、乗り始めてからすでに8年以上経過しました。
RX7はまだウチにいます。猫達の日なたぼっこ場兼、人間様の移動手段として元気です。まだまだいけるぞ。
ここまで読んでくれてどうもありがとう。(2008/6/22)
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