seabassbox …河川流体力学的考察2

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その1に引続きマイナーな流体力学的考察を続けます。

★橋桁ポイントについて

河川内のシーバスポイントとして、よく紹介されますのが橋桁回りであることは皆様ご存知でしょう。これは橋という人為的ストラクチャーによって変化が生じ、そこにベイトそしてシーバスが着いたり回遊したりすることで、ポイントが形成されます。

この変化には夜間の照明や橋の影によっておこる、明暗的なものと橋桁によって起こる流れの変化という二面の切り口があります。ここでは後者の物理的な変化を流体論的に考察したいと思います。



平坦な河であればあるほど、橋桁によって生じる水流の変化は大きな意味合いを持ちます。水流の流れによって生じる水中酸素量の変化は海でいう潮目のようなものを形成して、ベイトやプランクトンが溜まりやすい環境を形成します。

今回はこの部位の流れの変化に伴って生じる「渦」と、それの所産としての水底の窪みという側面から話を致します。まず渦には水平に生じるカルマン渦があります。これは橋脚のような障害物の後ろに左右交互に発生する渦を差し、淀みを形成します。この淀みにはベイトが一時的に溜まることもあり、それを狙うシーバスの付き場 ともなります。

小生のもう一つの対象でありますコイのパン餌流し釣りでも、このポイントは欠かせません。橋桁ぎりぎりに流れたパン餌がこの渦に巻き込まれる瞬間にバイトするケースが多いようです。



橋脚まわりでは水平方向に発生するカルマン渦と同時に、もう一つ底方向に発生する渦が出来ます。これを馬蹄形渦と呼びます。
この渦は柱の上流側の底近くから発生する三次元的渦で、橋脚周辺の土砂を洗掘して窪みを形成させます。

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橋脚に当たった流れは左右に一部別れますが、下方向に強い流れが発生いたします。これは障害物に当たった流れは四方に分散する訳ですが、上方向への流れは水の比重があるために水面を大きく隆起させるには至らず、上下方向の水流は下方向へより強い流れを形成いたします。

この流れによって橋脚の正面真下から側面〜後方まで、橋脚付け根の土砂が採掘されて、橋脚周囲の水底に窪み(深み)が形成されます。例えとしては適当ではありませんが、砂浜の波打ち際に立ち込んだ方なら心当たりがおありでしょうが、返す波で足元の砂がすくわれて足を取られて後方に転びそうになった経験はありませんか?

この馬蹄形渦によって生じました橋脚周囲の深みは、魚にとっては絶好の隠れ家で、そこに潜んで上流からのベイトを待つといった事がイメージできると思います。



この様に橋げたの周辺では、色々な渦が形成されてポイントを形成されます。皆様も橋げた回りにルアーをプレゼンする際は、この渦のイメージを頭の隅に描いてされますと、少しは有機的な攻め方ができるのではないでしょうか?


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