はじめに紹介されているMさんの釣行記から多くの読者は引き込まれてしまいます。
S41年頃に、荒川中流部の通称「市田の切れどころ」というポイントで、ソウギョをかけた釣り人の話です。30〜40cmのコイ狙いの仕掛けにソウギョがかかってしまい、なんと二昼夜29時間をかけて14キロのソウギョをゲットしたというスゴイ話。
ここで感じたのは、例えラインは弱くても、じっくり丁寧に攻めていけば、かなりの大物もやがてはゲット出来るという教訓です。
Mさんは決して無理をしないで魚とやりとりをしたので、時間はかかりましたが、ラインを切られもせず見事に仕留めました。
はからずも、小生がいま勉強している「ローテンション釣法」の方向の正しさを、同書は実例をもって証明してくれました。14キロのソウギョは大物とは云えないらしいですが、より大型のターゲットに対してもこの釣法は有効であることを感じました。
いまの主流である、石鯛竿とぶっとい糸でのコイ釣りスタイルは、それはそれで結構なのですが、細仕掛けでの「やりとり」の要素には、極めて多くの技が隠されており、じつに奥が深いということは言えるようです。
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