個人間取引のすすめ
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|業者主体にしたものを自分主体に取り戻す
わたしたちは、自分の家づくりや住まいに関する基礎的なものを業者まかせにし過ぎてきたようです。
最初は全てを1箇所にまかせれば便利だからという気安から始まりましたが、それが、いつの間にか業者ペース
での家づくりによって主体が移り、今日の結果を招いたのではないでしょうか。
建築主である施主の家づくりの役目は、お金の支度とお金を払うことだけになってしまいました。
そうなった背景には、本来施主がやるべきことを業者に丸投げしてしまった建築主側にも責任の一端があります。
また、住まいのための不動産の売買や賃貸契約にしても同じことがいえます。
売主や貸主がいて買主や借主がいて、その当事者双方の意思の一致があればそれで契約は成立します。
これが民法でいう契約の大原則です。
その簡単明瞭な大原則を複雑にしてしまっているのが現在の不動産取引の慣習です。
不動産業者が売主や所有者の代理である場合は別ですが、不動産業者の仲介である必要はないのです。
忙しい仕事を抱え、家づくりにかける時間も余裕もないことも事実ですが、自分の家づくりに主体となって積極的に
参加することが必要です。
自分の家を自分でつくるセルフビルドや自分の住まいを自分でつくるセルフハウジングは、業者まかせにしているものを
自分に取り戻す唯一の方法です。
自分で土地を探す
家を新築したり買い換えるときに、いちばん時間がかかり大変なことは売り物をさがすことです。
近在の売土地情報を扱っている不動産屋さんに問い合わせるたり、デベロッパーが開発する分譲地もありますが、
なかなか思うようにいかないのが土地探しです。
意外な掘り出し物が裁判所の競売物件としてでることがありますので、そちらに目を向けてみるのもよいでしょう。

また、土地の売り情報がどういう過程ででるのかの仕組みを知り、自分で直接交渉すれば好物件を手に入れることが
できます。
難しそうに見える土地探しも相性やタイミングさえ合えば自分でも簡単に探しだすことができます。
自分で中古住宅を探す
候補の物件がみつかれば、関係役所などで調査をします。
例え現在建物が建っていても現行法上では再建築不可のものもありますので注意が必要ですが、
業者であろうと個人であろうと調べることは同じですので自分で納得するまで何回でも役所に聞いてください。
自分で調査をする
これは土地を探すよりも比較的簡単です。
探し方は土地の場合とおなじですが、その建物を活かして使うことができますので条件は更に有利になります。
自分で契約をする
口頭でも契約そのものは立派に成立しますが、契約書というかたちで書面にして取り交わすことがベストです。
市販の書式でも十分で、必要な事項がもれなく記載してあればよいだけのことです。
意外に簡単な個人間の取引
以上の流れになりますが、この単純な手順さえ守れば個人間で契約を締結して立派に取得することができます。
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