| コイのフライフィッシング(#1) |

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コイがフライで釣れることは、大昔(10年前)から知ってましたし、三年前登戸に引っ越してきてからも多摩川べりの散歩でもよく見かけてました。 そのうえ、友人も昨年から始めて、結構成果を出していたので、そのうちにやろうと思っていました。 秋まではシーバスに明け暮れ? なかなか手が出せませんでしたが、昨冬からいよいよスタートする事となりました。シーバスもそうですが、小生の場合はやはりデカイ対象に 魅力を感じているため、掛けてからが楽しい対象でないと、いくら アプローチがとかプロセスが大事とか言ってもまるで興味が湧きません。40cm以下がメインの日本のトラウトやバスに今一つである理由もそれです。 かっては江戸川でコイを狙っていたときも、草魚であれ白連であれ、あくまで淡水大魚という対象を狙っていたわけです。以前は希少性もあったコイですが、やみ雲な放流事業?の結果、新たな生態系を形成してしまうほど増えてしまいました。 幸い小生の社宅も、多摩川と鶴見川というやや過剰放流気味の両川 を挟んだ絶好のロケーションですから、それなりの期待もしてますが、この釣りの場合は、キャスティングが出来なければ何も成立しませんので、フライ初心者としましてはまずはこの辺から勉強を始めたいと思っております。 さて、いよいよ入門編です。先ずは道具、言うまでもなく「ど初心者」である小生、フライタックルはなーにも持っておりません。かと言っていきなり高級品を金にまかせて購入するほど度胸は有りませず、まずは廉価でCP(コストパフォーマンス)の高いものを探す事に致しました。 フライ専門で入門書ふうの雑誌「フライロッダーズ」を購入して調べたところ、値段をみてビックリ仰天。たた高いッ。さすがにエクスクルーシヴなフライシッシングの世界、と呆れるまえに関心。 美しい山上湖や渓流で、美しいヤマメやトラウトを狙うにはやはりこれくらい気合を入れるのも何となく分かる。でも小生の場合はというと、全国で汚染度ワースト3に入る鶴見川や、実際は都民の下水でほとんど水量を賄っている多摩川というドブに近い河川で、とにかくでかいコイを釣るためのタックルを入手したい。という趣旨ですので、見た目の美しさや精度はともかく、安価でシンプル且つ頑丈なタックルを探す事に致しました。 ロッドは真っ先に決まりました。予算も無く一万円台のロッドしか手が出ないと、安物を探しておりましたが、上手い具合に相模川の回帰マスサークル放流会で釣り具オークションがありまして#6のオービストライデントを落札(価格は内緒)。計らずも高級なロッドを手にしてしまいました。 リールもバッキングが100ヤード近く巻ける奴で、ディスクドラグもあまりこだわらず、頑丈さを第一に選択することに致しました。そこで候補にあがったのがマーティンMC56とサイエンティフィックアングラーズ(3M)のリール(2−L56)です。 マーチンは奇麗なボディと軽快なドラグ音で気に入っておりました。値段も安く第一候補でしたが、結局2−L56に致しました。 理由はボディ材質で、汽水域での使用なども考えて錆びの抵抗力を考えたためです。うまい案配に渋谷のJ屋で二割引特価とあったので即購入しました。 ラインはウェイトフォワード六番のケンクラフトの安物(\4000弱)にバッキング(20lbs)を100ydとしましたが、結局キャパシティが足りなく、70yd程しか巻けませんでした。まあ多摩川ではともかく、鶴見川は川幅もないので、これで十分と言えるかもしれません。 リーダーは本などによると通常3Xなのですが、石やテトラでの根擦れを考慮して2X(無テーパー)を選択。さらに片瀬川では80UPが来るのと、係船ロープ周りへ走られないように踏ん張るので0X。これを3mほど取ります。ティペットは面倒なので使いません。フライ交換や釣れるたびに、根ずれを見ながらリーダーを短く切っていきますので、半分(1.5m)くらいになったら交換します。(一回、横着してそのままやっていましたが、二時間もすると50センチくらいになってしまいました。それでも釣れましたので、あまり長さは関係ないのかも知れません) フックはフライ用ではなく、Duelから丸管のグレ針,チヌ針が出ているので、適当な大きさのやつを使います。チヌ針は#4、グレ針は10号を使用してますが、シャンクの短いグレ針を好んで使用してます。リリースの手間を避けるため、いずれも返しは潰します。 またハリ先はがまかつに比べるとナマクラなので、しっかり研ぐ事がとても重要です。フックの色はクローム、黒のほかオキアミ用のピンクがかったものがあります。何となくオキアミ針がボディの色と同系のため良いような気がして、専らこれを使用しております。 さてマテリアルですが、以下の通りシンプルな構成です。
スレッド(白の太め) フロータ ヤーンは釣具店にあるものでも良いのでしょうが、小生は多摩川のコイFFのヌシである藤田さんの推薦のシルクヤーンを使用。 これは東急ハンズの手芸コーナにあります(\1100ほど/100g)、白色(Aシルク)と薄茶(Bシルク)がありますので両方もっていれば十分でしょう。 これをフックシャンクの曲がり始め付近に巻きます、位置はだいぶフックの懐に近くなりますが、普通の位置(シャンク上部)に巻くよりも、この方が吸い込みは良さそうです。ボディのボリュームは親指の先くらいで長さは2cmと大きめに取ります。 フロータは浮力を保つために必要で、小生は小丸棒という旭化成のサンテックという素材を使っております(これも藤田さん推薦)。東急ハンズの建築コーナでメーター売りしております(数十円)。これを1〜1.5cm切って(片側斜め切り)シャンクのアイに近い部分に巻きます(斜め切り部分を二つに裂いてフックを挟みそれを巻付け) 位置は当然フックの懐とは反対側(直線的に反対では無くやや斜めにずらすと良い:鯉の固い下顎を避けるため)。フロータの立つ方向はシャンクと垂直かややリーダー寄り傾けるようにするようにして、吸い込み時に抵抗感ないようにさせる。 ←見た目は悪いが… 釣れれば良しこれで完成です。あとはフローターにペイントするかどうかですが赤またはオレンジ系が無難です。ただフロータと相性良いペイントが見つかってないので、小生はそのまま(白)使っています。見た目は悪いけれど、これでもそこそこ成果は上がっております。 |

