Carp-Box …淡水大魚釣り

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「淡水大魚釣り」との20年ぶりの再会

その昔、小西茂木さんの著作「淡水大魚釣り」は、ふかく愛読しておりました。この書で感化されて、小生がコイ釣りを始めたといっても過言ではありません。

コイ釣りを久しぶりに再開した際、同書をまた読み返してみようと、ここ二年間ほど神田の古本屋を巡って探しておりましたが、なかなか見つからず、諦めてかけていたところ、ふとしたことから友人のIさんの目に留まり、有り難くも譲っていただくことが出来ました。

待ちに待ったIさんからの小包を開けてみると、まさしくあの昔に幾度も読み返した「取り込みで大魚を両手で捕まえようとする釣り人」の表紙。(下図)
中の写真は小生のもっていた版とは若干かわっておりましたが、挿し絵や本文は一緒。久々によむ嬉しさで、一週間のあいだ肌身離さず持っていて、もう10回以上も読み返しております。




内容はコイというよりも、昭和20年代ごろから釣れだした、もともと中国から食料源として移入されてきた、ソウギョ・コクレン・ハクレン・アオウオの話がほとんどです。

とくに個体の多いレンギョの話が多く、わずか5年で1mにもなるこの淡水大魚を、その黎明期からいろいろな視点で分析をされております。
小西茂木さんは淡水大魚研究会の初代会長でもあり、その科学的釣法については小生のHPでも既に取り上げましたとおりです。

あらためて、同書を読み返しますと、幾つかの大切なメッセージを得ることが出来ました。今回はそのようなことを、小生の感想なども交えてご紹介していきたいと思います。





さて、S40年代に書かれたものなので、古い情報にはなるのですが、同書に載せている多くの示唆は、ハイテクタックルや釣法の進歩してきた今日でも、なお多くの勉強になるのは何故でしょう。

おもうに、昔の釣り師の言葉には、多くの工夫と、自分の足で得た経験が、豊富にちりばめられているからでしょう。情報過多、マニュアル文化の渦中にある今日のフィッシャーマンの一人として、このような先哲の想いを少しでも噛みしめて、自らの足で魚と対峙できるようになるまで、もっと多くの経験を積んでいきたいと思っております。

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